【レポート】2018-19新生V.LEAGUE・V1男子大会ついに開幕!
2018年10月26日(金)、大田区総合体育館(東京都)にて、2018-19新生V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子大会)が開幕いたしました。
新生V.LEAGUEのオープニングゲームは、サントリーサンバーズのホームゲームでJTサンダーズとの対戦。開幕にふさわしいフルセットにわたる激闘の末、サントリーサンバーズがホームの大観衆を前に初戦を勝利で飾りました。
■試合結果
サントリーサンバーズ 3(25-19・21-25・18-25・25-22・15-12)2 JTサンダーズ
■開幕式
開幕プロモーション映像を皮切りに、V1男子全10チーム団旗が入場し、厳かな雰囲気で始まった開幕式。BananaLemonのオフィシャルソングとダンスが華やかさを添えました。最後に、Vリーグ機構代表理事会長・嶋岡健治が高らかに開会を宣言しました。
■ホームゲームイベント
サンバーズのホームゲームイベントの代名詞である、プロジェクションマッピングが昨シーズンよりさらにバージョンアップ。レーザーアーティスト『MES』や、男子新体操アスリートが結成したアクロバットプロパフォーマンスユニット『BLUE TOKYO』が出演し、迫力満点のイベントで会場を沸かせました。
■試合後選手・監督コメント
<JTサンダーズ>
ヴコビッチ監督
「難しい試合になることは予想していた。先に大手をかけていた状態だったが、サントリーが良い試合をし、勝ち切ることができなかった。しかしながら、昨シーズンよりも自分たちのチームの良いところを見せられたと思う。」
劉力賓選手
「日本における初めての公式戦なので、チームの中でまだうまく回らないところもあったが、バレーボールはひとりではできないスポーツ。チームメイトと力を合わせていきたい。」
山本将平選手
「(サントリーサンバーズは)外国人選手が変わって、先に様子を見て分析することができない状態だった。それだけでなく、練習でやってきたことを十分発揮できなかった。初戦は敗戦となったが、続くリーグ戦に向けて頑張りたい。」
武智洸史選手
「監督から山本選手と交代するときには呼ぶと言われていたのでその覚悟はあった。自分から声をかけて雰囲気を変えられたし、守備の面では期待に応えられたと思う。攻撃面では、(ブロックで)シャットされることも多かったので、打ち方などが今後の課題だと感じた。」
<サントリーサンバーズ>
藤中謙也選手
「苦しい流れになったが練習したことが出せた。ただ、追いかける形になると自分たちのバレーが難しくなってしまう。今回は自分たちのほうから流れを渡してしまったと思う。最後はムセルスキー選手に託す形になったが、それが今後自分たちの形として、確立していきたいと思う。」
ムセルスキー・ドミトリー選手
「初戦は勝利できたし、どういうところがよくて、どこを改善していけば良いかが見えてきた。JTはとても良いチームだった。今日はバレーボールを楽しみながらプレーできたので、満足している。」
大宅真樹選手
「1セット目自分たちがつなげることができたので取れた。自分たちのちょっとしたミスから流れを渡してしまった。そこからどれだけ早く立て直せるかが今後のチームの課題だと思う。長いシーズンに向け、良いスタートを切れたと思う。」
荻野正二監督
「昨シーズンは全敗していたチームだったので、練習の成果が出せたと思う。深津選手のサーブには苦しめられた。守備で立て直せたと思う。ブロックとディグの強化した結果が出たと思う。ベンチにいる選手やスタッフも一丸となって出せた結果だと思う。」