試合
【レポート】NECが2年ぶり6回目の優勝!!~V・ファイナルステージ 女子グランドファイナル(3/18)~
2016/17V・プレミアリーグ女子 V・ファイナルステージは3月18日(土)、東京体育館にてグランドファイナル(ファイナル第2日目)が開催されました。前日と同じくフルセットまでもつれた熱戦はNECレッドロケッツが勝利を収め、2連勝で2年ぶり6回目の優勝を飾りました。
<V・プレミアリーグ女子 グランドファイナル>
NECレッドロケッツ 3(23-25・25-22・25-19・18-25・15-6)2 久光製薬スプリングス
前夜の対戦から、久光製薬はミドルブロッカーの岩坂名奈に代えて水田祐未をスタートから起用すると、司令塔の古藤千鶴はその水田や野本梨佳、新鍋理沙らを中心に攻撃を組み立てます。NECは1試合目の勝利の立役者であるニコロバ,エミリヤや古賀紗理那にボールを集めますが、終始リードを守った久光製薬が23-25で第1セットを取りました。
第2セットも久光製薬が走りますが、NECも徐々に追いかけ20-20と追いつくと、近江あかりのスパイクでリードを奪います。最後はスパイク、ブロックと古賀の連続得点でNECが25-22と取り返しました。
第3セットは中盤からNECが引き離しにかかります。二日間通して好調なニコロバを筆頭に、古賀、近江らが複数ブロックにも迷いなく強打を放ち、しっかりとワンタッチを奪って得点を重ねました。久光製薬もセッターを中大路絢野に代えるなど対抗しますが、NECの勢いは衰えず。第3セットも25-19で連取し、優勝に王手をかけました。
第4セット開始早々はNECが先行しますが、後のなくなった久光製薬が徐々に盛り返し、中盤までリードを保ちます。久光製薬は新鍋、野本らのアタックでそのままペースを崩さず、18-25でこのセットを奪い、セットカウント2-2のタイスコアとなります。会場の熱も上がり、二夜連続のフルセットマッチにもつれました。
第5セットは、ニコロバや大野果奈らが躍動して、NECがリズムに乗ります。NECはそのまま波を譲らず、近江が連続アタックポイントで勝負を決めました。
NECは、ファイナルをフルセットの2連勝を果たし、2年ぶり6回目の優勝を飾りました。
選手コメント
■NECレッドロケッツ 山口かなめ 選手
「今シーズン最高の形で締めくくることができて、本当にうれしく思います。2シーズン前も久光製薬と決勝をやりました。今回の相手も久光製薬で相手もすごく意地を出してくると思っていましたし、私たちも気迫を感じながら戦った試合だと思います。2日間ともフルセットですごく意地を出し合って戦った試合だったので、思い出に残る試合になりました」
■NECレッドロケッツ 近江あかり 選手
「2試合をフルセットで勝ちきれたというのは今後のチームにとってもプラスになる2日間だったと思います。
レギュラーラウンドを1位通過して、ファイナル6も1位通過しましたが、今まで1位通過したチームは優勝したことがないと言われていて、自分の中ではどこかでプレッシャーもゼロではなかったですが、最多となる6回目の優勝を飾ることができ、このメンバーで歴史を刻むことができて本当に価値のある優勝だと思います」
■久光製薬スプリングス 石井優希 選手
「負けるということはすごく悔しいですが、やりきった試合だったので、後悔はありません。相手の方が技術が上回った結果だと思います。今日は大事な場面でポイントにつながらなかったり、波に乗りやすい場面で点数が取れなかったというところが敗因だと思います」
■久光製薬スプリングス 古藤千鶴 選手
「悔しい結果ですが、自分たちの力は出し切ったという気持ちでいます。ただ、もっと技術的なところだったり、精神的なところはタフさを身につければ今日のような苦しい試合も勝ち切れると思うので、次に向けてチームとしても一歩一歩進んでいければと思います」
<V・プレミアリーグ女子 グランドファイナル>
NECレッドロケッツ 3(23-25・25-22・25-19・18-25・15-6)2 久光製薬スプリングス
前夜の対戦から、久光製薬はミドルブロッカーの岩坂名奈に代えて水田祐未をスタートから起用すると、司令塔の古藤千鶴はその水田や野本梨佳、新鍋理沙らを中心に攻撃を組み立てます。NECは1試合目の勝利の立役者であるニコロバ,エミリヤや古賀紗理那にボールを集めますが、終始リードを守った久光製薬が23-25で第1セットを取りました。
第2セットも久光製薬が走りますが、NECも徐々に追いかけ20-20と追いつくと、近江あかりのスパイクでリードを奪います。最後はスパイク、ブロックと古賀の連続得点でNECが25-22と取り返しました。
第3セットは中盤からNECが引き離しにかかります。二日間通して好調なニコロバを筆頭に、古賀、近江らが複数ブロックにも迷いなく強打を放ち、しっかりとワンタッチを奪って得点を重ねました。久光製薬もセッターを中大路絢野に代えるなど対抗しますが、NECの勢いは衰えず。第3セットも25-19で連取し、優勝に王手をかけました。
第4セット開始早々はNECが先行しますが、後のなくなった久光製薬が徐々に盛り返し、中盤までリードを保ちます。久光製薬は新鍋、野本らのアタックでそのままペースを崩さず、18-25でこのセットを奪い、セットカウント2-2のタイスコアとなります。会場の熱も上がり、二夜連続のフルセットマッチにもつれました。
第5セットは、ニコロバや大野果奈らが躍動して、NECがリズムに乗ります。NECはそのまま波を譲らず、近江が連続アタックポイントで勝負を決めました。
NECは、ファイナルをフルセットの2連勝を果たし、2年ぶり6回目の優勝を飾りました。
選手コメント
■NECレッドロケッツ 山口かなめ 選手
「今シーズン最高の形で締めくくることができて、本当にうれしく思います。2シーズン前も久光製薬と決勝をやりました。今回の相手も久光製薬で相手もすごく意地を出してくると思っていましたし、私たちも気迫を感じながら戦った試合だと思います。2日間ともフルセットですごく意地を出し合って戦った試合だったので、思い出に残る試合になりました」
■NECレッドロケッツ 近江あかり 選手
「2試合をフルセットで勝ちきれたというのは今後のチームにとってもプラスになる2日間だったと思います。
レギュラーラウンドを1位通過して、ファイナル6も1位通過しましたが、今まで1位通過したチームは優勝したことがないと言われていて、自分の中ではどこかでプレッシャーもゼロではなかったですが、最多となる6回目の優勝を飾ることができ、このメンバーで歴史を刻むことができて本当に価値のある優勝だと思います」
■久光製薬スプリングス 石井優希 選手
「負けるということはすごく悔しいですが、やりきった試合だったので、後悔はありません。相手の方が技術が上回った結果だと思います。今日は大事な場面でポイントにつながらなかったり、波に乗りやすい場面で点数が取れなかったというところが敗因だと思います」
■久光製薬スプリングス 古藤千鶴 選手
「悔しい結果ですが、自分たちの力は出し切ったという気持ちでいます。ただ、もっと技術的なところだったり、精神的なところはタフさを身につければ今日のような苦しい試合も勝ち切れると思うので、次に向けてチームとしても一歩一歩進んでいければと思います」