試合会場レポート

<要約レポート>

　長野GaRonsがホーム須坂に６連勝を目指す埼玉アザレアを迎えた２日目。２位と３位の僅差での順位争いの中、重要な試合になった。
　第１セット、長野GRは酒井のアタックとブロックで４点連取する。更に斎藤のクイックと酒井のブロックで更に３連続ポイントで勢いに乗る。埼玉はタイムアウト後、渡邉、小松、川村の９連続ポイントで12－９と一気に逆転に成功。その後、中盤ではサイドアウトの応酬となる。長野GRもメンバーチェンジで流れを変えようとするも、埼玉は小松、佐藤のアタックとブロックで先取する。
　第２セット、序盤は埼玉・田中、小松、長野GRは常田、奥原の打ち合いで接戦になる。埼玉は小松のアタックで12ー11と先行するが長野GRも斎藤、小林のアタックでくらいつく。中盤、長野GRはタイムアウトとメンバーチェンジで流れを変えようとするも埼玉・川村のアタック、小松のブロックで５点連取。終盤、長野GRは小林の効果的なサーブで崩し常田のアタックで20ー20に追いつき、ここからは両チームの好レシーブと打ち合いで大接戦になる。最後は埼玉・小野寺のサービスエースで27ー25と連取する。
　第３セット、序盤、長野GRは常田、酒井の効果的なサーブから奥原、斎藤のブロックで９－４とリードを奪う。埼玉はタイムアウト後、小松のアタックで17ー17と追いつく。終盤は再びデュースの接戦になるが、斎藤の２本のクイックで長野GRがこのセットを奪い取る。
　第４セット、埼玉は筒井の強烈なサーブで相手を崩し、小松、田中らの攻撃で優位に進めて行く。長野GRは常田、奥原のアタックで追い上げようとするが埼玉はセッター小野寺の早いトス回しと、高さとパワーのある攻撃でリードを保ったままセットを取り切り６連勝をあげた。