試合会場レポート

<要約レポート>

　12連勝を狙う東レアローズ滋賀とホームゲーム最終戦を勝利で飾りたいPFUブルーキャッツ石川かほくの一戦。
　第１セット序盤、東レ滋賀は田代の的を絞らせない巧みなトスワークからの攻撃、PFUはバルデスを中心に得点を重ね、一進一退の展開となる。中盤、東レ滋賀が田代のサービスエース、谷島の好レシーブで勢いに乗る。PFUはバルデスのライトからの攻撃を中心に得点を重ねるも、深澤のサービスエースで流れを掴んだ東レ滋賀がセットを先取した。
　第２セット、PFUはバルデスを中心に得点を重ねるが、東レ滋賀はヌワカロールを中心に得点しリードを許さない。終盤、PFUは長友のサーブと、大熊のバックアタックで21－18とリードする。東レ滋賀は田代のサーブで相手レシーブを崩し、ヌワカロールのライトからの攻撃で１点差まで詰め寄るも、PFUがバルデスのスパイクでセットを奪い返した。
　第３セット、PFUはタットダオ、大熊が、東レ滋賀は深澤、ヌワカロールが攻撃の軸となり得点を重ねる。中盤、PFUが細沼の連続ブロックから４点をリードすると、途中交代した長友のサービスエース、大熊、バルデスのスパイクで流れを掴み、勢いのままセットを連取した。
　第４セット、序盤から一進一退の攻防が続くも、東レ滋賀は深澤のスパイクを皮切りに連続得点を重ねリードを死守する。終盤、東レ滋賀ヌワカロールがスパイクを決めセットを奪い返し、勝負の行方はファイナルセットに持ち越された。
　第５セット序盤、PFUはバルデスのスパイク、大熊のサービスエースでリードする。しかし、東レ滋賀がヌワカロール、深澤のスパイクを含む５連続得点から逆転し、勢いそのままセットを取り、東レ滋賀が勝利した。