Press Release

2015日韓V.LEAGUE TOP MATCH 男子 OK貯蓄銀行ラッシュ&キャッシュ対JTサンダーズ戦 レビュー

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\n■2015日韓V.LEAGUE TOP MATCH 男子
\n OK貯蓄銀行ラッシュ&キャッシュ対JTサンダーズ戦レビュー
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\n 創部84年目で悲願の初優勝を果たしたJTサンダーズと、創部わずか2年目で初優勝を果たしたOK貯蓄銀行ラッシュ&キャッシュ。両チームとも、ブラジル代表のヴィソット,レアンドロ(JT)、元キューバ代表のシモン, ロベルランディ(OK貯蓄銀行)と世界大会でも活躍したオポジットを擁し、JTはキャプテンの越川、OK貯蓄銀行はソン,ミョングンといった高い攻撃力を持つ選手が揃う。
\n 1本で流れを変える強烈なサーブや、スパイク、さらにはその攻撃を阻む組織立ったブロックなど、東アジアの頂上決戦にふさわしい、白熱した攻防が繰り広げられた。
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\n まず先行したのはJT。オポジットのシモンに対し、2枚、時には3枚ブロックでコースを限定させ、抜けたボールはリベロの酒井がつなげ、ヴィソット、越川が決めるV・プレミアリーグ同様の必勝パターンで得点を重ね、第1セットを25-20で先取する。
\n しかし第2セット、OK貯蓄銀行のキム,セジン監督が動く。オポジットのシモンをミドルブロッカーに入れ、オポジットにはキャプテンのカン,ヨンジュンを入れる。さらにセットの途中にはセッターも代え、第1セットとは全く違うメンバー構成に。もともと少ないデータの中で、さらに新しい布陣を敷かれ、JTの選手、ベンチは混乱。第1セットは効果的に決まっていたブロックの本数も少なくなり、対するOK貯蓄銀行はミドルからのシモンの高い打点からのクイックが決まり、波に乗ると、そのままJTを押し切り、25-18で第2セットはOK貯蓄銀行が奪取した。
\n 第2セットと同じ布陣で臨んだOK貯蓄銀行に対し、JTは疲れの見え始めたヴィソットではなく八子、越川が軸となり得点を重ねる。18-19と競り合いが続く中、越川の連続サービスエースで突き放し、一歩抜け出したかと思われたがOK貯蓄銀行もすぐさま盛り返し、24-24とジュースへ突入する。シモン、ヴィソット、越川、ソン,ミョングンの打ち合いが続く中、最後はOK貯蓄銀行のスパイクがアウトとなり、29-27で大接戦を制したJTがセットカウント2-1とリードした。
\n ところが第4セット、キム,セジン監督が再び動く。第1セットと同様に再びシモンをミドルからオポジットに、セッターもスタメンのイ,ミュングに戻し、カン,ヨンジュンをレフトに入れる。強打かと思いきや前に落とすシモンのサーブにも翻弄され、完全に流れはJTからOK貯蓄銀行へ移行。時にはミドル、また違う局面ではオポジットと攻撃を自在に変えるシモンの活躍でJTを引き離し、第4セットは25-16、OK貯蓄銀行が取り返し、フルセットへ。勢いをそのままに、スタート直後に5連続得点を挙げたOK貯蓄銀行が最終セットも常にリードし、終盤を迎える。JTも越川や八子のスパイクやサーブで応戦したが、あと一歩が届かず、15-13でOK貯蓄銀行がJTを振り切り、大激戦を制し、日韓トップマッチを制した。
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\n 勝利したキム,セジン監督は「結果を出せて非常に嬉しく思う」と満足そうに振り返った。シモンの使い分けについても「試合の終盤に熱くなる選手なので、大事なところでやってくれると思っていたし、その能力を生かすポジションを任せた」と笑顔を見せた。
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\n 敗れはしたものの、JTのヴコヴィッチ監督は「若い相手チームに対し、(日本とは異なる)ボールに苦戦しながらも非常にいい試合をしてくれた」と評価し、MIPを受賞した越川も「シモンのような高さがあるミドルと戦ったことがない選手ばかりの状況で、リーグの疲労もある中、負けはしたけれどいいゲームができたことは収穫」と成果を述べた。
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