試合会場レポート

<要約レポート>

　開幕２連勝の信州ブリリアントアリーズが、ホーム上田市に現在３連勝と勢いのあるリガーレ仙台を迎えての一戦。
　第１セット、信州Ariesが舛田のアタックでリードするが、仙台はサーブで圧力をかけ栁下、佐藤のアタックで逆転して12‐11とし、テクニカルタイムアウトを迎える。このあとも仙台は上沢のブロックと佐藤のアタックで信州Ariesの反撃を許さず、最後は上沢のブロックとアタックなどで５点連取した仙台がセットを奪う。
　第２セットも序盤は信州Ariesが山村のブロックと速攻などで８‐５と先行する。中盤、点の取り合いから仙台が栁下のアタックで追い上げると、好レシーブの続く長いラリーを江川のアタックで制した仙台が15‐14と逆転する。このあと双方譲らぬ激しい戦いが続き、仙台は佐藤、鈴木(音)、信州Ariesは王がアタックを決める。デュースにもつれ込む戦いは、舛田がレフトから決めた信州Ariesがセットを取り返す。
　第３セット序盤、仙台は上沢、鈴木(音)、信州Ariesは王、山村の活躍で一進一退の攻防が続く。中盤、信州Ariesは舛田のアタックと王のブロックで16‐12とリードを奪う。終盤、仙台は佐藤、鈴木(音)のアタックで食い下がるが、信州Ariesは横田の好トスから舛田がアタックを決めてこのセットも奪う。
　第４セット、仙台はセッター加藤(優)がネットの幅いっぱいにアタッカーを操り、信州Ariesは舛田、王を柱に攻めて点を取り合う。中盤、温のブロックなどで４点連取して信州Ariesがリードを奪うが、仙台は佐藤のアタックで追い上げると20‐19と逆転する。このあと信州Ariesは舛田、高野のアタックでブレイクを重ねて再びリードを奪うと、最後は温のブロード攻撃、王のバックアタック、舛田のレフトからのアタックで３連続得点した信州Ariesが白熱した戦いに勝利した。