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【V2女子】2021-22 V・ファイナルステージ 展望

2021-22 V・ファイナルステージ 展望/V2女子


※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

総合力に勝る群馬銀行の3連覇なるか!?

 

 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、2月27日(日)にV・レギュラーラウンド全日程を終え、1位:群馬銀行グリーンウイングス(16勝1敗)、2位:ルートインホテルズブリリアントアリーズ(14勝2敗)、3位:プレステージ・インターナショナルアランマーレ(13勝5敗)、4位:GSS東京サンビームズ(8勝9敗)までがV・ファイナルステージに進出。上位3チームが昨シーズンと同じ、GSS東京が昨シーズン8位から躍進し、2019-20シーズン(2位)以来でトップ4入りを果たす結果となった。

 今季の実績と、昨季までの経験値で見ると、やはり優勝候補の筆頭は群馬銀行だろう。

 群馬銀行の強さは高い守備力と安定したチームワークにある。その特徴は個人ランキングにも表れていて、単独首位チームでありながら総得点、アタック決定率、ブロック決定本数の上位に名を連ねる選手は少ないのが特徴だ。総得点で田中瑠奈が同2位に入っているだけで、アタック決定率では11位の伊藤寿奈、ブロック決定本数(1セットあたり)では7位のクラリッチ,カルラが最高位。圧倒的な得点力を持つ「点取り屋」に頼ることなく、鍛え上げられたレシーブ力で失点を最小限に抑え、得点のチャンスを生み出す連携プレーがV2女子では特出していることを示している。

 しかし、V・ファイナルステージは3日間の短期決戦である。総得点同2位の村山美佳、総得点5位でアタック決定率1位の高橋愛未という攻撃の柱を有するルートインも、流れをつかめば十分に勝機がある。ルートインは、今季、群馬銀行に唯一の黒星をつけ、昨季も1勝1敗とタイの戦績を残している。ルートインは群馬銀行に対して苦手意識がないどころか、攻略法を心得ているともいえるだけに、3月27日(日)最終日の直接対決に優勝がかかればおもしろい展開になりそう。

 そして、ブロック決定本数(1セットあたり)のトップ3を独占(菅原里奈オケケアル・メソマチ伊藤摩耶)するアランマーレも怖い存在。高さを武器に相手チームの攻撃リズムを崩せば、勝機が見えてくるのではないか。また、V・ファイナルステージ進出で勢いを得たGSS東京も、キャプテン松浦未波のトスワークが冴えれば番狂わせを演出する可能性はあるだろう。

いずれにせよ、優勝するにはどのチームも3月12日(土)、13日(日)の2日間を全勝でクリアし、いい流れで最終日に臨みたいところ。1試合たりとも取りこぼしが許されず、不安要素を残したくない中での4チームの戦いぶりに注目してほしい。


2021-22 V.FINAL STAGE 特設サイトはこちら

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3月12日(土)
3月13日(日)
試合はV.TVで配信!




 

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