試合会場レポート

<要約レポート>

　昨日の大接戦をものにしホームゲームでの連勝を狙う東レアローズ滋賀と、勝率を五分に戻したいクインシーズ刈谷の一戦。
　第１セット、刈谷は吉永のスパイクやブロックによって９連続得点と流れをつかむ。その後も勢いに乗る刈谷は、鴫原のスパイクなどで得点を重ねこのセットを先取した。
　第２セットはお互いに一歩も譲らない展開が続いた。先にセットポイントを奪った東レ滋賀であったが、刈谷は吉永のスパイクなどでセットポイントを奪い返す。その後も一進一退の攻防が続き、東レ滋賀の樫村のブロックと田代のサービスエースで再びセットポイントを奪い返すなど、東レ滋賀が31対29の接戦を制した。
　第３セット、刈谷のグロベルナが9得点の活躍を見せる。東レ滋賀もヌワカロールのスパイクで反撃するがサーブミスで流れに乗ることができず、刈谷がこのセットを奪い返した。
　第４セット序盤、なかなかリズムに乗れない刈谷から、東レ滋賀は５連続得点を奪う。その後はお互いに譲らない展開となるが、東レ滋賀のミスもあり、刈谷は少しずつ点差をつめる。接戦となった終盤、東レ滋賀は樫村のサービスエース、谷島のブロックなどで３連続得点とリズムに乗る。最後は東レ滋賀の大川がスパイクを決めてこのセットを奪い返した。
　第５セットの序盤、前のセットの流れをそのままに東レ滋賀が得点を重ねる。しかし、刈谷も大川のスパイクなどで５連続得点をあげて逆転に成功する。その後は、お互い譲らず白熱した戦いとなったが、最後は東レ滋賀のヌワカロールのスパイクとブロックで得点を重ね、昨日に続き大熱戦のフルセットを制し、ホームゲーム２連勝を飾った。