コラム

【V1男子】今週の見どころ(11/27-11/29)

11/27-11/29見どころ/V1男子


日露を代表するハイタワーが激突


 
 2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MENV1男子)は5週を終え、1位のウルフドッグス名古屋、2位パナソニックパンサーズ、3位サントリーサンバーズが82敗のポイント23で並んでおり、4JTサンダーズ広島、5位ジェイテクトSTINGS73敗で追う混戦となっている。ファイナルステージに進めるのは上位3チームだけのため、争いは熾烈だ。

 今週末の1127日(金)〜29日(日)は4会場で開催される。今週は“高さ”をポイントに見どころを紹介する。

 大阪市会場では、ホームのサントリーがJT広島と対戦する。この3位対4位の対戦は今後のファイナルステージ進出争いに大きく影響しそうだ。サントリーはV.LEAGUE最長身の218㎝、最高到達点375㎝を誇るムセルスキー,ドミトリーを核とした攻撃とブロックディフェンスが武器。それに対しJT広島は、昨季ブロック賞とスパイク賞の二冠に輝いた身長202㎝のミドルブロッカー小野寺太志を中心に対抗する。怪我で戦列を離れている身長212㎝・最高到達点360㎝のオポジット、エドガー,トーマスの復帰があるのかどうかもポイントになりそうだ。



  



 稲沢市会場では、ホームのWD名古屋が10位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦する。首位のWD名古屋は、ポーランド代表オポジット、クレク,バルトシュが現在総得点1位。身長205㎝最高到達点370㎝の高さに加え、世界選手権優勝などの豊富な経験を生かしチームを8連勝に導いてきた。大分三好の得点源は最高到達点354㎝のオポジット、ストックトン,カーティスだが、アウトサイドの山田滉太にも注目してほしい。身長175㎝とスパイカーとしては小柄だが、チーム1の跳躍力とパワーで得点を奪う姿は爽快だ。



  


 

高さを生かせるかが鍵を握るか

 

 静岡市会場では、ホームの7位東レアローズが6位堺ブレイザーズと対戦する。東レは最高到達点372㎝を誇る新加入のオポジット、パダル,クリスティアンが得点力を発揮。日本人離れしたスケールを持つ最高到達点355㎝のミドルブロッカー髙橋健太郎も力を発揮すれば、チームの破壊力は増す。堺は高い最高到達点を誇るミドルブロッカーの出耒田敬松本慶彦が好調で、アタック決定率ランキングの23位につけている。2人をフルに生かせる展開に持ち込むことが理想だ。

 静岡市会場でのもう1カードは、5位ジェイテクト対8FC東京。ジェイテクトの最長身は210㎝のミドルブロッカー饒書涵。相手に威圧感を与え、昨季は最高到達点363㎝の高さを活かした攻撃でリーグ2位のアタック決定率を残した。FC東京は最高到達点360㎝のオポジット、プレモビッチ,ピーターがアタック決定本数でチームトップの112点を挙げている。ただ、それに次ぐ110得点で、アタック決定率ランキング1位のミドルブロッカー栗山英之の存在感が今季は際立っている。



  



 松本市会場では、9VC長野トライデンツが2位パナソニックを迎えうつ。パナソニックの最長身選手は204㎝のミドルブロッカー山内晶大。最高到達点350㎝の高さをフルに生かした打点で捉えた時のクイックは迫力がある。一方のVC長野には今季、インドネシア出身のヌルムルキ,リヴァン戸嵜嵩大という2人のハイジャンパーが加わり攻撃力が増した。粘り強い守備とその攻撃力が噛み合えば、初勝利が見えてくる。







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