試合会場レポート

<要約レポート>

　先週初勝利を上げ、勢いに乗りたい奈良ドリーマーズが、近畿クラブスフィーダを迎えての2025年初ホームゲーム。
　第１セット、序盤は点の取り合いから近畿がリードするが、奈良は齋藤のバックアタックとサービスエースで追いつき、阿羅田のサービスエースやスパイクポイントで抜け出したかに見えたが、終盤に近畿が粘りを見せ23ー23の同点となる。奈良は岡本のアタックでセットポイントを握り、そのままセットを先取した。
　第２セット、奈良は本多と齋藤のスパイクやバックアタックで先行するも、すぐに近畿が追いつく展開。奈良は飯嶋が速攻を決めればお返しとばかりに近畿は岡山が速攻を決める。近畿のブロックに阻まれて決めきれない奈良は、中盤に齋藤のブロックポイントで抜け出しテクニカルタイムアウトになる。その後はサイドアウトの応酬でゲームは進むが奈良は齋藤、本多のスパイクポイントで徐々に引き離し、最後は本多のスパイクでセットを連取した。
　第３セット、奈良は大鍋がミドルブロッカーとしてスターティングメンバーに入り、高さの勝負に挑む中、近畿は久保田と下桝の安定したスパイクにより両チームサイドアウトの応酬となる。中盤、奈良は大鍋の速攻やブロックポイントで少しずつ抜け出した。白熱したラリーの場面も、奈良は齋藤を軸にした攻撃で得点を重ね、ホームゲーム初勝利を納めた。