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【レポート】久光製薬は1-3でタイに敗れて準優勝!~2017アジアクラブ女子選手権大会最終日(5/31)~
「2017アジアクラブ女子選手権大会」(以下、女子アジアクラブ2017)は5月31日(水)、大会最終日が行われました。久光製薬スプリングスはタイ代表のシュプリームVC(SUPREME VC)と決勝戦を戦い、1-3で敗れ、準優勝となりました。
<決勝戦>5月31日(水)
久光製薬スプリングス 3(15-25,23-25,25-23,13-25)1 シュプリームVC (SUPREME VC/タイ)
久光製薬スプリングスは決勝戦でタイ国内のドリームチームとも言える陣容のSUPREME VCと対戦しました。久光製薬は田浦優歌のサービスエースから試合は好スタートを切りますが、シュプリームのセネガル出身・ファトゥ,ディウックが連続得点で3-3と並ばれ、マン,ジュネビーブが久光製薬をブロックで捕らえリードを奪います。シュプリームはファトゥにボールを集めてさらに点差を広げていきます。久光製薬はサーブミスなどから得点が伸びず苦しい展開となり、奪われたリードを最後まで取り戻すことができずに第1セットを15-25で先に取られます。
第2セット、久光製薬は円陣を組み、声を合わせてコートイン。第1セットを奪って動きの良くなったシュプリームに、今大会のベストオポジットに選ばれた浮島杏加子のスパイクが封じられ、久光製薬は攻撃が思うように決まりません。今村優香のサーブから追い上げを見せるも、ファトゥの勢いを止めることが出来ずに追う展開が続きます。終盤に新人・加藤光が随所に良いプレーを見せて得点につなげますが、シュプリームVCが逃げ切り、2セットを連取しました。
今大会で初めて2セットを先取されて追い詰められた久光製薬は、第3セットのスタートから栄絵里香がサーブで攻め、3-0とリードします。久光製薬が一気に突き放すかに見えましたが、この試合絶好調のファトゥの攻撃をとらえることが出来ず逆転されます。中盤にメンバーチェンジでコートに入った金森晴香のクイック攻撃から流れをつかむと、20-20と同点に追いつきます。20点以降にシュプリームはタイ代表のベテラン・ティンカオ,プルームジットが2本続けて鋭いスパイクを決め、貫禄を見せますが、金森が24点目にブロックを決めるとそのまま25-23でセットを奪い返します。
第4セットは、加藤の連続得点で久光製薬が有利に走り出します。シュプリームもキャプテン・アピヤポン,ウィラワンの落ち着いたプレーでチームが持ち直すと8-5でファーストテクニカルタイムアウトを迎えます。一方の久光製薬は金森、加藤が攻める強気なプレーで攻撃の起点となりますが、シュプリームの緩急あるサーブを拾うことができずに、12-6と大量リードを許します。久光製薬は中盤の失点が大きく響き、13-25でシュプリームVCに取られ、3-1で敗戦し準優勝で大会を終えました。
【2017アジアクラブ女子選手権大会 最終順位】
1位. Supreme VC (THA)
2位. 久光製薬スプリングス (JPN)
3位. Tianjin Bohai Bank (CHN)
4位. Altay VC (KAZ)
5位. Taiwan Power (TPE)
6位. Sarmayeh Bank (IRI)
7位. Vietin Bank (VIE)
8位. Rebisco-PSL (PHI)
【2017アジアクラブ女子選手権大会 個人賞】
Best Setter: Di Yao of Tianjin Bohai Bank (CHN)
Best Outside Hitter: Chatchu-on Mosksri of Supreme VC (THA)
Second Best Outside Hitter: Inna Matveyeva of Altay VC (KAZ)
Best Middle Blocker: Pleumjit Thinkaow of Supreme VC (THA)
Second Best Middle Blocker: Kristina Anikonova of Altay VC (KAZ)
Best:Libero: 戸江真奈 (JPN)
Best:Opposite: 浮島杏加子 (JPN)
Most:Valuable Player: Fatou Diouck of Supreme VC (THA)
試合後コメント
酒井新悟 監督
「連戦に及び、日本から熱いご声援ありがとうございました。決勝は今シーズン最後の試合となり、全員の力を結集させて挑みました。結果は1-3と本当に悔しい結果でしたが、最後まで粘り、1点1点を取っていく過程の中で、1人1人が最高のパフォーマンスをしてくれました。コートに入ったメンバーだけでなく、控えの選手もここぞという時にチームを支えてくれたことで、チームが崩れることなく戦えたと思います。収穫の多い試合となり、来シーズンさらに強化すべき点をしっかりと強化し、世界で戦える集団となるべく、今後頑張っていきたい。ご声援本当にありがとうございました」
キャプテン・石橋里紗 選手
