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【V2男子】今週の見どころ(3/26-3/27)

3/19-3/20 見どころ/V2男子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 
優勝争いに最終決着!

 いよいよ今週末にV・レギュラーラウンド最終日を迎える2021-22V.LEAGUE DIVISION2 MENV2男子)。先週の試合を終えた時点で、233敗で1位のヴィアティン三重、221敗で2位のヴォレアス北海道、222敗で3位の富士通カワサキレッドスピリッツが優勝をかけた最終試合に臨む予定だった。

 1位だったヴィアティンは、326日(土)に東京ヴェルディとの1試合を残すのみ。順当にいけば、格下の東京Vに勝って、24勝で優勝に王手をかけることになるかと思われたが、ヴィアティンの選手から新型コロナウイルスの陽性者が発生し、直前に試合の中止が決定。ヴィアティンとしては悔しい最後を迎えることとなった。
 V2男子は今週末の試合をもってV・レギュラーラウンドの終了が決定し、これまでの中止試合はみなし開催となったことで順位にも大きく変動があった。これにより、現在1位のヴォレアスは26日に大同特殊鋼レッドスター(6位・1313敗)と、2位の富士通は26日にサフィルヴァ北海道(5位・1512敗)と戦った後、27日(日)に直接対決する。ヴォレアスか、富士通か、どちらかのチームがこの2日間でを超え、優勝を決めることになる。

 
 

 ここで個人表彰ランキングに注目しながら、優勝争いの見どころを予測してみよう。

 総得点1位は張育陞(ヴォレアス)の486点で、2位に鎌田敏弥(つくばユナイテッドSunGAIA)の451点、3位に春藤洸介(ヴィアティン)の405点と続く。アタック決定率はエバデダン ジェフリー 宇意(富士通)の62.7%が1位で、2位は島波輝(ヴィアティン)の60.4%、34位には富士通の栁田百織(59.5%)と谷平拓海(58.5%)が入っている。そして、ブロック決定本数(1セットあたり)は1位が佐藤匠(埼玉アザレア)0.79%、2位は小泉響輝(サフィルヴァ)0.75%で、3位が松田康河(つくば)0.67%という順位。

 

 この技術統計からわかるのは、エース張の得点力(アタック決定率は6位)を軸に、得意の攻撃態勢をつくるヴォレアス。エバデダン、柳田、谷平というアタック決定率トップ5のうち3人を有する富士通は、攻撃陣の層の厚さに強みがあるということだろう。それぞれ特徴のある攻撃力を持つ2チームであるが、対戦するチームはその攻撃力を封じ、ディフェンスからの反撃が要求されることになる。特に、ヴォレアスと富士通の優勝がかかった最終戦は、「絶対に負けられない」状況の中で、堅実なレシーブが勝負のポイントになる可能性が高まりそう。

いずれにせよ、レギュラーラウンドの締めくくりにふさわしい舞台設定は既に整っている。ファンそれぞれの思いを込めて、今週末の結果に注目してほしい。

 

前試合の振り返り

<3月20日現在の順位>


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【コラム】V2男子今週の見どころ(3/19-3/20)

 

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