試合会場レポート

試合番号306

開催日2023/10/28

2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN   V・レギュラーラウンド

会場 : 川崎市とどろきアリーナ

観客数:3525 開始時刻:15:55 終了時刻:18:07 試合時間:2:12 主審:渡部 菜保子 副審:城 智人

日立Astemoリヴァーレ

監督 中谷 宏大
コーチ 達川 和彦
   
通算 1 勝 0 敗
ポイント 2
3 25 第1セット
【0:25】
21 2
21 第2セット
【0:30】
25
25 第3セット
【0:23】
18
18 第4セット
【0:23】
25
15 第5セット
【0:19】
12

KUROBEアクアフェアリーズ

監督 伊東 克明
コーチ 小野澤 裕太
   
通算 0 勝 1 敗
ポイント 1

ポイント

2

【 】内はセット時間

()内は交代選手

ポイント

1

<監督コメント>

 素晴らしい環境で開幕ゲームを戦え、勝利できたことを素直に嬉しく思います。KUROBEの強力なサイドアタッカーをなかなか抑えることができませんでしたが、ルーキーの德本を中心に最後までしつこくフロアディフェンスで喰らいついたこと、また、途中出場の選手含め、全員が勝つためにやりきってくれたことが、勝因だと思います。まだまだアップダウンが激しく、課題もたくさんありますが、全員で毎日少しずつ進歩していきたいと思います。
 明日はチャンピオンチームにベストを尽くして戦います。

25
  • 渡邊
     
  • オクム大庭
    (高間)

  •  
  • 野中
     
  • 長内
     
  • 入澤
    (生井澤)

1


  • 安田
     
  • 佐藤(黎)
    (佐藤(彩))
  • ゼベジオール
     
  • 住田
     
  • 山口
    (梅津)
  • コクラム
     
21

リベロ:

德本

リベロ:

福本

21
  • 渡邊
     
  • オクム大庭
     

  • (雑賀)
  • 野中
     
  • 長内
     
  • 入澤
    (ヌクジャン)

2


  • 安田
    (佐藤(彩))
  • 佐藤(黎)
    (梅津)
  • ゼベジオール
     
  • 住田
     
  • 山口
     
  • コクラム
     
25

リベロ:

德本

リベロ:

福本

25
  • 渡邊
     
  • オクム大庭
    (高間)
  • 雑賀
     
  • 野中
     
  • 長内
     
  • 入澤
     

3


  • 安田
    (佐藤(彩))
  • 佐藤(黎)
    (梅津)
  • ゼベジオール
     
  • 住田
     
  • 山口
    (高橋)
  • コクラム
     
18

リベロ:

德本

リベロ:

福本、依田

18
  • 雑賀
    (境)
  • 渡邊
     
  • 長内
    (室岡)
  • オクム大庭
    (高間)
  • 入澤
    (ヌクジャン)
  • 野中
     

4


  • ゼベジオール
     
  • 安田
    (佐藤(彩))
  • 山口
    (梅津)
  • 佐藤(黎)
    (高橋)
  • コクラム
     
  • 住田
     
25

リベロ:

德本

リベロ:

福本

15
  • 渡邊
     
  • オクム大庭
    (高間)
  • 雑賀
     
  • 野中
     
  • 長内
    (室岡)
  • 入澤
    (生井澤)

5


  • ゼベジオール
     
  • 安田
    (佐藤(彩))
  • 山口
    (高橋)
  • 佐藤(黎)
    (梅津)
  • コクラム
     
  • 住田
     
12

リベロ:

德本

リベロ:

福本

<監督コメント>

 本日、無事にVリーグ初戦を迎えられたことを非常に嬉しく思うとともに、ご尽力いただいた皆様に、厚く御礼申し上げます。
 序盤は緊張からか、硬さが見られ小さなミスが出てしまい、流れに乗ることが出来なかったが、徐々にフィットし、良い状況を作り出すことが出来た。敗戦したことは非常に悔しいが、課題をポジティブに捉え、明日のゲームもチーム一丸となって戦います。

<要約レポート>

 日立AstemoリヴァーレとKUROBEアクアフェアリーズどちらのチームにとっても今シーズンの初戦となる重要な試合は、第1セット中盤まで互角の展開でスタートした。中盤以降、日立Astemoはオクム大庭、渡邊、野中がスパイクを要所で決めてリードすると、KUROBEはコクラム、住田のスパイクなどで食い下がるが、日立Astemoが第1セットを先取した。
 第2セット、KUROBEは住田、山口らのスパイクなどで一気に得点を重ねていったが、日立AstemoはKUROBEの一瞬の隙をついて渡邊のブロード攻撃、キャプテン長内のサービスエースなどで徐々に差をつめ、一進一退のもつれた展開になった。終盤KUROBEはゼベジオールのスパイクや、佐藤(彩)のサービスエースにより日立Astemoを突き放し、このセットを取った。
 第3セット、KUROBEは住田、ゼベジオール、佐藤(黎)、コクラムの攻撃で得点する場面はあったが、日立Astemoは野中のブロックやオクム大庭、長内の攻撃などでKUROBEのリズムを乱し序盤から徐々に点差を拡げていった。日立Astemoは、セッター雑賀とのコンビも安定してきた第3セットの中盤以降、入澤、野中らの攻撃が有効に機能し、最後はオクム大庭の強烈なバックアタックが決まり、このセットを取った。
 第4セット、KUROBEはスタートから連続して得点を重ねて大量にリードする展開となった。完全に流れをつかんだKUROBEは危なげなく第4セットをものにして、セットカウントを2-2とした。
 第5セット、どちらのチームも一歩も譲れないという緊張感の中、短時間で自チームの修正と相手チームへの対応を成し遂げた上で、見ごたえのある激しいラリーの応酬となった。KUROBEはゼベジオールに、日立Astemoはオクム大庭にボールを集めながらも他の攻撃陣を有効に活かし、一進一退の手に汗握る展開であったが、日立Astemoは入澤の値千金のブロックによりわずかなリードを奪ったことを足掛かりにKUROBEの追撃をかわし、最後は途中交代の室岡のスパイクが決まり、2023-24シーズン開幕戦に見事勝利した。