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【V2男女・V3男子】今週の見どころ(2/6-2/7)

2/6-2/7 見どころ/V2男子

 

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。


昨季以来で2強激突、首位攻防戦に注目

 

 2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は2月6日(土)、7日(日)、鈴鹿市会場、川崎市会場で計7試合が、リモートマッチ(無観客開催)で行われる。

 注目の一戦は、7日の富士通カワサキレッドスピリッツ(13勝0敗・1位)とヴォレアス北海道(10勝1敗・2位)の直接対決だ。富士通のホーム、川崎市会場での第2試合は13時開始予定。昨シーズンも激しい首位争いを繰り広げた両者だが、前回このカードが行われたのは2019年12月21日にさかのぼる。

 会場は今回と同じ川崎市スポーツ・文化総合センターで、3-0でヴォレアスが勝利を収めた。その後、2020年2月29日に予定されていた再戦は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。シーズンをまたぎ、1年以上の時を経て今、ようやくV2男子の頂上決戦と呼ぶにふさわしい舞台が訪れようとしている。ともに前回対戦時とはメンバーも異なるが、勝利に向けた思いを熱くたぎらせているのは今も同じだ。




 2強を除く3位以下の争いは、混沌としている。現在6勝が3チーム、5勝が2チームと続くが、この5チームは勝率の差も小さく、団子となって2番手グループを形成している。ここから抜け出すチームは出てくるのだろうか。

 この中で、7日には、川崎市会場にて長野GaRons(6勝5敗・4位)と埼玉(5勝3敗・6位)が対戦。前回対戦時には埼玉がストレート勝ちしたが、今回も勝てば、埼玉は2番手グループの中でもいい形で折り返しを迎えることになる。前回、長野GRはサーブミスを連発し、埼玉のブロックにやや苦しむ場面もあってリズムに乗れなかった。今回はどんな展開となるのか。富士通対ヴォレアスの前に(11時~)行われるこの対戦も、興味深い。




 サフィルヴァ北海道(2勝8敗・9位)や兵庫デルフィーノ(1勝11敗・11位)ら、現状は下位に甘んじているチームが、リーグをかき回す可能性もまだまだ十分。見逃せない試合の連続となるこの週末は、V.TVで熱戦の模様をぜひチェックいただきたい。


2/6-2/7 見どころ/V2女子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。
※V2女子は、開催要項(競技方法)の変更で2回戦総当たり方式になり、今週末の試合は6日のルートインvsアランマーレのみになりました。

上位の直接対決に注目

 2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMENV2女子)は26日(土)に、山形県酒田市の酒田市国体記念体育館で1試合が行われる。

 注目は、現在首位のルートインホテルズブリリアントアリーズと、2位のプレステージ・インターナショナルアランマーレの直接対決だ。

 前回対戦は開幕戦で、結果は3-1でルートインの勝利だった。そこから3カ月、着実に勝利を積み重ねてきた両チーム。特に、現在チーム技術集計ランキングでアタック決定率1位(37.7%)のルートインと、同ランキングで1セットあたりのブロック決定本数1位(2.72本)のアランマーレのネット際の攻防は、ハイレベルなものとなるだろう。

 ルートインの攻撃の中心は、岸村恵実(アタック決定率43.0%・2位)、村山美佳(同39.2%・6位)、富澤結花(同36.1%・13位)で、個人技術集計ランキングのアタック決定率上位15人の中に3人ともランクインしている。一方のアランマーレは菅原里奈1セットあたりのブロック決定本数0.74本・1位)、小泉春葵(同0.64本・4位)、伊藤摩耶(同0.63本・5位)の3人が、個人技術ランキングの1セットあたりのブロック決定本数でトップ5に入るなど、鉄壁のブロックを誇る。また、アランマーレにとっては、今季最後のホームゲーム。10ポイントの差があるため、2日間の直接対決で逆転することはできないが、応援を力に、唯一の上位チームに勝利しておきたいところだ。

  
 


※以下は、中止試合となりました。

 残る1試合は、大野石油広島オイラーズ対ブレス浜松で、2週連続同カードでの対戦。先週は、大野石油が自分たちのリズムつかんで第1セットを先取したが、第2セット以降は浜松が立て直し、3-1で浜松の勝利。大野石油としては、一度つかんだリズムを崩されないようにすること、浜松としては、第1セットから自分たちのリズムをつかむことが勝負の鍵を握る。存分に、この1週間での調整を力として発揮したい。




 現在3位の浜松は、2位のアランマーレと同じ24ポイントで、勝率差で順位が決定。年明けからチームの調子も良く、ルートイン、アランマーレと上位チームを相手に勝利し、現在4連勝中。首位の背中も遠くない。現在6位の大野石油は、リモートマッチながら、画面越しの応援で躍動し、なんとか上位相手に勝ちを収めたいところだ。

 

2/6-2/7 見どころ/V3男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

力関係は明確になるか? 勝負の2週目

 

 V.LEAGUE DIVISION3 MENV3男子)は2月6日(土)、7日(日)、参加全4チームが大阪市の住吉スポーツセンター会場に登場し、リモートマッチ(無観客試合)で計4試合が行われる。

 予定されていた第1週の試合が中止になり、翌週1月16日(土)、17日(日)に迎えた開幕シリーズでは、4チームがそれぞれ2試合を戦ってすべて1勝1敗という、ほぼ横一線の結果で終わった。ポイントならびにセット率で、1位が近畿クラブスフィーダ(セット率1.67)、2位がクボタスピアーズ(同1.33)、3位が千葉ZELVA(同0.75)、4位が奈良ドリーマーズ(同0.60)という順位だが、1週空いて再開するこの週末から、いよいよ力関係がはっきりしてくるのか、それとも混戦の度合いをいっそう深めていくのだろうか。

 6日の対戦カードは、第1試合がクボタ対近畿クラブ、続いて第2試合が奈良対千葉。7日はクボタ対千葉の後に、奈良対近畿クラブが行われる。

 勝敗の行方を占うのは難しいが、第1週を終えてのチーム技術集計を見ると、いくつかの傾向を伺い知ることができる。

 まず攻撃面では、以前からVリーグの舞台で戦う近畿クラブと奈良のアタック決定率がともに48%前後なのに対して、今季から参戦のクボタと千葉はともに40.5%と少し見劣りする。特にクボタはバックアタックの打数が少ないうえ、決定率も低く、他の3チームとは若干スタイルが異なっているのが現状だ。一方、ブロック決定本数(1セットあたり)では、クボタが2.86で首位に立った。近畿クラブが2.62で続くが、奈良と千葉はいずれも1.60前後で上位2チームとは差が開いている。サーブとサーブレシーブは、4チーム間にそこまで大きな違いは認められないが、その中で両項目ともトップは千葉だった。

  


 開幕第1週は、「攻撃全般とブロック」に優れる近畿クラブ、「ブロックと前衛の攻撃」で得点したクボタ、「サーブ・サーブレシーブ」から突破口を開く千葉、「攻撃型」の奈良、といった特徴が表れた。さまざまな視点から、この週末もぜひ観戦・応援をお願いしたい。

 

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