SV.LEAGUE公式アンセムが坂東祐大氏作曲「Stories」に決定 ー2024-25大同生命SVリーグ オープニングマッチにて「音楽による大会演出」にも挑戦ー
一般社団法人SVリーグは、坂東祐大氏が書き下ろした楽曲「Stories」をSVリーグ公式アンセムに決定したことを発表いたします。また、坂東氏には10月11日(金)に開催する2024-25大同生命SVリーグ オープニングマッチの公式アンセム他、音楽による演出を手掛けて頂くとともに、以降もSVリーグの演出向上やブランディングにご協力頂きます。
SVリーグは世界最高峰のバレーボールリーグに成長することを目指し、エンゲージメント指針「次の世界標準をここから」の下、様々なステークホルダーとの取り組みを展開していきます。その一環としてスポーツに欠かせない「音楽」によってお客様の観戦 体験をさらにアップデートするため、世界を舞台に活躍する作曲家である坂東氏とタッグを組み、アンセムの制作のみならず全体のサウンドプロデュースに挑戦することになりました。
SVリーグ公式アンセム「Stories」ならびに観戦体験を彩る様々な楽曲は10月11日(金)にオープニングマッチ会場にてお披露目となります。どうぞご期待下さい。
【坂東祐大氏コメント】
公式アンセムおよび、SVリーグの音楽を担当しました作曲家の坂東祐大です。 今回の曲は「Stories」というタイトルの通り、「物語」を軸に構想しました。選手も観客も、それぞれの「物語」を持っており、試合はその様々な物語が交差する場です。音楽を通してその物語を演出し、観ている皆さんに生の試合をより特別な体験にしていただきたい、と考えました。アンセムから各セットチェンジ、チャレンジやタイムアウト、そして閉会に至るまで一貫した音楽的な物語も体感できるように作曲してみました。結果、普段の自分では出さないような、直球の楽曲に仕上がりました。そして、この企画に賛同してくださった日本を代表する「ビッグ」なミュージシャンの方々が、音楽でもSVリーグを一緒に熱く盛り上げてくれます!どうぞご期待ください!
【坂東祐大氏プロフィール】
(C)Takeshi Shinto
坂東祐大Yuta Bandoh
作曲家/音楽家。1991年生まれ。大阪府出身。
多様なスタイルを横断し、異化や脱構築による刺激と知覚の可能性などをテーマに、幅広い創作活動を行う。
作品はオーケストラ、室内楽から立体音響を駆使したサウンドデザイン、シアター・パフォーマンスなど多岐に渡る。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学作曲科を首席で卒業。同修士課程作曲専攻修了。
第25回芥川作曲賞受賞(2015年)、長谷川良夫賞(2012年)、アカンサス音楽賞(2013年)受賞、
第83回日本音楽コンクール入賞。
作品はフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ロンドンシンフォニエッタ、東京フィルハーモニー交響楽団、
新日本フィルハーモニー管弦楽団、いずみシンフォニエッタ大阪、東京現音計画、LAPS Ensembleなどによって
国内外で多数演奏されている。
代表作に、「花火-ピアノとオーケストラのための協奏曲(2017,サントリー芸術財団委嘱作品」、
「SONAR-FIELD(2019, Ensemble FOVE, Shibaurahouse)」、「TRANCE (2018,京都芸術センターでの共同製作)」、
『声の現場』(テキスト:文月悠光、OPEN SITE 6 TOKAS推奨プログラム)など。
2022年1月には初の作品集となる「TRANCE /花火」がDENONレーベルよりリリースされる。
2016年、Ensemble FOVEを創立。代表として気鋭のメンバーと共にジャンルの枠を拡張する、
様々な新しいアートプロジェクトを多方面に展開している。
2021年、最新作となる「ドレミのうた」をリリース。
また上記のメインワークに加え、ジャンルを横断した活動も多方面に展開する。
映像作品の音楽に、アニメ『怪獣8号』(松本直也 作/集英社)、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(坂元裕二 脚本)、映画『竜とそばかすの姫』(細田守監督、 音楽:岩崎太整、Ludvig Forssellと共に )等。
『竜とそばかすの姫』は、第44回日本アカデミー賞にて「最優秀音楽賞」、第36回日本ゴールドディスク大賞「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
米津玄師 5thアルバム『STRAY SHEEP』における全面的な共同編曲 (「海の幽霊」、「馬と鹿」、「パプリカ」、「感電」、「カナリヤ」等)宇多田ヒカル 「Beautiful World (Da Capo Version)」、「少年時代」(井上陽水トリビュート) 編曲及び指揮。
嵐 「カイト」(NHK2020ソング)オーケストラアレンジメント等。
作曲を野田暉行、安良岡章夫、野平一郎、 ピアノを中井正子 各氏に師事。
令和5年度「咲くやこの花賞」音楽部門受賞。