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【V1女子】2020-21 展望

2020-21 展望/V1女子


※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。


久光と埼玉上尾が首位通過


 2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENV1女子)V Cupは先週末に予選ラウンドが終了し、最終順位が決定。3月27日(土)、28日(日)に大田区総合体育館で開かれるファイナルラウンド出場4チーム(AB各グループの上位2チームずつ)が出揃った。

 Aグループで首位通過を決めたのは、久光スプリングス。V・ファイナルラウンドは、白星なしの最終成績8位に終わったが、V Cup予選ラウンドは5戦全勝。強みはブロック力で、ミドルブロッカーのアキンラデウォ,フォルケを中心に、アウトサイドヒッター、セッターを問わずにブロックポイントをマークし、勝利を手繰り寄せている。V Cupでは、中川美柚濵松明日香加藤光といった高いポテンシャルを秘めた若手選手も台頭した。


  


 Bグループの首位通過は埼玉上尾メディックス。V・レギュラーラウンド終盤から、V・ファイナルステージを経て、ここまで12連勝(対PFUの不戦勝を含む)と勢いに乗る。主力の吉野優理の負傷離脱はあったものの、レギュラーメンバーを固定して戦い、セッターの山崎のの花が、青柳京古サンティアゴ,アライジャ ダフニの両ミドルブロッカーを積極的に絡めたトスワークを繰り出す。今季から指揮をとるアントニオマルコス,レルバッキ監督も、「チーム状態は満足のいくものになっている。日々の練習に、選手たちはチームへの献身と成長意欲を持って取り組んでいる」と評価する。

 

  


若手&内定選手の活躍も必見

 

 27日のセミファイナルで、Aグループ1位の久光と対戦するのは、Bグループ2位のNECレッドロケッツ。V Cupではセッターに安田美南を、アタッカーには吉田あゆみ野嶋華澄の若手選手を起用、要所では柳田光綺上野香織ら経験豊富な面々が支え、総力戦で挑んでいる。V・ファイナルラウンドはセミファイナルで敗れ、最終成績3位の悔しい結果に終わっただけに、今大会で頂点を目指す。


  


 もう一つは、Bグループ1位の埼玉上尾と、Aグループ2位のJTマーヴェラスが対戦する。2020-21 V.LEAGUEで連覇を果たしたJTは、主力の大半が日本代表合宿に参加しているが、それでも代わりのメンバーがしっかりと務めを果たしている。中でも、内定選手の高橋茉莉奈は、さっそく出場機会を与えられてブロックでチームに貢献、今後の成長が楽しみな存在だ。





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