2021.02.25 コラム

【V2男女・V3男子】今週の見どころ（2/27-2/28）

2/27-2/28 見どころ／V2男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

ホームの三重は金星あげられるか

2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 MEN（V2男子）は今週末、２会場で計４試合が行われる。

津市会場では２月27日（土）、ヴィアティン三重がホームで、今季無敗の富士通カワサキレッドスピリッツを迎え撃つ。１月24日（日）の対戦は1-3で敗れたが、ヴィアンティンは、森垣拓真、吉田裕亮、福元浩太郎、鳥原大地ら内定選手がデビュー。それから１カ月、試合と練習を重ねて精度を高めたチームで、再び王者に挑む。

現時点で、チーム技術ランキングのサーブ効果率は富士通を上回り、サーブレシーブ成功率は62.8％と２位につける。効果的な１本目を起点に、富士通から勝利を奪いたい。

２月27日（土）には、同会場で現在５位の埼玉アザレアと、４位の大同特殊鋼レッドスターが今季初対戦。大同特殊鋼は先週末に長野GaRonsとのフルセットを制しており、勢いそのままに勝利したいところ。

埼玉は昨季の大同特殊鋼戦は1勝1敗で、どちらもフルセットでの決着。今季初対戦がどちらに軍配が上がるのか、楽しみな一戦だ。

　もう一つの兵庫県西脇市会場は、28日に兵庫デルフィーノのホームゲームが行われる。対戦するのは現在６位の長野GR。デルフィーノ対長野GRは11月14日（土）以来で、その際はストレートで長野GRが勝利している。白星が遠いデルフィーノだが、個人技術ランキング総得点４位のマシュー,パロットや、同７位の西澤岳を中心に攻撃し、１ポイントでも多く獲得したい。

2/27-2/28 見どころ／V2女子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグオフィシャルサイトなどでご確認下さい。

連覇に向け群馬銀行は負けられない一戦

　2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は、いよいよ残り２戦。今週末は、東御市会場で、１位の群馬銀行グリーンウイングスと、３位のプレステージ・インターナショナルアランマーレの試合が行われる。

　群馬銀行は、２月14日の大野石油オイラーズ戦でストレート勝ちし、首位に浮上した。２位のルートインホテルズブリリアントアリーズとの勝率差はわずかで、３月６日のブレス浜松戦を含め、残り２戦での連勝が連覇への条件。１敗すれば勝率でルートインが上回ることから、絶対に負けられない。

　その群馬銀行にとって、前回の対戦でアランマーレに３‐０で勝利しているのは好材料。前回対戦でチームトップの14得点を挙げた鈴木日葵は、ここまでアタック決定率42.3%でリーグ２位の活躍を見せており、今回も勝利へのカギを握る。チームランキング１位（65.6%）の成功率を誇る安定したサーブレシーブから、攻撃につなげたい。

　対するアランマーレは、ブロック決定本数（1セット当たり）チームランキング１位（2.80本）のブロック力が武器。個人ランキングでも、菅原里奈が１位（0.78本）、ルーキーの小泉春葵が２位（0.67本）、伊藤摩耶が４位（0.65本）と３選手が上位にランクインする。この試合に勝てば初の2位を決めるが、ここで敗れ、３月６日の群馬銀行戦で現在４位のブレス浜松が勝利すれば、順位が入れ替わる。アランマーレとしても、正念場だ。

　今週の試合はリモートマッチでの開催。優勝に向けて目が離せない一戦を、画面越しに応援しよう。

2/27-2/28 見どころ／V3男子

※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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タイトル争いは大詰めへ

　４戦を消化しているV.LEAGUE DIVISION3 MEN（V３男子）。最初の２戦は、４チームがそれぞれ１勝１敗という混戦の立ち上がりとなったが、次の２戦では、連勝組と連敗組に分かれた。結果、１位から近畿クラブスフィーダ、千葉ZELVA（ともに３勝１敗）、クボタスピアーズ、奈良ドリーマーズ（ともに１勝３敗）の形で、今週末の残りの２戦を迎える。

　これまでの大阪市大会から、舞台は千葉市大会（ＪＦＥ体育館）へ。

２月27日（土）には、千葉と奈良、近畿クラブとクボタの２試合が行われる。優勝に手が届く千葉と近畿クラブは、何としても勝利を収めたいところ。特に、ホームゲームの千葉にとっては、連戦の初日を飾って勢いに乗りたい１戦だ。

　28日（日）は、その千葉と近畿クラブが、第１試合で激突する。優勝決定戦になる可能性のあるこの試合は、今季のV3男子のリーグ戦で、もっとも注目の試合。初日並べば、この直接対決の勝者に栄冠が輝く。

　近畿クラブの持ち味は、リーグ１位の攻撃力。頼れるキャプテン、本多駿の高さは健在のうえ、今季はここまで、新加入の中西武琉がアタック決定率57.9%でトップを独走している。リベロ大原悠の堅実なサーブレシーブに、セッター中野倭が展開する自在なトスワークで存分に力を発揮する近畿クラブのスパイカーたちが、どんな攻撃を見せるのか。

　一方の千葉は、攻撃力こそやや劣るものの、サーブとサーブレシーブのそれぞれで近畿クラブをしのぐ安定感が持ち味。杉崎大和、高田晋作らのサーブ力と、野澤辰義、杉崎らの手堅いサーブレシーブでどうチャンスを作り、村松俊輔を軸とした攻撃でポイントを重ねていけるかがカギだ。ホームの声援で発揮される全力パフォーマンスに期待したい。