Press Release

【レポート】久光製薬、攻めのサーブから主導権を握り4連勝~2019アジアクラブ女子選手権大会4日目~

「2019アジアクラブ女子選手権大会」は大会4日目の4月30日(火)、久光製薬スプリングスはVTVビンディエン・ロンアン(ベトナム)と対戦しました。
 久光製薬の攻撃的なサーブでベトナムの守備を崩し、終始主導権を握る展開となりました。栄絵里香や途中出場の比金みなみの多彩なトスワークからアタッカー陣が相手コートへスパイクを叩き込み、平成最後の一戦をストレート勝利で締めくくりました。
 明日は予選リーグ最終戦、予選1位通過がかかるシュプリームVC(タイ)との大一番。Wuqing Sports Center(武清区体育中心)にて16
:30 (日本時間 17:30)より開始予定です。
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<予選リーグ戦>4月30日(火) 

 久光製薬スプリングス 3(25-14,25-12,25-16) 0 VTVビンディエン・ロンアン(ベトナム)


 戦 評 


第1セット〔5加藤、7井上、11栄、14森谷、16金森、19中川、L20筒井〕
 立ち上がりから、久光製薬は丁寧なレシーブからコンビを繰り出す。VTVビンディエン・ロンアンのブロックがつくも、加藤光や井上愛里沙がブロックの上からスパイクを放ち、8-4でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤、VTVビンディエン・ロンアンのバタつきに久光製薬はペースを奪われ、両チーム最長身のトラン・ティ・タイントゥイやトラン・ティ・トゥエットホアのサイド攻撃で連続ブレイクを許し、9-9の同点まで追い上げられる。ここで流れを変えたのは井上のフェイント。コートど真ん中に落とした軟打から勢いづくと、中川美柚と井上がスパイクを確実に決めていく。VTVビンディエン・ロンアンのミスも続き、最後は加藤のスパイクでセットを先取した。

第2セット〔5加藤、7井上、11栄、14森谷、16金森、19中川、L20筒井 <途中出場>9比金、17濵松〕
 序盤からスパイクの打ち合いとなり、互いに粘りを見せる。加藤のスパイクがブロックされるも栄絵里香のトスワークが光り、森谷史佳がブロードを決めると、井上のブロックやスパイクで11-2と走り出す。VTVビンディエン・ロンアンはヅオン・ティ・ヘンやトラン・ティ・トゥエットホアが久光製薬のブロックを避ける鋭角なスパイクで追撃すると、久光製薬のミスを誘発する。しかし、またもここで井上がトラン・ティ・トゥエットホアのフェイントをブロックして流れを引き戻すと、加藤のサービスエースで24-11とし、最後は濵松明日香のブロードで2セットを連取した。

第3セット〔5加藤、7井上、9比金、16金森、17濵松、19中川、L20筒井 <途中出場>13帯川〕
 久光製薬は、2セット目で途中交代したセッター比金みなみとミドルブロッカー濵松を起用。5-3と僅かにリードする場面で濵松がクイックとブロードで多彩な攻撃をしかけ6点追加する。VTVビンディエン・ロンアンもヅオン・ティ・ヘンの連続サービスエースで15-10と詰め返すが、井上のフェイントで流れを断ち切る。VTVビンディエン・ロンアンはトラン・ティ・タイントゥイやヅオン・ティ・ヘンのスパイクで攻め入るも、ミスを連発しブレイクできない。その中で久光製薬は、濵松がブロードを確実に決めていき24-16とすると、最後は相手のサーブミスで試合に勝利した。


 試合後コメント 

酒井新悟 監督
「ベトナムの1番(ヅオン・ティ・ヘン)のサーブに少し苦しめられる場面があったが、全体的には久光製薬のサーブが走れていたので、ゲームの主導権を握れていたと思う。途中出場したメンバーも含め、それぞれが自分の仕事がしっかりできていたので、明日のタイ戦に向けて弾みができたと思います。」

井上愛里沙 選手

「今までの試合と同様にサーブで相手を崩し、自分たちのペースで優位に試合を進められたと思う。相手もサーブで攻めてくるチームだったので、崩れたときにしっかりと打ち切れるようすることが課題。明日対戦するタイはコンビをしかけてくるので、サーブで崩すことが鍵となる。相手のコンビを読み、しっかりと対策していきたい。」

 

比金みなみ 選手

「(チームが)出だしから集中していて、スタートのメンバーがしっかりいい流れをつくってくれていたので、今までやってきたことを全力で出し切ろうと思って臨んだ。明日のタイ戦も出だしが大事なので、集中して臨みたいと思います。」


アジアクラブ選手権の試合情報は特設サイトをご覧ください。
https://www.vleague.jp/asiaclub2019/

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