コラム

【V2男女】今週の見どころ(1/22-1/23)

1/22-1/23 見どころ/V2男子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 

上位巻き返しを狙う中盤のチームたち

 V.LEAGUE DIVISION2 MENV2男子)は、ここまで131敗のヴォレアス北海道が1位、同じく131敗のヴィアティン三重がポイント差で2位、この2チームに敗れて122敗の富士通カワサキレッドスピリッツが3位という経過。そして今週末、123日(日)の旭川市リアルター夢りんご体育館(北海道旭川市)で、ヴォレアスとヴィアティンの2度目の直接対決が行われる。前回はヴィアティンのホームでヴォレアスが勝利しているが、今回はヴォレアスのホームでどんなゲームが繰り広げられるのか。終盤戦まで大きく影響することであろうこの対戦に、多くの注目が集まっている。

 しかし、ここで気になるのが前日、22日(土)に同会場で行われるヴィアティンとつくばユナイテッドSunGAIA5位)の対戦。つくばはここまで85敗だが、トップを走るヴォレアスに唯一の黒星を付けているチーム。穴のない、均整のとれたチーム力が武器のつくばは、強豪チームを相手に本領を発揮できるのが魅力だ。翌日にヴォレアス戦を控え、絶対に負けられない戦いが続くヴィアティンにとっては、悲願の優勝に向けてこの連戦が大きな山場となるかもしれない。

 ところで、優勝争いは上位3チームに絞られつつある様相だが、この上位3チームにとって油断ならないのが、前出のつくばを含む4位トヨタ自動車サンホークス(94敗)、6位大同特殊鋼レッドスター(76敗)、7位埼玉アザレア(73敗)の存在。トヨタ自動車は2位のヴィアティンとフルセットの熱戦を演じ、大同特殊鋼は上位チーム相手にもストレート負けが少なく、埼玉はここまで10試合と試合数が少ないものの負けゲームは3つだけ。いずれも勢いに乗れば金星を挙げる実力を十分に備え、V・レギュラーラウンド後半戦に向けて上位進出の巻き返しに燃えているだけに、今後の戦いに注目してほしい。

 なお、22日(土)、23日(日)の立川市泉市民体育館(東京都立川市)での試合は、新型コロナウイルス対策のため全試合リモートマッチに変更されている。

 



<前試合の振り返り>

ヴォレアス vs クボタ きんでん vs ヴィアティン 大同特殊鋼 vs 東京V つくば vs トヨタ自動車 デルフィーノ vs 警視庁 富士通 vs 奈良

<1月16日現在の順位>


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1/22-1/23 見どころ/V2女子


※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 

"地元と一緒に"強い思いで臨む戦い

 V.LEAGUE DIVISION2 WOMENV2女子)はV・レギュラーラウンドが後半戦に突入する。上位4チームに与えられるV・ファイナルステージの切符を懸けて、ますます緊張感は高まっていくばかりだ。

 中でも、今週末は上位勢の対決が見られる。122日(土)の鶴岡市小真木原総合体育館(山形県鶴岡市)は2位のプレステージ・インターナショナルアランマーレと3位のルートインホテルズブリリアントアリーズがぶつかり合う。両者は82敗で並んでおり、ポイント差はわずか1。今後を占ううえでも、今回の直接対決が大事な一戦になる。「超攻撃型」を掲げるアランマーレはルーキーで大型アタッカーのオケケアル,メソマチや、今季はアタック、ブロック、サーブどれをとっても高い数字を残しているミドルブロッカーの伊藤摩耶らを擁して突き進む。また今週のホームゲームを戦う鶴岡市会場は昨季、コロナ禍のため残念ながら中止となってしまった背景もあるだけに、強い思いでアランマーレの選手たちは「地元と一緒に戦う」(北原勉監督)に違いない。

 

 
 なお、同会場の翌23日(日)はアランマーレとブレス浜松(644敗)のほか、ルートインと群馬銀行グリーンウイングスが対戦する。ここまで9戦無敗の群馬銀行は先週16日(日)のホームゲーム・浜松戦でフルセットにもつれる激闘の中、最後は田中瑠奈が決めきって勝利。頼れるエースの姿に応援席からは万雷の拍手が注がれた。3連覇そしてV1昇格を目指す今季はまだ負けていられないといったところか。一方のルートインにとっては上位勢と当たる今週末が、V・レギュラーラウンドの山場といえるだろう。 

 
 もう一つのOKBぎふ清流アリーナ(岐阜県岐阜市)では、JAぎふが22日にリガーレ仙台(825敗)、23日にGSS東京サンビームズ(736敗)を迎えてホームゲームを戦う予定だったが、新型コロナウイルス陽性者判明の為中止が決まった。同会場では22日の大野石油対GSS東京、23日の大野石油対仙台も既に中止が決定している。

 GSS東京はベテランセッターの松浦未波がケガから復帰し、追撃ムードが高まっていた。昨季は後半戦に向けて「ここからだ」と機運が高まったところで、コロナ禍による辞退という苦しい選択をしただけに、「いつ、どんな状況になっても悔いのないように一戦一戦に臨みたい」と話す松浦の言葉には決意と覚悟が宿る。

それぞれが思いを込めてボールをつなぐV2女子は見逃せない戦いがこれからもコート上で描かれていく。

 

 <前試合の振り返り>
アランマーレ vs GSS東京 群馬銀行 vs 浜松

<1月16日現在の順位>


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