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【レポート】2017アジアクラブ女子選手権大会2日目(5/26)

「2017アジアクラブ女子選手権大会」(以下、女子アジアクラブ2017)は5月26日(金)、大会2日目が行われました。久光製薬スプリングスは中国のTIANJIN BOHAI BANK(天津渤海銀行)と予選プールBの2戦目を戦い、セットカウント3ー1で勝利を収めました。



<第2戦目>5月26日(金) 予選プールB
久光製薬スプリングス 3(25-21・25-22・14-25、25-18)1 TIANJIN BOHAI BANK(天津渤海銀行/中国)


久光製薬は予選プール第2戦で中国の天津渤海銀行と対戦しました。開始直後は天津のユ,ジュンウェイのサービスエースで先行されますが、今村優香がアタック、サーブで平均身長が10cm以上高い相手を封じ、8-6と久光製薬がリードします。中盤にはリベロの戸江真奈がスーパーレシーブでつなぎ、今村が188cmのユのスパイクをブロックするなど、久光製薬が優勢で進みます。天津はジャン,シャオティンを中心に強力なスパイクで巻き返しを図りますが、久光製薬も浮島杏加子らが負けじと応戦し、どちらも流れをつかみきれない展開が続きます。終盤にキャプテン・石橋里紗のブロックから一気に点差を広げた久光製薬が、25-21で第1セットを奪いました。

第2セットは、序盤に石橋のブロックが決まり、久光製薬が流れをつかみかけますが、天津がユ、ワン,クィアンの攻撃で断ち切り、一進一退の攻防が続きます。久光製薬はセンター陣がうまく機能し始めて徐々に点差を広げていきますが、中盤に天津が長いラリーを制して、16ー16でこの試合初めて同点となります。ここから久光製薬がセッターの栄絵里香が浮島、今村を軸に得点を積み重ね、25-22で連取しました。

第3セットは後のなくなった天津が、立ち上がりからエースのユにボールを集めます。キャプテンのチェン,リィのブロックも決まり、久光製薬は0-4と先行されます。ミスが出始めた久光製薬は天津に攻められ、セカンドテクニカルタイムアウトを6-16とリードを許して迎えます。このセットを終始追う展開の久光製薬は、天津のサーブに揺さぶられ、粘り強いレシーブと強烈なスパイクに苦しめられ、25-14でこのセットを落としました。

第4セットは、開始直後に天津のブロックが決まりますが、浮島のライト攻撃で久光製薬がすぐに流れを断ち切ります。石橋のサービスエースなどで連続得点を挙げてリードすると、粘りを発揮して、天津に反撃を許しません。天津は焦りが出始めミスが続き、久光製薬は最後まで流れを渡さず、最後は試合のベストスコアラーの今村のスパイクで25-18で4セット目を奪取。久光製薬はセットカウント3-1で勝利し、2連勝を飾りました。



コメント
酒井新悟 監督
「レベルの高い天津渤海銀行を相手に、スタートから走れたことは良かったです。しかし3セット目のミスから切り替えが出来ず、セットを取られてしまったことは今後の大きな課題です。厳しい戦いが続きますが、自分達のバレーで一戦一戦を戦い抜きたいと思っています。日本からの応援ありがとうございました」

加藤光 選手
「日本からの応援ありがとうございます。自分達の良いところが出たときもありましたが、3セット目は立て直せなかった部分がありました。試合が続くにつれてレベルも上がるので、しっかり修正させて自分達のバレーをしていきたいです」


2017アジアクラブ選手権 特設ページ
http://www.vleague.or.jp/2017_asia_club/

写真提供:AVC
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