Press Release

FC東京バレーボールチームの活動休止について

 過日、現在V.LEAGUE DIVISION 1 MENに所属しているFC東京バレーボールチームから、2022 5 月末をもって同チームの活動を休止する旨の申し出があったことをお知らせいたします。昨今の事業環境の変化、中長期的な事業成長の可能性、Vリーグの将来構想への対応等、総合的に鑑みた、同チームの判断によるものです。

 FC東京は前身の東京ガスバレーボール部として、1998年に地域リーグからV1リーグ(当時)へ昇格、2003年に地域密着を掲げてFC東京へ移行し、同年からV1リーグで3連覇、2006-07シーズンからのV・チャレンジリーグでも3連覇を成し遂げました。2009-10シーズンからはV・プレミアリーグ(現DIVISIONMEN)に昇格して、今シーズンまでトップチームとして活躍しています。

 当機構としては、長きに渡ってVリーグで活躍し、リーグの発展に一役を担ったFC東京の活動休止については非常に残念なことと受け止めています。選手・スタッフの競技生活の継続の方法については、関係者と協議を行いVリーグとしても検討していく所存です。

Vリーグ機構 代表理事会長 國分裕之からのコメント】

この度、FC東京の活動休止の申し入れがあった際には、Vリーグの歴史をともに歩んだ名門チームの一つが幕を閉じることに大きな衝撃を受けました。今シーズンも開幕から接戦を繰り広げて、リーグを盛り上げている最中であっただけに、今回の決定については誠に残念であります。Vリーグをはじめとする数々の好成績に加えて、東京をホームタウンとして地域と密着してきた実績は絶大でありました。今後は、希望する選手・スタッフが継続してバレーボールを続けられる方法をFC東京とともに模索してまいりたいと考えています。

FC東京バレーボールチーム】

1948年、東京ガスバレーボール部を創部。長らく9人制実業団として活動を続けた。1985年より6人制に移行し、翌年地域リーグ入り。1998年、プレーオフを制してV1リーグ(当時)昇格。第5回大会では初優勝を飾るが、入替戦で旭化成に敗れた。この直後の20034月、地域密着を目指してFC東京バレーボールチームへと移行し、バレーボール教室など普及活動を本格的にスタート。その後3年連続で優勝したが、入替戦では敗戦が続いた。念願がかなったのは3年連続6回目の優勝を記録した200809シーズン。坂本将康監督の下、V・プレミアリーグでの最高成績は5位。天皇杯と黒鷲旗では準優勝という結果を残してきた。今シーズンの成績は202112月8日時点で14試合を戦い4勝10敗の8位。監督は真保綱一郎氏。

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