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【レポート】豊田合成と東レが2連勝!~V・ファイナルステージ 男子ファイナル6小牧大会(2/19)~

2016/17V・プレミアリーグ男子 V・ファイナルステージ ファイナル6は2月19日(日)、小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧)にて大会2日目が開催されました。

第1試合は前日ストレート勝ちした豊田合成トレフェルサが堺ブレイザーズに、第2試合は東レアローズがパナソニックパンサーズにそれぞれストレートで勝利を収めました。豊田合成と東レは共にファイナル6で2連勝を飾りました。

<第1試合>  豊田合成トレフェルサ3(34-32・27-25・25-23)0堺ブレイザーズ
第1セットは、豊田合成が序盤から先行します。しかし20点を過ぎてから堺が逆転し、デュースへ。堺がウォレス,マルティンスのアタックなどで何度もマッチポイントを握りますが、押しきることができず。最後はイゴール,オムルチェンのスパイクが決まり、豊田合成が34-32で第1セットを取りました。第2セットも豊田合成が先行し、後半から堺が追い上げる展開です。堺はウォレスのサービスエースで24-24と追いつき、このセットももつれます。最後は傳田亮太がサーブをノータッチエースで決めて、27-25で堺を振り切り、豊田合成が連取しました。第3セットもお互いに譲らず、競りながら進みますが、25-23で豊田合成が勝ちきり、セットカウント3-0で豊田合成が勝利を収めました。豊田合成は試合後にクリスティアンソン,アンディッシュ監督が「昨日大事な試合をいいプレーで勝って、今日は堺が絶対に勝たないといけないと思って臨んでくることは分かっていたので、心理的にも難しい試合だと思っていた」と振り返った通り、波に乗れない場面もありましたが、ファイナル6で2連勝を飾り、11ポイントで首位を走っています。



VOMには豊田合成の傳田亮太選手が選出されました。



選手コメント
■豊田合成トレフェルサ
高松卓矢 選手
「昨日のパナソニック戦(ストレート勝ち)に続いての今日の試合でしたが、決して気を抜いていた訳ではなく、堺ブレイザーズのクオリティが高く、こちらの対策をしっかりしてこられたというのを感じる、すごくいい試合だったと思います。その高いクオリティに負けずに、こちらが打ち勝てたことはすごく良かったです。結果として3ポイントをゲットできて、今週の2連勝はとても大きいと思います」

傳田亮太 選手
「試合前のミーティングでも厳しい試合になると話していて、その通りすんなり勝たせてはくれませんでした。ただ自分たちのフィーリングも上がってきていて、いいバレーが出来ていると思います」



■堺ブレイザーズ
佐川翔 選手
「昨日は0ポイントで終わり、ファイナル3へ向けて今日が一番大事な試合だったなかで、あと1点2点が何で取れないということが今後の課題だと思います。豊田合成が相手でも、自分たちのやるべきことを明確に出来れば、十分勝負できるチームだと思うので、この後も頑張ります」



<第2試合>  東レアローズ3(25-16・25-23・25-20)0パナソニックパンサーズ
第1セットは前日の完勝の勢いそのままに東レがリズムに乗ってセットを奪います。第2セットも東レの流れは変わらす、サーブレシーブが安定し、ジョルジェフ,ニコラを中心に攻撃を組み立てます。パナソニックも粘りますが、第2セットも25-23で東レが連取しました。第3セットも東レはセッター藤井直伸がセンター線も使いながらボールを揺さぶり、的を絞らせません。パナソニックもミハウ,クビアクがアタックにブロックに奮闘しますが、反撃は実らず。第3セットも東レが25-20で取って、ストレート勝ちで2連勝を飾りました。東レの小林敦監督は「昨日に続いて高い集中力でプレーし、よく頑張ってくれた」と選手たちを称賛しました。東レは首位の豊田合成に1ポイント差の2位とぴったり追走しています。



VOMには東レアローズのジョルジェフ,ニコラ選手が選出されました。



選手コメント
■東レアローズ
米山裕太 選手
「サーブで攻めてジョルジェフへつなぐという、うちの得意な展開でした。途中にパナソニックの二枚替えなどで粘られることもありましたが、受けることなく勝ちきれたので良かったです」



■パナソニックパンサーズ
ミハウ,クビアク 選手
「今日の試合について、いま具体的に話す言葉が見当たりません。チームはこれから戦うために目覚めないといけません。スポーツではプレッシャーと戦うことが必要です。相手ではなく自分たちの問題。全員が自分の仕事を全うすることです」


 
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