Press Release

<V.LEAGUE 今週のみどころ>新生V.LEAGUEの初代王者を決める戦いが幕を開ける!

 

 

 

 

 今週末にV.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)は、いよいよV・ファイナルステージ ファイナルを迎える。

 

 前週、ファイナル3で東レアローズを破り、ファイナルへのもう1枚の切符を手に入れたのは、JTサンダーズだった。

 いずれも白熱の接戦となったファイナル3の2連戦。初戦はフルセットの末にJTが競り勝ち、第2戦も最後はデュースの応酬となったが、JTがセットカウント3-1で勝利した。東レはリベロの井手智を中心に、ディグやつなぎで持ち前の粘り強さを発揮しボールに食らいついたが、それを弾き飛ばす迫力を見せたのが、JTのオポジット・エドガー,トーマスだった。エドガーは昨シーズン、ファイナル3の前に怪我を負い、豊田合成トレフェルサとのファイナル3にはほとんど出場できず、チームもファイナル進出を逃した。今シーズンは、その悔しさをぶつけるようなプレーを見せ、2日間で64得点を挙げる大車輪の活躍だった。

 

 この結果、ファイナルの対戦カードは、ファイナル6を1位通過して一足先にファイナル進出を決めていたパナソニックパンサーズと、熱戦のファイナル3を制したJTに決まった。今シーズンのこれまでの両者の対戦は、3勝1敗でパナソニックに分があるが、ファイナルは特別な舞台であり、何が起こるかわからない。

 今シーズンのこれまでの対戦を振り返り、JTのキャプテン山本将平がファイナルのポイントに挙げたのは、サーブとサーブレシーブだった。パナソニックのサーブ効果率の高さを挙げながら、「相手のサーブの効果をいかになくしていくかが一番重要。しっかりサーブレシーブを返してコンビを組むことができれば、パナソニックにも自分たちの攻撃は通じる。逆に自分たちがサーブで崩すことができれば、こちらが有利になる。ハイボールからの攻撃は、こちらに分があると思っています」と攻撃力の高さには自信をにじませる。

 今シーズン、JTが唯一パナソニックに勝利したV・レギュラーラウンド2レグの対戦では、JTがアグレッシブなサーブを打ち続けて主導権を握り、勝利している。とはいえ、パナソニックのサーブレシーブ陣は、リベロの永野健、アウトサイドヒッターのクビアク, ミハウという安定感のある2人がいて、ファイナル6後半は、クビアクの対角にサーブレシーブの良い久原翼が入っており、その布陣を崩すのは簡単なことではない。加えて、パナソニックも硬軟織り交ぜた精度の高いサーブを武器としている。

 

 JTが、サーブを機能させ、リーグトップのブロック力でパナソニックの攻撃力を封じることができるのか。それとも、パナソニックが正確な守備から持ち前の多彩な攻撃を展開し、JTを翻弄するのか。新生V.LEAGUEの初代王者を決める戦いが、まもなく幕を開ける。

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