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【レポート】久光製薬、トヨタ車体が連勝!~V・ファイナルステージ 女子ファイナル6福岡大会(2/19)~
本日2月19日(日)、2016/17V・プレミアリーグ女子 V・ファイナルステージ ファイナル6福岡大会2日目を開催。
第1試合はトヨタ車体クインシーズがストレートで首位・NECレッドロケッツに勝利。第2試合は久光製薬スプリングスが3試合連続のフルセットを制して、連勝を飾りました。
<第1試合> NECレッドロケッツ 0 (22-25・21-25・34-36) 3 トヨタ車体クインシーズ
序盤からトヨタ車体が先行。この日もサーブやアタックで強打を見せつけるポリーナを軸に緩急織り交ぜた攻撃で翻弄します。対するNECはリベロ・鳥越を中心にレシーブで粘りを見せて必死で食らいつき、古賀のアタックに繋げて応戦します。それでもポリーナを止められないNECは終盤3連続ポイントを許し、第1セットはトヨタ車体が先取しました。
第2セットに入り、徐々に攻撃のかみ合い始めたNECは近江ら攻撃陣が奮起。4連続ポイントで流れを引き寄せたかに見えましたが、勢いの止まらないトヨタ車体・ポリーナが負けじと応戦。見応えのある点の取り合いが続くと、終盤トヨタ車体が荒木のブロックで一気に波に乗り、このセットも連取します。
後のないNECは第3セット序盤から積極的に仕掛け、大野のアタックとその後のブロックによる連続ポイントで流れをつかみます。ここから反撃開始かと思われましたが、終盤に入るとトヨタ車体がじりじりと差を詰めます。ポリーナを警戒するNECの裏をかくように荒木のアタックが決まり、ついにデュースへ。ここからお互い一歩も譲らない接戦となります。NECは古賀にボールを集めて先行しますが、このセットに入っても勢いの衰えないトヨタ車体・ポリーナと荒木の攻撃が冴えて競り合いを制し、ストレートで勝利。福岡大会を連勝で終えました。
VOMは、トヨタ車体クインシーズ・荒木恵里香選手が選出されました。
■選手コメント
トヨタ車体クインシーズ 比金桃子選手
「3セット目は競り合いになって厳しい内容でした。最後の2点を取りきって勝てたことでチームが良くなっているのを感じました。」
トヨタ車体クインシーズ 荒木絵里香選手
「大切なファイナル6で連勝できたことがうれしいです。チームのために動き続けて、勝てて良かったです。今後もチャレンジャーの気持ちで目の前の一戦、一本に魂を込めて戦います。」
NECレッドロケッツ 古賀紗理那選手
「自分たちの持ち味である繋ぎの部分で、いつもは落ちないボールが落ちてしまったりとリズムが作り切れなかったです。どこか受け身に回った部分があったと思います。次は切り替えて、JT戦に臨みたいと思います。」
<第2試合> 久光製薬スプリングス 3 (25-27・25-20・25-21・18-25・15-10) 2 東レアローズ
第1セット、東レは木村(沙)のサーブで相手を崩して攻撃に繋げ、序盤からリード。その後も堀川の連続ポイントで流れを引き寄せます。一方の久光製薬はなかなかリズムが掴めず苦しみますが、長岡・新鍋のアタッカー陣が要所で強打を決めて応戦。デュースに持ち込みます。しかし最後は木村(沙)のアタックが決まり、東レがこのセットを奪います。
第2セットも東レが序盤はリード。木村(沙)のレシーブからしっかりと攻撃を組み立て、迫田・堀川のアタックで得点を重ねます。エンジンのかからない久光製薬でしたが、苦しい時に頼りになるのはやはり長岡。強打でリズムを作ると、終盤の4連続ポイントで一気に流れに乗り、このセットを取り返します。
その勢いのまま、第3セットも久光製薬ペース。東レのミスも重なり、最後まで一度もリードを許さず、このセットも連取しました。
第4セットは逆に東レが躍動。序盤こそ点を取り合ったものの、堀川・カーリーのアタックで圧倒し、終盤の4連続ポイントで一気に引き離して最終セットへ持ち込みます。
最終セットは久光製薬が終始ペースを握り、石井・新鍋を軸に攻撃。最後は長岡がアタックを決め、「メンタル面で自信になる」(久光製薬・酒井監督)と胸を張る3試合連続のフルセットの接戦を制しました。
VOMは、久光製薬スプリングス・新鍋理沙選手が選出されました。
■選手コメント
久光製薬スプリングス 石井優希選手
「ファイナル6に入って3試合ともフルセットになり、苦しい展開でした。ここからはポイントも大切になってきますし、スタートダッシュを大切にしていきたいと思います。単調にならないよう、動いて攻撃を仕掛けようと気を付けていましたが、穴を見つけて仕掛けていかないと自分たちが苦しくなるので、反省点が多いです。連覇は狙っていますが、1戦1戦が大切だと思います。」
東レアローズ 木村沙織選手
「序盤は良く、しっかり1セット目が取れましたが、2セット目にリードしていたのに取り切れず、もったいなかったと思います。5セットまで持って行けましたが、両サイドからの攻撃が決まらなくなり、相手のブロックに引っかけられたりと自分たちの得点にできなくなってしまいました。相手にやられるというより、自分たちのミスから崩れる荒い部分があるのが反省点です。」
次週は大田区総合体育館(東京都・大田区)にて、4試合を開催します。
■2月25日(土) 13:00~
