Press Release

【レポート】パナソニックが大声援を背に快勝!~2019アジアクラブ男子選手権大会2日目~

 「2019アジアクラブ男子選手権大会」が4月18日(木)より台北(台湾)にて開催されています。大会2日目の4月19日(金)、日本代表チームのパナソニックパンサーズの試合が行われました。
 この日に予選リーグ初戦を迎えたパナソニックは、香港代表のドラゴンチームと対戦。台湾出身のパナソニック陳建禎選手の出場により、ホームゲームさながらの大声援が送られました。陳建禎選手と清水邦広選手がそれぞれ14得点と大活躍を見せ、V.LEAGUE王者にふさわしいレベルの高いバレーで初戦をストレート勝ちで飾りました。
 明日は予選リーグの首位通過をかけてホーチミンシティ(ベトナム)と対戦します。台北市立大学天母キャンパス体育館にて
11:00 (日本時間 12:00)より開始予定です。



<予選リーグ戦>4月19日(金) 

 パナソニックパンサーズ 3(25-12,25-14,25-16)0 ドラゴンチーム(香港)


 戦 評 


第1セット 〔1清水、2深津、3山添、10山内、15福澤、19陳、L17永野〕
 立ち上がりから陳のスパイクが決まり、パナソニックがリードする展開。8-3でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。ドラゴンチームも蕭昌鴻や易子軒の攻撃で追いすがったが、パナソニックは陳や清水が相手ブロックを弾く力強いスパイクを決めリードを広げていく。パナソニックは清水のサービスエースで20点目を奪うと、質の高いプレーで隙を見せない。最後も清水のバックアタックが決まり、セットを先取する。

第2セット 〔1清水、2深津、3山添、10山内、15福澤、19陳、L16伊賀 <途中出場>4大竹、7久原〕

 このセットもパナソニックの得点は陳のスパイクから始まった。ドラゴンチームも梁浩賢のスパイクが決まり、サイドアウトの応酬になるかと思われたが、陳のサーブでパナソニックが連続ブレイク。サービスエースが決まると、会場の歓声と熱気は最高潮に。中盤、パナソニック清水のレフトからの攻撃を戴錦鋒がブロックしドラゴンチームが勢いを取り戻すが、パナソニックも福澤達哉がブロックを決め16-10でセカンドテクニカルタイムアウトを迎える。タイム明けにも福澤がスパイクを決め、相手に主導権を渡さない。終盤、ドラゴンチームにミスが続くとパナソニックがすかさず攻め込み、最後はミドルブロッカー山添信也のスパイクでセットを連取する。

第3セット 〔1清水、3山添、5渡辺、10山内、19陳、20新、L16伊賀〕
 パナソニックはセッター深津英臣に代え新貴裕、アウトサイドヒッター福澤に代え渡辺奏吾を起用する。序盤、パナソニックは陳のサーブから流れをつかむと、渡辺がスパイクをコートに突き刺しリードを奪う。セカンドテクニカルタイムアウトが明けると、ここも陳のサーブの場面で清水がスパイクを3連続で決める。ドラゴンチームも黄永俊のサービスエースで意地を見せたが、渡辺の強烈なサーブとスパイクでパナソニックは流れを渡さない。最後は第2セットから入ったリベロ伊賀亮平を中心とした粘り強い守りで相手のミスを誘い、パナソニックが初戦を白星で飾った。


 試合後コメント 

川村慎二監督

「全員が良いパフォーマンスを発揮し、最高のスタートが切れた。明日以降もチーム力を上昇させ、良い結果でこの大会を終えられるように戦い抜きたい。また、会場の大声援が選手たちの力になった。ありがとうございました。」

清水邦広選手

「約1年2カ月ぶりのスタメン出場ということで少し緊張していたが、みんなと一緒にバレーボールができて本当に楽しかった。まだまだベストコンディションではないが、今できるベストを尽くして優勝に貢献したい。」

陳建禎選手

「試合前は緊張していたが、チーム全員で高いパフォーマンスを出すことができて嬉しく思う。絶対に優勝をつかみ取れるように頑張りたい。」


アジアクラブ選手権の試合情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.vleague.jp/asiaclub2019/




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