【レポート】2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 V・ファイナルステージ ファイナル名古屋大会 前日記者会見
2019年4月5日、2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 V・ファイナルステージ ファイナル名古屋大会を翌日に控え、会場の武田テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)にてファイナル進出チームの監督、選手らが前日記者会見を行いました。
出席者のコメントは下記の通りです。
【DIVISION1 MEN】
■Vリーグ機構 代表理事会長 嶋岡健治
「いよいよ新生V.LEAGUEのファイナルが始まります。
この舞台にくるまで各チームは非常に大変なおもいをしながらここまで進んできたということで、まずファイナルに駒を進められたことに対して両チームに敬意を表したいと思います。明日以降のファイナルでも良い試合をやってもらいたいと考えております。
両チームともにリーグ戦の中で非常に特徴を出してきました。チームの構成上、外国籍選手の出来不出来がチームの成績にも影響があったかと思いますが、両チームともに特徴を最大限発揮してもらい、ファイナルでも良い試合展開を期待しています。
またこのリーグの中から「ワールドカップ」「オリンピック」と日の丸を背負う選手が出てくることは間違いありません。選手自身もそのような厳しい状況の中で自分のパフォーマンスをもって戦ってもらいたい、それが日の丸をつける代表選手につながっていくと考えています。」
< V.LEAGUE DIVISION1 MEN ファイナル6 1位> パナソニックパンサーズ
■川村慎二 監督
「まず2年連続でこのファイナルの舞台に立てたのはすごく嬉しく思いますし、またファイナルでJTと戦えることも非常に喜ばしいことだと思っています。
ファイナル・グランドファイナルともかなり厳しい戦いになると思いますが、ずっとチームに伝えている「誰が出でも勝てるチーム」、これを貫いてしっかりと戦っていきたいと思います。」
■キャプテン・深津英臣 選手
「まずはこのファイナルに立てることをすごく嬉しく思っていますし、誇りに思っています。
一週間空いたということでいろんなことを準備してきました。良い準備ができているのでそれをしっかりと試合に出せるように、また今日から最後の調整をしていけたらいいと思います。
また我々はファイナル6を1位で通過しましたが、今シーズンの王者というのは天皇杯をとったJTなので、そのJTにもう優勝をさせたくないという強い気持ちをもっていけたらいいと思います。」
■大竹壱青 選手
「僕自身、初めてのファイナルです。新生V.LEAGUEのファイナルに立てることはとても光栄なことですし、こういう経験も今後のバレー人生に大事になっていくと思うので、今回の経験を生かしてこれからも頑張っていきたいと思います。
まずファイナルをしっかり自分達のバレーで戦って勝つということを、初戦の目標として来週につなげたいと思います。」
< V.LEAGUE DIVISION1 MEN ファイナル3 勝利チーム> JTサンダーズ
■ヴコヴィッチ,ヴェセリン 監督
「まずは、ファイナルの舞台に立てることを本当に嬉しく思います。
対戦相手のパナソニックは歴史もあり、タイトル数もたくさんあり、今シーズンに関してもずっと1位で他のチームとは違いを見せてきた。
下馬評ではパナソニックが優勢ではあるが、自分達はV・レギュラーラウンド4位からここまで通過してきたので、自分達もサプライズを起こせる力はあると思います。」
■ キャプテン・山本将平 選手
「まずはこのファイナルの舞台に立てるということ、新生V.LEAGUEの初代王者になれる権利がまだあることに光栄に思います。
V・レギュラーラウンド、ファイナル6、3ととても厳しい戦いが多かったが、ただその中で自分達のベストを尽くすということを第一にプレーをしてきました。
なのでファイナルでも自分達のプレースタイルを曲げずに、ベストを尽くすことをまず第一に考えて、試合を観てくださる皆様が感動できるような試合をしたいです。」
■小野寺太志 選手
「まず1年目ながら、V.LEAGUEのファイナルの舞台に立てることを光栄に思います。
新生V.LEAGUEになって、シーズンを戦ってきてすごく苦しい思いもしましたが、天皇杯を優勝できたり、ファイナル6からここまで勝ち上がってきたことを自信に思って、ファイナルの舞台でしっかり自分達の力を発揮できるように、精一杯プレーをするだけです。
相手のパナソニックはとても強いチームですが、自分達にも勝てる力はあると思いますし、もちろん優勝を目指してこれまで頑張ってきたので、それをしっかり出すだけです。精一杯頑張ります。」
【DIVISION1 WOMEN】
< V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN ファイナル6 1位> 久光製薬スプリングス
■酒井新悟 監督
「私達のチームは先週一週間が空くことになったわけですが、まずその間に選手各々のコンディショニングを整えるということと、もうひとつはファイナル8で出た自分達の課題というものに向き合って練習をしてきました。
対戦相手の東レは若い力が成長したりと、本当に勢いを感じます。ファイナル3の戦いを見ていると本当に粘り強く戦っておられるので明日のゲームはそういったところを負けないように頑張りたいと思います。
まずは明日の初戦をしっかりととれるようにします。」
■キャプテン・岩坂名奈 選手
「ファイナル2戦方式の新システムになって、待つ側、追いかける側どちらも経験させてもらっていますが、一週空いて挑むファイナルと、勝って挑むファイナルというのは勢いが違うと思うのですが、ファイナルという独特な雰囲気の中、しっかりと自分達のやるべきことをできるかが結果にもつながっていくと思います。
勝ち抜いてきた東レは勢いがありますが、自分達も挑戦者としてまずは初戦に挑んでいきたいです。」
■野本梨佳 選手
「明日の一戦もやるべきことをしっかりやりきりたいと思います。
あと久光製薬スプリングスは、個で戦うチームだと思われがちですが、決してそうではありません。
コート、ベンチと全てで戦っている選手それぞれが、それぞれの役割を果たすことで勝つことができていると思うので、チームの課題である出だしから勢いを出してチーム力で勝ちにいきたいと思います。」
< V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN ファイナル3 勝利チーム> 東レアローズ
■菅野幸一郎 監督
「先週のファイナル3ですが、JTとの対戦でゴールデンセットまでもつれ込んだ非常に苦しい試合を勝ちきれたということは、チームに自信が出てくると思います。
観ている方に楽しんでもらえる試合ができるように、しっかり気持ちと体調を調えて王者・久光製薬に挑んでいきたいと思います。」
■ キャプテン・堀川真理 選手
「今シーズンはチームスローガンを「執粘」に定めて取り組んできました。
リーグ当初はなかなか自分たちのスタイルがありませんでしたが、シーズンを通じてチーム力が上がってきたと思うので、最後のこのファイナルでも自分達が作り上げたチーム力をしっかり出して挑戦者の気持ちを忘れずに頑張ります。」
■関奈々巳 選手
「ファイナルまで勝ち進んできて、最後の試合になりますが、やっぱり今までやってきたことをしっかり出してやっていきたいと思います。
自分達はチーム一丸となって粘り強いバレーをしなければ勝てないと思っているので、しっかり一人一人が自分の役割を果たして最後まで粘り強く頑張っていきたいです。」