試合会場レポート

<要約レポート>

　福岡県田川市でのホームゲームで連勝して上位を狙いたい５位カノアラウレアーズ福岡と、９位東京サンビームズとの一戦。
　第１セット、カノアは坂本、宮地、メソマチのスパイクで攻め、東京は小泉、久保木にボールを集め応戦する。中盤、カノアは湊のサービスエースでリードすると、宮地の効果的なサーブからメソマチ、栗下の連続ブロックでリードを広げ、さらに湊のスパイクが炸裂し、セットを先取する。
　第２セット、カノアは前セットの流れのまま、湊、メソマチの強烈なスパイクで大きくリードするが、東京は張の連続ブロックや李のブロック、久保木が要所でスパイクを決めるなど追い上げを見せる。中盤以降も、カノアは宇田川の好レシーブからメソマチ、湊の攻撃と栗下のブロックで再びリードを広げるが、東京も張のサーブから好レシーブで繋ぎ、小泉が連続してスパイクを決めて追いすがる一進一退の攻防が続く。しかし、途中出場の横田が流れを引き寄せ、最後は湊、メソマチのスパイクでカノアがセットを連取した。
　第３セットは序盤からカノアが点数を重ねるが、後がない東京は久保木、張の攻撃と森田のサービスエースで勢いにのり、小泉、李の連続ブロックで追いつく。カノアはメソマチ、湊のスパイクで再びリードを奪うが、東京は内山、張にボールを集め応戦する。しかしカノアは湊の強烈なスパイクと宮地のブロックで東京の追い上げを許さず、ストレートで勝利した。　
　両チームとも好レシーブの連続で、見ごたえのある試合であった。