「長い連戦の中で様々なことを考えて、勝つために真剣に挑んだ貴重な大会期間でした。この経験や思いを次に活かし、また来シーズンも世界に挑戦する久光製薬スプリングスとなれるように強化していきたいです。日本から熱いご声援、本当にありがとうございました」
<決勝戦>5月31日(水)
久光製薬スプリングス 3(15-25,23-25,25-23,13-25)1 シュプリームVC (SUPREME VC/タイ)
久光製薬スプリングスは決勝戦でタイ国内のドリームチームとも言える陣容のSUPREME VCと対戦しました。久光製薬は田浦優歌のサービスエースから試合は好スタートを切りますが、シュプリームのセネガル出身・ファトゥ,ディウックが連続得点で3-3と並ばれ、マン,ジュネビーブが久光製薬をブロックで捕らえリードを奪います。シュプリームはファトゥにボールを集めてさらに点差を広げていきます。久光製薬はサーブミスなどから得点が伸びず苦しい展開となり、奪われたリードを最後まで取り戻すことができずに第1セットを15-25で先に取られます。
第2セット、久光製薬は円陣を組み、声を合わせてコートイン。第1セットを奪って動きの良くなったシュプリームに、今大会のベストオポジットに選ばれた浮島杏加子のスパイクが封じられ、久光製薬は攻撃が思うように決まりません。今村優香のサーブから追い上げを見せるも、ファトゥの勢いを止めることが出来ずに追う展開が続きます。終盤に新人・加藤光が随所に良いプレーを見せて得点につなげますが、シュプリームVCが逃げ切り、2セットを連取しました。
今大会で初めて2セットを先取されて追い詰められた久光製薬は、第3セットのスタートから栄絵里香がサーブで攻め、3-0とリードします。久光製薬が一気に突き放すかに見えましたが、この試合絶好調のファトゥの攻撃をとらえることが出来ず逆転されます。中盤にメンバーチェンジでコートに入った金森晴香のクイック攻撃から流れをつかむと、20-20と同点に追いつきます。20点以降にシュプリームはタイ代表のベテラン・ティンカオ,プルームジットが2本続けて鋭いスパイクを決め、貫禄を見せますが、金森が24点目にブロックを決めるとそのまま25-23でセットを奪い返します。
第4セットは、加藤の連続得点で久光製薬が有利に走り出します。シュプリームもキャプテン・アピヤポン,ウィラワンの落ち着いたプレーでチームが持ち直すと8-5でファーストテクニカルタイムアウトを迎えます。一方の久光製薬は金森、加藤が攻める強気なプレーで攻撃の起点となりますが、シュプリームの緩急あるサーブを拾うことができずに、12-6と大量リードを許します。久光製薬は中盤の失点が大きく響き、13-25でシュプリームVCに取られ、3-1で敗戦し準優勝で大会を終えました。
【2017アジアクラブ女子選手権大会 最終順位】
1位. Supreme VC (THA)
2位. 久光製薬スプリングス (JPN)
3位. Tianjin Bohai Bank (CHN)
4位. Altay VC (KAZ)
5位. Taiwan Power (TPE)
6位. Sarmayeh Bank (IRI)
7位. Vietin Bank (VIE)
8位. Rebisco-PSL (PHI)
【2017アジアクラブ女子選手権大会 個人賞】
Best Setter: Di Yao of Tianjin Bohai Bank (CHN)
Best Outside Hitter: Chatchu-on Mosksri of Supreme VC (THA)
Second Best Outside Hitter: Inna Matveyeva of Altay VC (KAZ)
Best Middle Blocker: Pleumjit Thinkaow of Supreme VC (THA)
Second Best Middle Blocker: Kristina Anikonova of Altay VC (KAZ)
Best:Libero: 戸江真奈 (JPN)
Best:Opposite: 浮島杏加子 (JPN)
Most:Valuable Player: Fatou Diouck of Supreme VC (THA)
試合後コメント
酒井新悟 監督
「連戦に及び、日本から熱いご声援ありがとうございました。決勝は今シーズン最後の試合となり、全員の力を結集させて挑みました。結果は1-3と本当に悔しい結果でしたが、最後まで粘り、1点1点を取っていく過程の中で、1人1人が最高のパフォーマンスをしてくれました。コートに入ったメンバーだけでなく、控えの選手もここぞという時にチームを支えてくれたことで、チームが崩れることなく戦えたと思います。収穫の多い試合となり、来シーズンさらに強化すべき点をしっかりと強化し、世界で戦える集団となるべく、今後頑張っていきたい。ご声援本当にありがとうございました」
キャプテン・石橋里紗 選手
「長い連戦の中で様々なことを考えて、勝つために真剣に挑んだ貴重な大会期間でした。この経験や思いを次に活かし、また来シーズンも世界に挑戦する久光製薬スプリングスとなれるように強化していきたいです。日本から熱いご声援、本当にありがとうございました」