Press Release

【女子大会】今週のみどころ(12/8~9版)

【DIVISION1 WOMEN】

 

 

今月14日(金)から皇后杯ファイナルラウンドが開催されるため、V.LEAGUEは今週末が年内最後の大会となる。

 

V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(以下、V1女子)、ウエスタンカンファレンスでは、前週、グリーンアリーナ神戸でのホームゲームに3000人の観客を集めた久光製薬スプリングスが、2週連続でホームゲームを開催する(今週末はホームタウン佐賀県にて開催)。

一番の見どころは、現在3位の久光製薬(16ポイント)と1位トヨタ車体クインシーズ(20ポイント)の1敗チーム同士の対決だ。

首位を走るトヨタ車体の好調の要因は、効果率10.9とリーグトップのサーブだ。また、今シーズンは昨シーズンにイタリア・セリエAで経験を積んだアウトサイドヒッター・内瀬戸真実の加入も大きい。サーブレシーブが安定し、決定力の高いトルコ出身のオポジット、オズゾイ,ネリマンだけに攻撃が偏りすぎることなく、アウトサイドヒッターの髙橋沙織やミドルブロッカー陣の攻撃力も活かせている。前週は大黒柱のミドルブロッカー荒木絵里香がコンディション不良のため欠場となったが、代わって先発出場した22歳の杉郁香が存在感を発揮し、ほころびを見せなかった。

一方の久光製薬も、バランスのよい攻撃を展開している。アウトサイドヒッターの石井優希、今村優香が攻撃の中心となっており、今シーズンレギュラーをつかんだ今村が現在チームの最多得点を挙げている。セッター対角に入っている新鍋理沙やミドルブロッカーのアキンラデウォ,フォルケも高い決定率を残している。そして1番の武器は、ミドルブロッカーの岩坂名奈、アキンラデウォを中心としたリーグトップのブロックである。前週のデンソーエアリービーズ戦でも2人がブロックを量産し、チーム合計14ポイントを稼いだ。好調の2チームの今シーズン初対戦は、この先の順位争いにも大きく影響を及ぼしそうだ。

この他、佐賀大会にはJTマーヴェラス、東レアローズ、岡山シーガルズと、ウエスタンの全5チームが集結し、今年最後の熱い戦いを繰り広げる。

JT、トヨタ車体と対戦する岡山のキャプテン・山口舞は、現在通算出場セット数が1298セットで、元NECレッドロケッツの杉山祥子さんが持つ日本記録1303セットにあと5セットと迫っている。今週末の2連戦の試合展開によっては、6シーズンぶりの新記録達成の瞬間を目撃することができるかもしれない。

 

イースタンカンファレンスでは、日立リヴァーレのホームゲームであるひたちなか大会、埼玉上尾メディックスのホームゲームの蓮田大会が開催される。

ひたちなか大会では、ホームの3位日立が5位KUROBEアクアフェアリーズ、4位埼玉上尾と対戦するほか、現在首位のNECと2位デンソーの対戦も見どころだ。

現在17ポイントで首位に立つNECは、エース古賀紗理那の奮闘に加え、その対角に入る21歳の廣瀬七海が、今シーズン目覚ましい活躍を見せチームの得点源となっている。NECとの開幕戦で廣瀬に19得点されているデンソーが、今週の対戦ではどんな対策を練ってくるだろうか。また、ひたちなか大会では、現在5位KUROBE(4ポイント)と、6位PFUブルーキャッツ(2ポイント)が対戦する。勝利に恵まれず苦しむ両チームにとっては、何としても勝って来年につなげたい重要な試合となる。

 

 

 

【DIVISION2 WOMEN】

 

 

 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(以下、V2女子)は、先週に引き続き北佐久郡でGSS東京サンビームズ、浜松市でブレス浜松、碧南市でトヨタ自動車ヴァルキューレ、広島市で大野石油広島オイラーズが各々ホームゲームを開催する。

現在首位は、元日本代表セッター竹下佳江監督が率いるヴィクトリーナ姫路。6戦全勝の姫路に、9位トヨタ自動車、6位浜松が土をつけることができるのか、注目だ。

 

 

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