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【レポート】2017アジアクラブ女子選手権大会1日目(5/25)

「2017アジアクラブ女子選手権大会」(以下、女子アジアクラブ2017)が5月25日(木)、カザフスタンのオスケメンで開幕しました。

日本から出場している2015/16Vプレミアリーグ女子王者の久光製薬スプリングスは予選プールBに入り、初戦でフィリピンのRebisco Manilaと対戦し、ストレートで勝利を収めました。



<第1戦目>5月25日(木) 予選プールB
久光製薬スプリングス 3(25-17・25-10・25-14)0 Rebisco Manila(フィリピン)


初戦の対戦相手は196cm のエース・サンティアゴを擁するRebisco Manila(フィリピン)です。カスゴッドのサーブ、セッターのツーアタックで先制し、フィリピンが試合開始早々に流れに乗りファーストテクニカルタイムアウトを迎えます。先行された久光製薬は、序盤に今村優香の連続サーブで同点に追いつきました。今村は勢いに乗ってブロックも決めると逆転。久光製薬は16-11でセカンドテクニカルタイムアウトを取ります。フィリピンは、エースのサンティアゴの高さあるスパイクで粘るも、久光製薬のセンター陣を打ち崩すことができず、25-17で久光製薬が第1セットを先取しました。

第2セット、久光製薬は森谷史香の移動攻撃や今村のサーブなどで13-2とリードを広げます。セッター・栄絵里香も好調な森谷やセンター陣を生かすトス回しに展開し、フィリピンはなかなか点数を上げられません。久光製薬はそのまま大量リードで逃げ切り、25-10でセットを連取。

2セット連取で久光製薬はさらに波に乗ります。今村のブロックアウト、森谷の移動攻撃などセッターの巧みなトス回しで勢いを増して、相手を苦しめます。対するフィリピンもサンティアゴのバックアタック、ゴンザガのサイドとトスを散らし、幅のある攻撃を展開して意地を見せるも、キャプテン石橋里紗が要所でブロックを決めて相手の攻撃を封じると、最後はこの試合初めてコートインした兒玉仁美がクイックを決め、第3セットを25-14で取って試合終了。久光製薬が初戦をストレートで勝利しました。



コメント
酒井新悟 監督
「前半こそ相手に主導権を握られましたが、中盤から自分達のバレーができ、最後まで走ることができました。これからまだまだ気の抜けない試合が続きますが、この勢いを維持させて戦い抜きたい」

今村優香 選手
「初戦ということで固さもありましたが、自分達のバレーができて、明日につながる良いスタートがきれました」

田浦優歌 選手
「テーマだった運動量と粘りを出し切るということをしっかり練習からやってきて、それが初戦で出来たと思います」



2017アジアクラブ選手権 特設ページ
http://www.vleague.or.jp/2017_asia_club/


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