コラム

【男子】今週の見どころ(4/8-4/9)





4/8-9 見どころ/ファイナル4は今季「2勝2敗」のカード多数のV1男子 今週末はV・チャレンジマッチも



※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)はV・ファイナルステージに突入。V・レギュラーラウンドの上位4チームによる、総当たり戦のファイナル4は4月8日(土)、9日(日)、16日(日)の3日間、2週にかけて行われる。まず1週目、今週末の舞台は島津アリーナ京都(京都府京都市)。気になるカードをチェックしていこう。

 

 その前にアドバンテージポイントについて紹介しておくと、上位3チームはV・レギュラーラウンドの順位によってポイントが与えられている。1位のウルフドッグス名古屋(26勝10敗)は3ポイント、2位サントリーサンバーズ(25勝11敗)は2ポイント、3位のパナソニックパンサーズ(24勝12敗77ポイント)は1ポイント。4位で通過した堺ブレイザーズ(24勝12敗71ポイント)にポイントは付与されておらず、ほかに勝数などのアドバンテージも存在しない。なおファイナル4においてV・レギュラーラウンドでの獲得ポイントは関係なく、現状各チームの持っているポイントは0~3、という状態から戦いが始まる。

 これらが最終的にどのような影響を及ぼしてくるのか、それはまだわからない。

 

 

 ここまでのV・レギュラーラウンドで、各チームはどの相手とも4度対戦している。その対戦成績をこれら4チーム間について並べてみると、単純ではあるが興味深いデータが浮かんでくる。

 ①WD名古屋×サントリー(2勝2敗)、②WD名古屋×パナソニック(2勝2敗)、③WD名古屋×堺(4勝0敗)、④サントリー×パナソニック(2勝2敗)、⑤サントリー×堺(1勝3敗)、⑥パナソニック×堺(2勝2敗)と、全6カードのうち実に4つの組み合わせが2勝2敗だった。残りの2カードをひと言で評価すれば、WD名古屋は堺に強く、堺はサントリーにやや強い、といったところだろうか。

 今週末はまず8日に③WD名古屋×堺と④サントリー×パナソニックが、9日には①WD名古屋×サントリーと⑥パナソニック×堺が行われる。今回はいずれにせよ一戦一戦が重要な一発勝負であり、苦手であろうが前回の対戦がどうであろうが、ここで勝利すること、そして1ポイントでも多く獲得することにこそ意味がある。

 4月23日(日)のファイナルに進めるのは、これら4チームのうち上位2チーム。V・レギュラーラウンドとはまた違った目の色を見せる、各チームの熱戦に期待しつつ、まずは8日のスタートダッシュに注目してほしい。

 

 

 なおV・チャレンジマッチは2会場で開催。8日と9日の両日、ひたちなか市総合運動公園体育館(茨城県)でVC長野トライデンツ(V1・9位)×富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・2位)と大分三好ヴァイセアドラー(V1・10位)×ヴォレアス北海道(V1・1位)が、オガールアリーナ(岩手県紫波町)では大同特殊鋼レッドスター(V2・9位)×クボタスピアーズ(V3・2位)と兵庫デルフィーノ(V2・10位)×トヨタ自動車サンホークス(V3・1位)が行われる。
 
 

 

<3月26日現在の順位>

 




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