【V1男子】今週の見どころ(1/16-1/17)
1/16-1/17見どころ/V1男子
チームを支える守護神に注目
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)は、6週間ぶりに、今週末の1月16、17日、5会場で再開する。
今週は受験生を応援する思いを込めて、ボールを「落とさない」守護神を中心に大会の見どころを紹介する。
枚方市会場では、2位パナソニックパンサーズが4位ジェイテクトSTINGSを迎える。両者は昨年12月に行われた天皇杯決勝でも対戦し、ジェイテクトが優勝を飾ったが、今回の対戦も目が離せない。ジェイテクトはフランスリーグでのプレー経験もある主将でリベロの本間隆太が、コート上でリーダーシップを発揮している。現在サーブ効果率1位(13.5%)のジェイテクト西田有志の強力なサーブを、パナソニックが経験豊富なリベロ永野健を中心にどうしのぐかがポイントになりそうだ。
箕面市会場では、3位サントリーサンバーズが9位VC長野トライデンツと対戦する。サントリーの守護神・鶴田大樹は、年明けに行われた春高バレーで優勝した東福岡高校出身で、高校時代はエースだった。サントリー入団後にリベロに転向し、年々安定感を高め昨季はサーブレシーブ賞に輝いた。VC長野は前回の対戦では2連敗したものの、リベロの山本憲吾を中心とした粘り強い守備でサントリーを苦しめており、今回も粘りから勝機を見出したい。
個人成績上位の直接対決も
松山市会場では、ホームの5位JTサンダーズ広島が7位東レアローズと対戦する。JT広島は今季、選手の相次ぐ怪我に苦しんだが、徐々に復帰し、天皇杯ではベスト4入り。リベロ唐川大志を中心にサーブレシーブを安定させ、戻ってきた攻撃陣を生かしたいところだ。東レは今季、新人の山口拓海が守護神を任されている。新加入のオポジット、パダル,クリスティアンが期待された爆発力を発揮してきており、攻守が噛み合えば今後浮上を狙えそうだ。
北九州市会場では、6位堺ブレイザーズが、首位ウルフドッグス名古屋を迎えうつ。WD名古屋の守護神・小川智大は現在サーブレシーブ成功率トップの73.2%という非常に高い数字を残しており、その安定感がチームの好調を支えている。一方、日本代表の守護神でもある堺の山本智大も、サーブレシーブ成功率2位(67.9%)につけている。ミドルブロッカーの決定力が高いチームだけに、山本を軸としたサーブレシーブの安定が勝敗の鍵を握る。
別府市会場では、10位大分三好ヴァイセアドラーが8位FC東京と対戦する。FC東京は今季、リベロの古賀太一郎が加入。ポーランドリーグや日本代表などで経験を重ねた守護神がチームに落ち着きと自信を与え、好ゲームを展開している。大分三好は今季、リベロの松尾敬介と久保田雅人を併用してきた。年末年始の中断期間を経て、年明けからはどのような起用になるのか注目だ。ホームのべっぷアリーナで、何としても今季初勝利をつかみたい。
※大会日程、会場は変更になる可能性があります。
最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。
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