試合会場レポート

<要約レポート>

　ホームでの連勝を得て勢いに乗りたい東レアローズ静岡と、GAME２で浮上のきっかけを掴みたいヴォレアス北海道との対戦。
　第１セット、東レ静岡は西本、アラン、難波のブロックで得点する。対するヴォレアスは好レシーブからタンメマーが速攻を決めてチームの勢いを高める。東レ静岡は楠本がバックアタックを決めて５点差とし、終盤はアランがポイントを重ねて第１セットを奪った。
　第２セット、ヴォレアスは相手のサーブで揺さぶられるも、粘り強い繋ぎで張や陳、三好が得点に繋げる。東レ静岡は一度は離されるが西本のブロックポイントで21－20と逆転を果たす。東レ静岡は重藤の連続ポイントを含む８連続ポイントで、このセットも奪った。
　第３セット、ヴォレアスは池田の果敢な攻撃でポイントを重ね、12－９と相手を突き放す。東レ静岡はアランのサービスエースとバックアタックで一気に逆転を果たす。ヴォレアスも張のサービスエースで再び18－17と逆転し、外崎の好レシーブで相手に隙を与えずリード、１セットを奪い返した。
　第４セット、東レ静岡はアランのブロックやアタックポイントで着実にリードする。対するヴォレアスは鍬田、外崎の好レシーブを速攻に結びつけて20－20に追いつく。ここからヴォレアスは積極的なサーブを展開して流れを掴み、勝る勢いでデュースを制し、最終セットに持ち込んだ。
　第５セット、西本が前半で４得点をして東レ静岡に流れを呼び込む。難波のサービスエースとアランの高さでこのセットは相手を圧倒し、東レ静岡が勝利した。