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【V1女子】V.FINAL STAGE 見どころ(4/16)

4/16 見どころ/V1女子



※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは、いよいよ最後の1戦を待つのみとなった。

 シーズン女王を決めるV・ファイナルステージ ファイナル第2戦は4月16日(土)、15時から千葉ポートアリーナ(千葉市)で開催される。

 対戦するのは、昨季までシーズン2連覇を飾っている女王JTマーヴェラスと、過去に最多7度の優勝経験を持つ久光スプリングス。10日(日)に行われたファイナル第1戦では、全セットが3点以内で決着するという熱戦の末にセットカウント3-1で久光が勝利。優勝まであと1勝、という状況で最終決戦に臨む。

 

 両チームの、今季これまでの戦いを少し振り返ってみよう。3連覇に挑むJTは、小幡真子主将や主砲のドルーズ,アンドレアといった軸となるメンバーは昨季と変わらず、和田由紀子や西川有喜ら成長した若手が戦力に加わっている。常に冷静にていねいなトスを供給する柴田真果と、高い位置から攻撃的なトス回しのできる籾井あきの両セッターがコンビネーションを演出し、厚みが増した選手層を生かした戦いを展開。V・レギュラーラウンドは27勝6敗の首位で通過した。

 そこで対戦してきた11チームのうち、JTが負け越したのは2チーム。1つはNECレッドロケッツで、もう1つがファイナルの相手である久光だった。久光には、昨年末の皇后杯ファイナルラウンドでも準々決勝で対戦し、フルセットで敗れている。10日の敗戦を含めると、今季これまで5戦して1勝4敗。女王として、そしてそれ以前に自分たちの思いとして、“次こそは”と万全の対策を練り上げてくることは想像に難くない。

 

 久光は4位でV・レギュラーラウンド終盤戦を迎え、V・ファイナルステージ進出のためにはもう1戦も落とせない、という状況からJT、NECという上位陣との連戦をすべてしのぎきり、激流の中を縫うようにしながらも23勝10敗の3位に浮上して最初のゴールにたどりついた。酒井新悟監督や石井優希は「試合を通しての成長」や「目の前の1戦をいつもどおりに戦う」といったコメントを繰り返しており、激戦を制してきた自信は若手・ベテランを問わずチーム全体の力となっている。

 特にここ数試合においては、主力メンバーのそれぞれが欠かせない活躍を見せている中で、あえて一人をあげるならセッターの栄絵里香に注目したい。今季、苦しい場面でもしっかりと攻撃陣を生かしきれているのは、お互いが信頼に応える、いい循環を築き上げてきたその成果と言えるだろう。アタッカーの力を引き出す、献身的なトスワークは必見である。

 なおファイナル第2戦では、久光が勝利すればそのまま優勝が決定。JTが勝利した場合、ゴールデンセットを行ってその勝敗でチャンピオンを決する。3連覇か。勢いか。クライマックスの瞬間まで、あと少し。

 



<前試合の振り返り>




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【コラム】V1女子今週の見どころ(4/9-4/10)


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