Press Release

【レポート】パナソニック、3戦連続でストレート勝利!~2019アジアクラブ男子選手権大会4日目~

 「2019アジアクラブ男子選手権大会」は大会4日目の4月21日(日)、順位決定予備戦が行われました。Pool Dを1位通過した日本代表チームのパナソニックパンサーズは、Pool Bを2位通過したスリランカ代表のポーツオーソリティスポーツクラブと対戦しました。
 攻守ともにレベルの高い相手に対し、苦しい場面が何度も訪れましたが、リベロ永野健が声をかけ続けてチームを鼓舞し、アウトサイドヒッター福澤達哉が16得点、ミドルブロッカー白澤健児が12得点と、ベテラン3選手がチームを引っ張り、初戦から3戦連続のストレート勝利を収めました。
 明日も順位決定予備戦。Pool Bを1位通過した優勝候補のヴァラーミーンミュニシパリティ(イラン)と対戦します。台北市立大学天母キャンパス体育館にて
13:30 (日本時間 14:30)より開始予定です。



<順位決定予備戦>4月21日(日) 

 パナソニックパンサーズ 3(25-21,25-23,25-21)0 ポーツオーソリティスポーツクラブ(スリランカ)


 戦 評 


第1セット 〔1清水、2深津、3山添、6白澤、7久原、15福澤、L17永野 <途中出場>4大竹、20新
 アウトサイドヒッター久原翼のブロックポイントからこの試合はスタートした。序盤はパナソニックにサーブミスが続いたが、サイドアウトを確実にとり、一進一退の攻防となる。ファーストテクニカルタイムアウト明けにポーツオーソリティスポーツクラブにブレイクを許したが、久原のバックアタックや白澤のブロックが決まり、パナソニックがリードを奪い返す。昨日大活躍を見せた清水邦広もサービスエースを決め、16-12でセカンドテクニカルタイムアウトを迎える。代わって入った大竹壱青もブロック、スパイクで存在感を示し、パナソニックがリードを保ったまま終盤へ。20点を超えると、福澤のスパイクやブロックで追いすがるポーツオーソリティスポーツクラブを抑え込み、最後は久原が冷静に得点し25-21でセットを先取した。


第2セット 〔1清水、2深津、3山添、6白澤、7久原、15福澤、L17永野 <途中出場>4大竹、20新
 福澤のバックアタックが連続で決まり、久原のスパイク、白澤のブロックでパナソニックが4-0と好調の滑り出しを見せる。パナソニックにミスが出たところからポーツオーソリティスポーツクラブも追い上げるが、白澤がサーブに回ったローテーションでパナソニックは連続ブレイクし流れを渡さない。中盤、ポーツオーソリティスポーツクラブはスラス・ジャニータの連続サービスエースを皮切りに徐々に点差を詰めていく。終盤にもポーツオーソリティスポーツクラブのサンジャヤ・ニランカとクマラ・チャミンダのサービスエースが決まり1点差にまで詰め寄る。その勢いを止めたのがミドルブロッカー白澤。ブロックでセットポイントを奪い、パナソニックが逃げ切り、セットを連取した。

第3セット 〔3山添、4大竹、6白澤、7久原、15福澤、20新、L17永野〕
 パナソニックはセッター新貴裕、オポジット大竹をスタートから起用。ポーツオーソリティスポーツクラブはスラス・ジャニータの活躍で序盤から大きくリードを奪う。パナソニックも福澤が冷静に得点を重ね、大竹のサーブが鋭く決まり同点に追いつく。中盤にパナソニックが逆転したが、ポーツオーソリティスポーツクラブも高い守備力で攻撃へとつなぐ。ポーツオーソリティスポーツクラブがワサンタプリヤ・ラシンドゥのスパイクで得点すると、パナソニックも福澤や大竹のスパイクで応戦。最後は白澤が相手コートにボールを落とし、パナソニックが初戦から3戦連続のストレート勝ちを収めた。



 試合後コメント 

川村慎二監督
「スタートから良いリズムで試合を運ぶことができたが、第2セットからミスが多くなり、リズムをつかむことが難しかった。選手たちは我慢しながら最後までよく戦い抜いたと思う。この試合の反省を生かし、明日の試合に挑みたい。」


白澤健児選手
「3-0で勝利したものの、集中力の欠けたミスが多い試合となった。明日の対戦相手のイランは、今日と同じ試合展開をして勝てる相手ではない。もう一度チーム一丸となり、日本の代表としての覚悟をもって戦っていきたい。」


福澤達哉選手
「今日の試合も全員バレーで勝つことができた。ここから先はより厳しい戦いが続く。大会を通して成長していけるように、一戦一戦頑張りたい。」


アジアクラブ選手権の試合情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.vleague.jp/asiaclub2019/


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