Press Release

2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・レギュラーラウンド ウルフドッグス名古屋が僅差の優勝争いを制す

 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子) の V・レギュラーラウンドは本日最終日を迎え、ウルフドッグス名古屋が279敗、勝率75.0%、セット率2.00の成績で優勝を決め、49日(土)から始まるV1男子の今シーズンのチャンピオンを決めるV・ファイナルステージへ1位通過しました。今シーズンは、シーズン開幕当初から接戦が立て続き、特に上位5チームが拮抗した上位争いを最後まで展開していました。シーズン終盤に7連勝を重ねたウルフドッグス名古屋が優勝しました。2位はサントリーサンバーズ(279敗、勝率75.0%、セット率1.72)、3位にパナソニックパンサーズ(2511敗、勝率69.4%、セット率1.93)、4位は東レアローズ(2511敗、勝率69.4%、セット率1.70)、5位が堺ブレイザーズ(2412敗、勝率66.7%、セット率1.64)という結果に終わりました(下記の星取表参照)。

 残念ながら、今シーズンも新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて180試合中20試合が中止となりました。そのうち9試合は再試合を実施しましたが、再試合ができず、新型コロナウイルス対策に関する規程に沿って、9試合は中止・延期を申し出たチームがセットカウント0-3(-25、0-25、0-25)で敗戦したものとするみなし開催としました。また、2試合については、当初予定していた試合を一方のチームが中止を申し出て、再試合ではもう一方が中止を申し出たことにより、勝敗をつけないこととなりました。

 この2試合の勝敗がつかないことによって、V1男子の全10チームの消化試合数にばらつきが生じたため、2022331日に「2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN中止試合の勝敗の取り扱いと順位決定方法の変更について」発表した通り、順位の決定方法についても緊急時対策規程に基づき「勝率の高いチームを上位とする」ことに変更致しました。この度公表するV1男子のV・レギュラーラウンドの最終順位は、当初取り決められた勝利数による順位付けではなく、勝率によって決定したものです。

 個人賞についても、レギュラーラウンドの記録によって確定する部門の受賞者が決まりました(表彰規程参照)。東レアローズのパダル,クリスティアン選手は870得点を獲得し得点王に、そして、16.8%をマークしてサーブ賞と2部門でともに初受賞となりました。スパイク賞は、ウルフドッグス名古屋のクレク,バルトシュ選手が54.7%で初受賞。国内勢では、ブロック賞では、東レアローズの髙橋健太郎選手が0.92本で初受賞、サーブレシーブ賞では、ウルフドッグス名古屋の小川智大選手が71.0%2年連続2度目の受賞となりました。フェアプレー賞では、グリーカード2枚を受けた選手が高橋健太郎選手(東レアローズ)、小野寺太志選手(JTサンダーズ広島)、宮浦 健人選手とフォンテレス,フェリペ選手(ともにジェイテクトSTINGS)の4選手が受賞しました。髙橋健太郎選手(東レアローズ)が2年連続2度目、他3選手は初受賞となりました。


 V・レギュラーラウンドの上位3チームは、49日(土)と10日(日)に、このはなアリーナ(静岡県草薙総合運動場体育館、静岡市)および417日(日)に千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)にて開催されるV1男子のV・ファイナルステージに出場します。V・ファイナルステージは、V・レギュラーラウンド2位のサントリーサンバーズと3位のパナソニックパンサーズが対戦するファイナル3と、その勝者と優勝のウルフドッグス名古屋が対戦するトーナメント方式です。ファイナル3は、1戦方式で勝利数により勝敗を決定しますが、2位のサントリーサンバーズには、アドバンテージとして1勝が付与されており、勝利数が並んだ場合は、試合後に25点制(1セット)のゴールデンセットを行い、勝敗を決定します。ファイナルは2戦方式とし、勝利数により勝敗をします。勝利数が並んだ場合は、試合後に25点制(1セット)のゴールデンセットを行い、勝敗を決定します。

 また、V・レギュラーラウンド9位の大分三好ヴァイセアドラーと10位のVC長野トライデンツは、49日(土)と10日(日)に小田原アリーナ(神奈川県)で行われるV・チャレンジマッチ ~2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 出場決定戦~(V1男子・V2男子入替戦)に出場し、先週V2男子のV・レギュラーラウンドで優勝を果たしたヴォレアス北海道と2位となった富士通カワサキレッドスピリッツと来シーズンのV1男子への残留をかけて対戦することとなります。V・チャンレンジマッチは5セットマッチの2戦方式で行い、勝利数が多いチームが上位となります。まだ2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENのシーズンは終わりません。ご注目ください。

 


【2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・レギュラーラウンド星取表】2022年4月3日現在


【緊急時対策規程(抜粋)】

第9条 〔大会成立時の成績認定〕(2)第8条に基づき大会の成立が認められた場合のチームの順位決定方法は当該シーズンの開催要項の定めに関わらず、以下の通りとする。① 「V・レギュラーラウンドの一部中止または大会の打ち切りを決定し当該リーグに所属するチームの消化試合数にばらつきが出た場合」V・レギュラーラウンドの順位決定方法は勝率の高いチームを上位とする。2チームまたはそれ以上のチームの勝率が並んだ場合は、セット率の高いチーム、セット率も同率の場合は、得点率の高いチームを上位とする。


V・レギュラーラウンド優勝を決めたウルフドッグス名古屋 (撮影は3月26日稲沢会場)

【2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 個人賞】

個人賞

受賞選手名

所属チーム名

記録

受賞回数

得点王

(最多得点)

パダル, クリスティアン

東レアローズ

870得点

初受賞

スパイク賞

(アタック決定率)

クレク, バルトシュ

ウルフドッグス名古屋

54.7%

初受賞

ブロック賞

(セット当たりブロック決定本数)

高橋 健太郎

東レアローズ

0.92本

初受賞

サーブ賞

(サーブ効果率)

パダル, クリスティアン

東レアローズ

16.8%

初受賞

サーブレシーブ賞

(サーブレシーブ成功率)

小川 智大

ウルフドッグス名古屋

71.0%

2年連続2度目

フェアプレー賞

高橋 健太郎

小野寺 太志

宮浦 健人

フォンテレス, フェリペ

東レアローズ

JTサンダーズ広島

ジェイテクトSTINGS

ジェイテクトSTINGS

グリーンカード

2

2年連続2度目

初受賞

初受賞

初受賞

※優勝監督賞、最高殊勲選手賞、敢闘賞、最優秀新人賞等その他の個人賞については後日決定します。


スパイク賞初受賞となったクレク, バルトシュ選手(3月26日撮影)
 

【参考情報:Vリーグ日本記録賞(男子)】*今シーズンの更新はありませんでした。

記録賞

選手

受賞時所属チーム

記録

シーズン

最多得点部門

西田 有志

ジェイテクトSTINGS

833得点

2020-21

V.LEAGUE DIVISION1

スパイク部門

(アタック決定率)

小野寺 太志

JTサンダーズ広島

65.7%

2019-20

V.LEAGUE DIVISION1

ブロック決定本数

1セット当たり)

富松 崇彰

東レアローズ

1.12本

2011/12

V・プレミアリーグ

サーブ部門

(サーブ効果率)

西田 有志

ジェイテクトSTINGS

19.8%

2019-20

V.LEAGUE DIVISION1

サーブレシーブ部門

(サーブレシーブ成功率)

小川 智大

ウルフドッグス名古屋

73.2%

2020-21

V.LEAGUE DIVISION1


 

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