2024アジア女子バレーボールクラブ選手権大会 ~第1戦 試合結果~
9月22日(日)から29日(日)までタイ・ナコーンラーチャシーマーにて、2024アジア女子バレーボールクラブ選手権大会が開催されています。日本代表として出場するNECレッドロケッツ川崎の試合結果を、下記の通りお知らせいたします。
【予選ラウンド1日目】
9/22(日) 16:00(日本時間 18:00)
NECレッドロケッツ川崎 3(25-15,25-21,25-18)0 LPバンク・ニンビン(ベトナム)
【9/22の登録メンバー】
スターティングメンバ―
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22番 佐藤 |
13番 和田 |
7番 甲 |
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8番 野嶋 |
3番 塚田 |
23番 佐々木 |
リベロ 大工園 |
【戦評】
(第1セット)
相手の得点から1セット目がスタート。
その後すぐに和田がライトからブロックを利用しNEC川崎での初得点でチームを沸かすとその後も続けてライトから和田が鋭いコースへ決め得点を重ねていく。
昨年の優勝にも貢献したミドルブロッカー甲のサービスエースや野嶋のクイックで5-1と流れに乗るとルーキー佐々木の丁寧なパスから同じくルーキーの佐藤がストレートコースへのスパイクなどで8-5と先行する。
中盤も甲や和田が決めていきリードを渡さない。序盤から中盤にサーブで走ることが出来たことで自チームの流れを掴むことができ、自分たちのリズムで攻撃を展開する。
特に和田と甲が攻撃面でチームを引っ張りチームを盛り上げる。
相手も空いているコースへの攻撃でNEC川崎のディフェンスを掻き乱してくるが、リードをたもったまま終盤へ。
二枚替えで山内と中川が落ち着いて役割を果たすと、最後は和田がライトからスパイクを決め、25-15で1セット目を取った。
(第2セット)
2セット目の出だし、相手のミドルやサーブに得点を決められ、2-4と追いかける展開となるが、今季8年目のベテランセッター塚田のトス回しが冴え、和田がノーブロックで空いているところに決めていく。
中盤から相手のディフェンスも粘り強くなり強打が決まらない展開となるが、甲の高く粘り強いブロックや息が止まるほどの速攻で点数を取り13-10で逆転。
二枚替えで入った2年目セッター中川も塚田とは違ったコンビを使用し、相手にプレッシャーを与える。
安定しているリベロの大工園と守備が強みの佐々木でディフェンスをリードし、佐藤や甲が確実に決めていく良い展開。
佐藤のサービスエースでさらにチームに勢いをつける。
ディフェンスを乱されたり、高いブロックに阻まれ、連続得点を許す場面もあったが、最後は和田がライトから決め25-21で2セット目も連取した。
(第3セット)
序盤,相手のミドルやライトからの攻撃に対応出来ず先手を取られる展開。
追う展開が続くが和田、甲が果敢に攻め、点数を重ねる。
3セット目になっても、相手10番の攻撃を止めることが出来なく苦しい場面があるが、和田の武器の一つであるサーブで一歩前に出る。
1点リードのまま、点数の取り合いが続く。
途中、チームの元気印であり、ムードメーカーの野嶋の一枚ブロックからチームは再び勢いを取り戻し
その流れのまま中川のサーブがネットインで相手のコートに落ちる。
佐々木の安定したディフェンスから佐藤の鋭いコースへのスパイク。
最後は2枚替えで入った、昨年タイリーグでベストオポジット賞を受賞した山内がライトから豪快に決めきり25-18。
セットカウント3-0で勝利した。
【試合後コメント】
金子 隆行ヘッドコーチ
「 最初緊張はありましたが、サーブで状況を打開できたところと、試合を追うごとに選手が落ち着いて点数を取られても対応できたところが非常に良かったです。2枚替えの山内と中川がコートに入ってしっかり流れを変えてくれたことがチームとしては大きかったと感じています。明日のイランは高さがあるチームなので、オフェンスのところで打ち負けないことと、レッドロケッツらしい粘り強さというのを忘れずに戦いたいと思います。 」
13番 和田選手
「 試合の中で同じ攻撃で点数を取られる場面が多かったので、そこの修正力を明日の試合までに話し合いたいと思います。コートの中もコートの外も一体となって戦おうという気持ちが全員ぶあったことが今日はとても良かったです。明日も自分たちの武器である攻撃でどんなときも攻めていき、全員で挑戦していきたいと思います。 」
【プールB NECレッドロケッツ川崎 対戦日程】※時刻はすべて現地時間
第1戦:vs LPバンク・ニンビン(ベトナム) 9/22(日) 16:00
第2戦:vsサーイパー(イラン) 9/23(月) 10:00
第3戦:vsモノリス・スカイ・ライザーズ(フィリピン) 9/24(火) 13:00
9/26(木) 準々決勝
9/27(金) 準決勝
9/28(土) 5位決定戦・7位決定戦
9/29(日) 決勝・3位決定戦