試合会場レポート

<要約レポート>

　117グループスペシャルマッチ。約1900人が駆けつけるホームで２連勝を狙うヴィクトリーナ姫路とSVリーグ初勝利をあげたい　群馬グリーンウイングスの一戦が始まる。
　第1セット、序盤から姫路は井上のブロックポイントで勢いづくと、宮部のコースをついたサーブでブレイクし、大差をつけて中盤を迎える。追いつきたい群馬は、姫路の強打を待ち構えるも、姫路・渡邊の緩急をつけた攻撃に翻弄される。さらに姫路は、リリーフサーバーに佐々木を起用しサービスエースで勢いに乗ると、最後はエース井上が点を決めセットを取った。
　第2セット、群馬はアリョーナに変えてレフトに藤井を投入。コート内での声も増えるが、姫路の攻撃は緩まない。姫路・田中のコートに突き刺さるようなスパイクも炸裂し、姫路の流れのまま終盤を迎える。
　群馬は途中交代に菊池と塩崎を起用。より一層気迫も増しコート内の雰囲気は良くなるが、姫路の流れを止めれず姫路がセットを連取した。
　第3セット、群馬は塩崎と菊池が奮闘する。対する姫路は森田と渡邊の好レシーブに続き、宮部の粘りあるレシーブで得点に繋げる。姫路・田中と伊藤のブロックとスパイクで流れを作り、徐々に点を引き離し終盤を迎える。両者譲らない見応えのあるラリーも展開したが、姫路の勢いは止まらず、最後はリリーフサーバー佐々木のサービスエースで勝利した。