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【レポート】豊田合成は大会初黒星もラウンド2位で準々決勝へ! 2017アジアクラブ男子選手権大会5日目(7/3)
ベトナムで開催中の「2017アジアクラブ男子選手権大会」(以下、男子アジアクラブ2017)は7月3日(月)、大会5日目が開催されました。
日本から出場している豊田合成トレフェルサは現在4連勝で、順位決定予備戦の2試合目をイランのBANK SARMAYEHと戦いましたが、0ー3でストレート負けを喫し、大会初黒星となりました。
<第5戦目>7月3日(月) 順位決定予備戦
豊田合成トレフェルサ 0(14-25・22-25・22-25)3 BANK SARMAYEH(イラン)
豊田合成トレフェルサの順位決定予備戦第2戦は、ナショナルチームの中心選手を揃える、イラン代表のBANK SARMAYEHです。翌日からの準々決勝を少しでも有利に戦うために、負けられない一戦となりました。
第1セット、序盤からBANK SARMAYEHの攻撃が豊田合成に襲い掛かります。2メートルのポーランド人セッター・ルーカス,ジガドロのトスから、シャフラム,マフムーディやファルハド,ガエミ、ミラド,エバティプールらBANK SARMAYEH攻撃陣のスパイクが決まり、豊田合成は序盤で4-11と大きく離されてしまいます。豊田合成もこの試合はオポジットに入った椿山竜介のスパイクや途中から入った岡本秀明のサービスエースなどで応戦しますが、中盤以降も逆に点差を離され、第1セットは14-25でBANK SARMAYEHに奪われてしまいます。
第2セット、豊田合成はセッター前田一誠が椿山にボールを集め、得点を重ねていきます。豊田合成が8-7とリードでファーストテクニカルタイムアウトを取ると、中盤も高松卓矢や椿山のスパイクで16-12まで点差を広げます。しかし、ここから、BANK SARMAYEHが追い上げを図り、ファルハド,ガエミのサーブから同点に追いつき勢いに乗ると、メンディ,マフダビのブロックが決まるなど、BANK SARMAYEHが豊田合成を引き離し、22-25とこのセットもBANK SARMAYEHに奪われます。
第3セット、後のない豊田合成はスタートからサーブが好調な岡本を起用し、流れを変えようと試みます。しかし、序盤からファルハド,ガエミのスパイクやアデル,ゴラミのブロックで、BANK SARMAYEHがじわじわと点差を広げていきます。豊田合成も椿山、岡本のスパイクで追いかけると、12-14の2点ビハインドから岡本のサーブがBANK SARMAYEHの守備を崩し、さらに山近哲のセンター攻撃も決まり14-14の同点に追いつきます。その後、一進一退の攻防が続きますが、20-20からシャフラム,マフムーディ、ミラド,エバティプールのスパイクが決まり、均衡が崩れるとBANK SARMAYEHがそのまま得点を重ね、豊田合成は22-25で第3セットも奪われ、この大会初黒星を喫しました。
この結果、豊田合成トレフェルサは順位決定予備戦2勝1敗となり、順位決定予備戦プールF2位で翌日の準々決勝に進むことになりました。
コメント
トミー,ティリカイネン監督
「第2セット、第3セットは取れるチャンスがあったと思います。選手が必死に戦ってくれたことは良かったと思います。状況を良くするためには賢いプレーが必要になってきます。明日からの準々決勝は相手チームがどこになろうとも、しっかり対策を練って試合に臨みたいです」
前田 一誠 選手
「前回優勝している強豪のイランでしたが、DARE TO CHALLEGEというチームスローガンのもと、果敢に挑戦しようと話し合って試合に臨みました。結果は負けてしまいましたが、自分たちのバレーボールを披露することができたとは思っています。高さのある相手に、どのようなトスを上げるといいのか考えながらプレーしていました。今日の試合もチャンスはあったと思っています。(BANK SARMAYEHは今後、決勝で当たるかもしれないが)拾えるボールを確実に拾っていって、自分たちの攻撃に繋げることができれば、次回は勝機があると思っています。明日からは1回でも負ければ、優勝の目がなくなるので、一戦必勝で、チーム全員で戦う姿勢を見せて、かつ、結果を求めて戦っていきたいと思います」
