【V1女子】今週の見どころ(11/27-11/28)
11/27-11/28 見どころ/V1女子
上位チーム直接対決
先週はデンソーエアリービーズ(5位)と埼玉上尾メディックス(7位)のカードのみが行われたが、今週は全チームが登場。中でも、1、2位チームと3、4位チームの直接対決からは目が離せない。
開幕から無傷の10連勝で首位を走るJTマーヴェラスにとって、大事な一戦を前に頼もしい存在が帰ってきた。東京2020オリンピックに出場し、コンディションを整えるために途中出場が続いていた林琴奈が、前節の東レアローズ戦で今季初めて2戦連続フル出場。6日(土)にはチーム最多タイの17得点、7日(日)にはサーブレシーブ成功率74.1%をマークした。攻守の要の活躍で、3連覇へ独走態勢に入りたい。
対するNECレッドロケッツ(2位)は、レギュラーラウンドでは、JTに2019-20シーズンから連勝中。さらに、今季は10月23日(土)の東レアローズ戦で敗れてからは7連勝と、流れを維持して首位奪還を狙う。東京2020オリンピックで右足首を負傷した古賀紗理那は、10月30日(土)のヴィクトリーナ姫路戦でスタメン復帰して以降、5試合のうち2試合でフル出場。直近の11月12日(金)、13日(土)に行われた岡山シーガルズ戦では欠場と途中出場に終わっているが、万全の状態で女王に挑めるか。
直近2シーズンは負け越しが続いていた久光スプリングスは、8勝2敗の3位と好調。濱松明日香がリーグのアタック決定率1位(53.7%)をマークし、攻撃のアクセントとして活躍を見せている。4位の東レから白星を重ね、さらなる上位を狙いたい。
東レは石川真佑が攻守でチームを牽引。リーグ総得点では日本人トップ(全体5位)の151得点をあげ、サーブレシーブ成功率はリーグ3位(68.8%)。総得点ランキング1位(246点)のクラン,ヤナとともに、チームを支えている。
ここまですでにチーム史上最多の5勝をあげているPFUブルーキャッツ(6位)はヴィクトリーナ姫路(9位)と、日立Astemoリヴァーレ(8位)は岡山シーガルズ(10位)と対戦。
トヨタ車体クインシーズ(11位)は埼玉上尾(7位)と、KUROBEアクアフェアリーズ(12位)はデンソー(5位)と戦い、ともに今シーズン初勝利を狙う。
<前試合の振り返り>
デンソー vs 埼玉上尾
<11月21日現在の順位>
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【コラム】V1女子今週の見どころ(11/20-11/21)