【V2男女】今週の見どころ(11/6-11/7)
11/6-11/7 見どころ/V2男子
いよいよ全15チームが出揃う!
2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は先週10月30日(土)に開幕し、全15チームのうち8チームがシーズンをスタートさせた。今週は残りの7チームが登場する。
注目はリーグ5連覇を目指す富士通カワサキレッドスピリッツ。来季のS1ライセンス獲得もしており、V・チャレンジマッチ出場となれば、いよいよV1昇格が現実味を帯びてくる。
昨季の最高殊勲選手賞である栁田百織や新人賞の兵頭佳樹、スパイク賞のエバデダン ジェフリー 宇意ら充実の戦力がそろい、今季も優勝候補の一角だ。その富士通と初戦に挑むのは、V2男子初参戦となるクボタスピアーズ。
昨季V3男子得点王の赤松圭介や同ブロック賞の鎌苅翔が中心となって、さらなる飛躍を目指す。絶対王者vs.新興勢力となる一戦は、無観客試合での実施となるため、試合の行方はライブスコアで確認したいところ。(無料ライブスコアは試合開始時間から視聴可能。)
またトヨタ自動車サンホークスは先週の開幕戦で奈良ドリーマーズからストレート勝ちを収めると、翌日のヴィアティン三重戦はフルセットの末に敗れはしたものの、ポイントゲッターの吉岡衛が両チーム通じて最多29得点の奮闘を見せた。
昨季はコロナ禍のためリーグ出場を辞退したが、開幕会見で渕江陵友キャプテンが「バレーボールができることへのありがたみが身にしみました」と話したように、強い思いを胸に今季を戦い抜いていく。
もう一つの会場である霞ヶ浦文化体育館(茨城県土浦市)では、つくばユナイテッドSunGAIAが6日にきんでんトリニティーブリッツ、7日に兵庫デルフィーノを迎える。
昨季は圧倒的な決定力を備えたエースを擁したつくばだったが、その存在が抜けたため、今季はスタイルをチェンジした。それでもセッター浜崎勇矢や個性的なキャラクターで人気を集める瀧澤陽紀らベテラン勢は健在であり、ホームの地の利を生かしてスタートダッシュを決めたい。
11/6-11/7 見どころ/V2女子
昨季上位チームの好調スタートに食らいつけるか?
10月30日(土)に開幕した2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、8チームが開幕しそれぞれ2試合を消化した。その中で、プレステージ・インターナショナルアランマーレ、群馬銀行グリーンウイングス、ルートインホテルズブリリアントアリーズといった昨季の上位3チームが2連勝し、スタートダッシュに成功している。
2週目となる11月6日(土)、7日(日)はサーラグリーンアリーナ(静岡県浜松市)と猫田記念体育館(広島県広島市)の2会場で2日間計7試合が実施される。
サーラグリーンアリーナでは、ブレス浜松がホームでアランマーレおよびルートインと対戦。昨季4位の浜松だが、上位3チームを相手に1勝1敗と、実力は拮抗していた。昨季、最優秀新人賞を獲得した中野祐希新キャプテンのもと、今季こそV・チャレンジマッチ挑戦に向けて勝利をあげていきたいところだ。
一方の猫田記念体育館では、大野石油広島オイラーズとフォレストリーヴズ熊本が開幕戦を迎える。熊本は昨季、2017/18シーズン以来の参戦という形だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で途中で試合参加を見合わせ、勝利をつかむことなくシーズンを終えていた。V・サマーリーグでも勝利には届かず、今季こそVリーグ復帰後初勝利をあげられるか、注目だ。
大野石油はホームかつ開幕戦で、昨季女王の群馬銀行と対戦。V・サマーリーグではV1チームを相手にセットを奪う奮闘を見せた。その力をV2女子でもスタートから発揮し、女王相手に食らいつけるかに期待がかかる。2日目には、昨季フルセットで敗戦したJAぎふリオレーナと対戦する。ポイントはもちろんだが、上位争いに絡むためにも勝利を重ねていきたいところだ。
昨季は途中で参加を辞退するチームが多く、どのチームも全試合を消化することができなかったV2女子。今週末でようやく全チームの5ヵ月に及ぶ長いシーズンがスタートする。現時点でリモートマッチは予定されておらず、有観客で行われるので、ぜひ会場で観戦してみてほしい。
<BACK NUMBER>