試合会場レポート

<要約レポート>

　開幕から４連勝中のアイシンティルマーレ碧南がきんでんトリニティーブリッツをホームに迎えての一戦。
　第１セット、序盤から１点を争うシーソーゲームとなる。アイシンは杉本がトスを振り分け、新保、佐藤が確実に点を決め、１点をリードし続ける。きんでんは清田にボールを集め、攻撃を組み立てて応戦。きんでんが23‐23と追いつくと、最後は３連続ポイントを取り逆転で先取した。
　第２セット、序盤からアイシンの櫻井、新保が連続でブロックポイントを取り、好調なスタートを切る。きんでんは中西、岡本がコースを狙ったスパイクで得点を決めるも、追いかける展開となる。後半、アイシンは序盤からのリードを守り、25‐19でセットを奪い返した。
　第３セット、きんでん中西、清田のスパイクで３連続ポイントを取り、ゲームの主導権を握る。リードを許したアイシンはメンバーチェンジで加藤、笹本を投入し、14‐14で同点に追いついた。終盤、きんでんのリリーフサーバー谷口のサーブから、清田、中西がスパイクでブレイクを重ね、このセットを取る。
　第４セット、アイシンは新保、水野のブロックで得点し、リードしたかに思えたが、きんでん谷川のスパイク、中西の連続サービスエースで勢いをつけ、きんでんが徐々にリードを広げる展開となった。アイシンは岡森の攻撃を中心に巻き返しを試みるも、谷川の強力なバックアタックで勢いづいたきんでんが連続ポイントを重ね、このセットを取り、勝利を収めた。