第1試合:久光製薬 vs JT、第2試合:日立 vs 東レ
■2月26日(日) 12:35~
第1試合:NEC vs JT、第2試合:日立 vs トヨタ車体
第1試合はトヨタ車体クインシーズがストレートで首位・NECレッドロケッツに勝利。第2試合は久光製薬スプリングスが3試合連続のフルセットを制して、連勝を飾りました。
<第1試合> NECレッドロケッツ 0 (22-25・21-25・34-36) 3 トヨタ車体クインシーズ
序盤からトヨタ車体が先行。この日もサーブやアタックで強打を見せつけるポリーナを軸に緩急織り交ぜた攻撃で翻弄します。対するNECはリベロ・鳥越を中心にレシーブで粘りを見せて必死で食らいつき、古賀のアタックに繋げて応戦します。それでもポリーナを止められないNECは終盤3連続ポイントを許し、第1セットはトヨタ車体が先取しました。
第2セットに入り、徐々に攻撃のかみ合い始めたNECは近江ら攻撃陣が奮起。4連続ポイントで流れを引き寄せたかに見えましたが、勢いの止まらないトヨタ車体・ポリーナが負けじと応戦。見応えのある点の取り合いが続くと、終盤トヨタ車体が荒木のブロックで一気に波に乗り、このセットも連取します。
後のないNECは第3セット序盤から積極的に仕掛け、大野のアタックとその後のブロックによる連続ポイントで流れをつかみます。ここから反撃開始かと思われましたが、終盤に入るとトヨタ車体がじりじりと差を詰めます。ポリーナを警戒するNECの裏をかくように荒木のアタックが決まり、ついにデュースへ。ここからお互い一歩も譲らない接戦となります。NECは古賀にボールを集めて先行しますが、このセットに入っても勢いの衰えないトヨタ車体・ポリーナと荒木の攻撃が冴えて競り合いを制し、ストレートで勝利。福岡大会を連勝で終えました。
VOMは、トヨタ車体クインシーズ・荒木恵里香選手が選出されました。
■選手コメント
トヨタ車体クインシーズ 比金桃子選手
「3セット目は競り合いになって厳しい内容でした。最後の2点を取りきって勝てたことでチームが良くなっているのを感じました。」
トヨタ車体クインシーズ 荒木絵里香選手
「大切なファイナル6で連勝できたことがうれしいです。チームのために動き続けて、勝てて良かったです。今後もチャレンジャーの気持ちで目の前の一戦、一本に魂を込めて戦います。」
NECレッドロケッツ 古賀紗理那選手
「自分たちの持ち味である繋ぎの部分で、いつもは落ちないボールが落ちてしまったりとリズムが作り切れなかったです。どこか受け身に回った部分があったと思います。次は切り替えて、JT戦に臨みたいと思います。」
<第2試合> 久光製薬スプリングス 3 (25-27・25-20・25-21・18-25・15-10) 2 東レアローズ
第1セット、東レは木村(沙)のサーブで相手を崩して攻撃に繋げ、序盤からリード。その後も堀川の連続ポイントで流れを引き寄せます。一方の久光製薬はなかなかリズムが掴めず苦しみますが、長岡・新鍋のアタッカー陣が要所で強打を決めて応戦。デュースに持ち込みます。しかし最後は木村(沙)のアタックが決まり、東レがこのセットを奪います。
第2セットも東レが序盤はリード。木村(沙)のレシーブからしっかりと攻撃を組み立て、迫田・堀川のアタックで得点を重ねます。エンジンのかからない久光製薬でしたが、苦しい時に頼りになるのはやはり長岡。強打でリズムを作ると、終盤の4連続ポイントで一気に流れに乗り、このセットを取り返します。
その勢いのまま、第3セットも久光製薬ペース。東レのミスも重なり、最後まで一度もリードを許さず、このセットも連取しました。
第4セットは逆に東レが躍動。序盤こそ点を取り合ったものの、堀川・カーリーのアタックで圧倒し、終盤の4連続ポイントで一気に引き離して最終セットへ持ち込みます。
最終セットは久光製薬が終始ペースを握り、石井・新鍋を軸に攻撃。最後は長岡がアタックを決め、「メンタル面で自信になる」(久光製薬・酒井監督)と胸を張る3試合連続のフルセットの接戦を制しました。
VOMは、久光製薬スプリングス・新鍋理沙選手が選出されました。
■選手コメント
久光製薬スプリングス 石井優希選手
「ファイナル6に入って3試合ともフルセットになり、苦しい展開でした。ここからはポイントも大切になってきますし、スタートダッシュを大切にしていきたいと思います。単調にならないよう、動いて攻撃を仕掛けようと気を付けていましたが、穴を見つけて仕掛けていかないと自分たちが苦しくなるので、反省点が多いです。連覇は狙っていますが、1戦1戦が大切だと思います。」
東レアローズ 木村沙織選手
「序盤は良く、しっかり1セット目が取れましたが、2セット目にリードしていたのに取り切れず、もったいなかったと思います。5セットまで持って行けましたが、両サイドからの攻撃が決まらなくなり、相手のブロックに引っかけられたりと自分たちの得点にできなくなってしまいました。相手にやられるというより、自分たちのミスから崩れる荒い部分があるのが反省点です。」
次週は大田区総合体育館(東京都・大田区)にて、4試合を開催します。
■2月25日(土) 13:00~
第1試合:久光製薬 vs JT、第2試合:日立 vs 東レ
■2月26日(日) 12:35~
第1試合:NEC vs JT、第2試合:日立 vs トヨタ車体