制裁決定について
一般社団法人SVリーグ規律委員会(委員長:國分裕之)は下記の通り制裁を決定致しました。
同委員会は当該選手に対し今回の行為について強く反省を求めるとともに、所属クラブに対しても以降同様の発言または行為が二度と繰り返されることのないよう、所属する全選手・スタッフに対する指導・教育プログラムを展開することを要請しています。
また、SV.LEAGUEはいかなる差別・誹謗中傷も容認しない姿勢をここに改めて宣言するとともに、SV.LEAGUEに所属する全ての選手・スタッフ・職員に対する啓発活動を強化してまいります。
・対象事案
2025年3月1日(土)に開催された2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第17節 東京グレートベアーズvs大阪ブルテオンGAME1において、
東京グレートベアーズ マチェイ・ムザイ選手が相手チーム選手に対し、SVL規律規程 第31条に該当する人種に関する差別的な発言を行った事案
・制裁内容
(1)マチェイ・ムザイ選手
10試合の公式試合出場資格の停止
制裁金50万円
・出場を停止する試合
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第17節 GAME 2
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第18節 GAME 1およびGAME2
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第19節 GAME 1およびGAME2
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第20節 GAME 1およびGAME2
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第21節 GAME 1およびGAME2
2024-25大同生命SV.LEAGUE MEN 第22節 GAME 1
・制裁内容の根拠となる条文
SVL規律規程第29条および第31条1号
(2)東京グレートベアーズ
けん責および制裁金100万円
・制裁内容の根拠となる条文
SVL規約第130条第3項、第133条および第142条第1号
・制裁理由
差別的・侮辱的発言はスポーツ選手として相手へのリスペクトに著しく欠け、人権や名誉を傷つける行為であり、いかなる理由があっても正当化されるものではないところ、当該行為は選手やSV.LEAGUE関係者を傷つけるだけでなく、リーグ・クラブの価値を貶める由々しき事態である。また事案の重大性を鑑み、選手の管理監督責任を負うクラブについても相当の制裁を免れない。
以上