コラム

【V1男子】今週の見どころ(10/24-25)

10/24-25見どころ/V1男子


勢力図を塗り替えるのは、どのチーム!?

 

先週末の10月17日、2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)が開幕し、5会場で熱戦が繰り広げられた。

今年はコロナ禍における入国制限のため外国籍選手の来日が遅れ、まだチームに合流できていない選手もいる。そのため開幕週は日本人選手だけで戦ったチームが半数あった。

今季のレギュラーラウンドは毎週、同一カードの2連戦が行われるが、開幕週は5会場すべて、昨シーズン上位だったチームが2連勝、下位だったチームが2連敗と、明暗がハッキリ分かれた。今週末は4会場(松本市、静岡市、広島市、箕面市)で開催される。

23日(金)に松本市会場で開催されるVC長野トライデンツのホームゲームは、今季初のナイター試合で、ジェイテクトSTINGSを迎える。開幕週、VC長野は河東祐大中村竜輔など新加入メンバーを多く起用したが、堺ブレイザーズを相手に連敗。今週はホームで昨季の王者に一矢報いたいところだ。昨季の得点王で、今季の開幕2連戦でも1人で81得点を奪ったジェイテクトのオポジット西田有志をどう封じ込めるかが、どのチームにとってもカギになる。

        



静岡市会場では、ホームの東レアローズがウルフドッグス名古屋を迎える。東レは開幕週でジェイテクトを追い詰めたが、フルセットの末に惜敗。WD名古屋は新加入の男子ポーランド代表クレク,バルトシュが、開幕週のサントリーサンバーズ戦で5連続サービスエースを奪うなど見せ場を作ったが、まだチームに合流直後だったため、本領発揮はこれから。対する東レは大砲パダル,クリスティアンが今週末ホームでベールを脱ぐのか注目だ。両者とも開幕週は連敗しているだけに、ここで初勝利をつかみたいところだ。

 



広島市会場では、ホームのJTサンダーズ広島がFC東京と対戦する。JT広島は開幕週、西知恕武智洸史井上慎一朗など若手を積極的に起用し連勝。「全員のレベルを上げて、全員を試合に出す」と語っていた原秀治新監督が有言実行している。FC東京は開幕週、パナソニックパンサーズに連敗したが、主将の長友優磨が怪我からの復帰を果たして活躍し、新人の武藤鉄也が高い攻撃力を発揮するなど今週につながる収穫もあった。

       

 


連勝どうしの大阪ダービー直接対決

 

箕面市会場では、ホームのサントリーと堺の大阪対決が行われる。サントリーは開幕週、ムセルスキー,ドミトリー季道帥が不在だったが、4季ぶりに海外から復帰した柳田将洋が柱となり、劣勢に傾きかけた場面ではスパイクやサーブで悪い流れを断ち切った。18日の試合でVリーグ通算230試合出場を果たした栗山雅史も久しぶりのオポジットで存在感を発揮し連勝スタート。一方の堺もサーブとブロックが機能し開幕週は連勝。新外国人のジョン,ウェントとの連携も今週はさらに向上しそうだ。勢いに乗るチーム同士の見応えのある試合が期待できる。

箕面市会場の2試合目は、パナソニックと大分三好ヴァイセアドラーが対戦。パナソニックはティリ,ロラン新監督の合流が開幕直前となったが、経験豊富な選手が揃うだけに、開幕週はきっちり連勝。今後、ティリ監督の手腕でチームがどんな色に変化するのか楽しみだ。大分三好は前週、井口直紀古賀健太山田滉太の新人3人と、ストックトン,カーティス高松卓矢という新戦力が一気にデビュー。白星にはつながらなかったが、チームはまだ変革の途上。今後の変化に注目だ。

       



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