写真:AVC
2017アジアクラブ選手権 特設ページ
http://www.vleague.or.jp/2017_asia_club/
日本から出場している豊田合成トレフェルサは現在4連勝で、順位決定予備戦の2試合目をイランのBANK SARMAYEHと戦いましたが、0ー3でストレート負けを喫し、大会初黒星となりました。
<第5戦目>7月3日(月) 順位決定予備戦
豊田合成トレフェルサ 0(14-25・22-25・22-25)3 BANK SARMAYEH(イラン)
豊田合成トレフェルサの順位決定予備戦第2戦は、ナショナルチームの中心選手を揃える、イラン代表のBANK SARMAYEHです。翌日からの準々決勝を少しでも有利に戦うために、負けられない一戦となりました。
第1セット、序盤からBANK SARMAYEHの攻撃が豊田合成に襲い掛かります。2メートルのポーランド人セッター・ルーカス,ジガドロのトスから、シャフラム,マフムーディやファルハド,ガエミ、ミラド,エバティプールらBANK SARMAYEH攻撃陣のスパイクが決まり、豊田合成は序盤で4-11と大きく離されてしまいます。豊田合成もこの試合はオポジットに入った椿山竜介のスパイクや途中から入った岡本秀明のサービスエースなどで応戦しますが、中盤以降も逆に点差を離され、第1セットは14-25でBANK SARMAYEHに奪われてしまいます。
第2セット、豊田合成はセッター前田一誠が椿山にボールを集め、得点を重ねていきます。豊田合成が8-7とリードでファーストテクニカルタイムアウトを取ると、中盤も高松卓矢や椿山のスパイクで16-12まで点差を広げます。しかし、ここから、BANK SARMAYEHが追い上げを図り、ファルハド,ガエミのサーブから同点に追いつき勢いに乗ると、メンディ,マフダビのブロックが決まるなど、BANK SARMAYEHが豊田合成を引き離し、22-25とこのセットもBANK SARMAYEHに奪われます。
第3セット、後のない豊田合成はスタートからサーブが好調な岡本を起用し、流れを変えようと試みます。しかし、序盤からファルハド,ガエミのスパイクやアデル,ゴラミのブロックで、BANK SARMAYEHがじわじわと点差を広げていきます。豊田合成も椿山、岡本のスパイクで追いかけると、12-14の2点ビハインドから岡本のサーブがBANK SARMAYEHの守備を崩し、さらに山近哲のセンター攻撃も決まり14-14の同点に追いつきます。その後、一進一退の攻防が続きますが、20-20からシャフラム,マフムーディ、ミラド,エバティプールのスパイクが決まり、均衡が崩れるとBANK SARMAYEHがそのまま得点を重ね、豊田合成は22-25で第3セットも奪われ、この大会初黒星を喫しました。
この結果、豊田合成トレフェルサは順位決定予備戦2勝1敗となり、順位決定予備戦プールF2位で翌日の準々決勝に進むことになりました。
コメント
トミー,ティリカイネン監督
「第2セット、第3セットは取れるチャンスがあったと思います。選手が必死に戦ってくれたことは良かったと思います。状況を良くするためには賢いプレーが必要になってきます。明日からの準々決勝は相手チームがどこになろうとも、しっかり対策を練って試合に臨みたいです」
前田 一誠 選手
「前回優勝している強豪のイランでしたが、DARE TO CHALLEGEというチームスローガンのもと、果敢に挑戦しようと話し合って試合に臨みました。結果は負けてしまいましたが、自分たちのバレーボールを披露することができたとは思っています。高さのある相手に、どのようなトスを上げるといいのか考えながらプレーしていました。今日の試合もチャンスはあったと思っています。(BANK SARMAYEHは今後、決勝で当たるかもしれないが)拾えるボールを確実に拾っていって、自分たちの攻撃に繋げることができれば、次回は勝機があると思っています。明日からは1回でも負ければ、優勝の目がなくなるので、一戦必勝で、チーム全員で戦う姿勢を見せて、かつ、結果を求めて戦っていきたいと思います」
写真:AVC
2017アジアクラブ選手権 特設ページ
http://www.vleague.or.jp/2017_asia_club/