2024アジア女子バレーボールクラブ選手権大会 ~第3戦 試合結果~
9月22日(日)から29日(日)までタイ・ナコーンラーチャシーマーにて、2024アジア女子バレーボールクラブ選手権大会が開催されています。
日本代表として出場するNECレッドロケッツ川崎の試合結果を、下記の通りお知らせいたします。
本日の試合の結果、NEC川崎のプールB1位通過が決定し、9/26(木)の準々決勝でプールA4位のクワイツェン(香港)と対戦します。
【予選ラウンド3日目】
9/24(火) 13:00(日本時間 15:00)
NECレッドロケッツ川崎 3(26-24,25-13,25-18)0 モノリス・スカイ・ライザーズ(フィリピン)
スターティングメンバ―(第1セットのみ)
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15番 ロレイナ |
8番 |
22番 佐藤 |
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23番 佐々木 |
1番 島村 |
3番 塚田 |
リベロ 大工園 |
【戦評】
(第1セット)
塚田のサーブから試合始まると、オポジットのロレイナや野嶋の得点で4-1、佐藤のナイスディフェンスからロングラリーを制すと、続けて佐藤がバックアタックを決め9-4とリードする。自チームのスパイクミスから連続得点を許すと10-9まで点差が縮まる緊張感高まる展開。だが佐藤と野嶋の2人でブロック、佐藤の決定打も続き15-11と再び前へ出る。アウトサイドスカート佐々木も安定したプレーで確実に点数を重ねる。島村と野嶋の両ミドルが躍動しチームの勢いをつける。しかし、終盤、23-22と点差を迫られる展開。ここで流れを変えるため和田を投入。24-24とデュースになるものの、和田がライトから決め、最後は塚田と島村のベテランコンビがネット際ギリギリを粘り決め切った。26-24でこのセットを取った。
(第2セット)
出だし、ミスが続き相手に3-6とリードを許すがここから島村や佐々木が前衛で決め、7-6と追いつき追い越す。途中、相手の粘りのディフェンスに苦しむものの佐藤、野嶋が相手を見て冷静に決めていく。佐々木のブロック、佐藤のサービスエースとルーキー2人が頼もしい活躍ぶりで17-9と点差をさらに広げる。島村のブロックや二枚替えで入った中川のサービスエースもあり25-13でセットを連取した。
(第3セット)
序盤から和田のスパイクや連続ブロックで5-2、島村がブロードを決めチームを引っ張ると7-3と先行。佐藤や和田も両サイドから決めていき自分たちのペースで試合を進める。大工園を中心にディフェンスをコンロトールし、野嶋や島村のミドル陣が積極的にオフェンスに絡み決めていく。リザーブメンバーからの声かけもアリーナに響き、良い雰囲気で後半を迎える。二枚替えで入った山内の決定や中川が華麗なトス回しで相手のブロックを揺さぶる。20点以降、和田の力強いオフェンスで点数を重ねると、最後も和田がライトから決め、25-18で勝ち切った。
【試合後コメント】
金子 隆行ヘッドコーチ
「1セット目の入りは今までの2試合同様、非常に良かったです。ただ、後半にかけて相手のサーブから崩されてオフェンスで苦しむ展開があったので、これも経験にして明後日のゲームに繋げていければと思います。2セット目以降はサーブが効果的に機能できていたので、これを強みにまた頑張っていきたいなと思います。決勝トーナメントとなり、全て勝ち進まないといけないところで色々なプレッシャーはあると思いますが、自分たちの強みであるサーブ&オフェンスをテーマにまた戦っていきます。引き続き応援よろしくお願いします。 」
佐藤 淑乃選手
「チームとしてストレートで勝利できたことが良かったかなと思います。1戦1戦を大切に、もっと自分たちのやってきたことを発揮できるように準々決勝もがんばります。」
島村 春世選手
「決勝トーナメントになり、負けたら終わりという試合が続きますが目の前の1点を取った喜びをみんなで分かち合いながら最後勝つというシナリオをつくれるように頑張ります。」
【プールB NECレッドロケッツ川崎 対戦日程】※時刻はすべて現地時間
第1戦:vs LPバンク・ニンビン(ベトナム) 9/22(日) 16:00
第2戦:vs サーイパー(イラン) 9/23(月) 10:00
第3戦:vs モノリス・スカイ・ライザーズ(フィリピン) 9/24(火) 13:00
9/26(木) 準々決勝 vs クワイツェン(香港) 19:00
9/27(金) 準決勝
9/28(土) 5位決定戦・7位決定戦
9/29(日) 決勝・3位決定戦