試合

【試合結果】FIVB世界クラブ女子選手権2017神戸大会 サロンパスカップ3日目(5/12)

「FIVB世界クラブ女子選手権2017神戸大会 サロンパスカップ」の大会3日目が5月12日(金)、神戸総合運動公園グリーンアリーナ神戸にて開催されました。

プール戦最終日の結果、ベスト4にワクフバンク・イスタンブール、ボレロ・チューリヒ、レクソナ、エジザジュバシュ・イスタンブールの4チームが出揃いました。

<第1試合>予選ラウンドB組  ディナモ・モスクワ 1(23-25・25-23・23-25・23-25)3 レクソナ





監督コメント
■ディナモ・モスクワ
ユーリー・パンチェンコ 監督

「もちろん今日の結果は残念でした。お客さんには楽しい試合だったと思いますが、自分たちのミスで負けてしまいました。最終的にベスト4には残れませんでしたが、しっかり見て、残りの試合に備えたいと思います」

■レクソナ
ベルナルド・レゼンデ 監督

「今日勝つことが出来て嬉しいです。タフな試合でした。ユーリー監督の言う通り、ラリーが多く、ディフェンスもお互い良かったので、おもしろい試合だったと思います。高さのあるチームとやるときは、賢くスマートに戦わないといけません。高く打ったり、チップを取ったりすることを意識しました。最初の目標だったベスト4に残ることが出来て良かったです」

<第2試合>予選ラウンドA組  ボレロ・チューリヒ 3(27-25・25-22・25-18)0  ネスレ・オザスコ





監督コメント
■ボレロ・チューリヒ
ゾラン・テルジッチ 監督

「非常におもしろい試合内容だったと思います。我々は試合前の時点で、1セットを取れればセミファイナルに進むことが出来たのですが、それが逆効果となったのか、固い入りになってしまいました。それでも1セット目を取ることが出来たので、その後は余裕が出てリラックスできたのではないかと思います。今日は満足のいく内容でした。この大会の前半3試合を全て3-0で勝てたことは自分たちの調子の良さの表れだと思いますし、明日もいい試合が出来ることを期待しています」

■ネスレ・オザスコ
ルイゾマル・デモウラ 監督

「まずはボレロ・チューリヒの1位通過におめでとうという気持ちを伝えたい。1セット目がすごくオザスコらしいレベルの高いバレーが出来たので、なおさら悔しいです。リードもしていて、あと少しで1セット目を取れたので、取り切れずに負けたことが非常に悔しく思っています。1セット目を落としても、まだ2位通過のチャンスはあったのですが、落としたことで選手がメンタル的に大きなダメージを受けてしまいました。そういうところを今後の課題として良くしていきたいです」

<第3試合>予選ラウンドB組  エジザジュバシュ・イスタンブール  3(25-22・25-22・25-16)0 NECレッドロケッツ





コメント
■エジザジュバシュ・イスタンブール

マッシモ・バルボリーニ 監督
「NECは、2セット目まではすごくいい試合をしていました。私もイタリアでやっていた経験から、日本のチームと戦うときはいつも難しい試合になると分かっていましたが、実際そうなりました。それでも我々のプレーにも誇りを持っています。明日はまた難しい試合になりますが、セミファイナルを戦う準備は出来ています」

■NECレッドロケッツ
山田晃豊 監督
「今日はまずサーブで相手を攻めたいと思っていましたが、実際に狙っていたことが結構出来たので良かったと思います。ミドルを中心に組み立てることを意識させ、印象付けられたことで、うまく組み立てられたと思います。20点を越えると打ち負けてしまい、セットを取るには至りませんでした。3セット目は、こちらのサーブに対応されて向こうのAパスが増え、逆にこちらが揺さぶられてしまい、競ることも出来ませんでした。それでも全部が経験であり、無駄にしないように生かして、次に備えたいです」

島村春世 選手
「1、2セット目は相手のミドルをうまく封じることができて、両サイドにブロックを絞る形が出来ていたことが自分たちのいいリズムに繋がったと思います。3セット目はどこから攻撃してくるか絞りきれないところがあり、そこから自分たちのミスもあって相手に流れを掴ませてしまったので、まずはサーブからしっかり攻めていくという基本を大事に、自分たちの粘り強い全員バレーを見せていきたいと思います」

古賀紗理那 選手
「1、2セット目は接戦でしたが、20点目以降の点の取り方は相手の方がうまかったと思いました。自分たちからミスをしてしまうことも多かったので、明日は20点目以降の点の取り方も意識してやっていけたらと思います」

<第4試合>予選ラウンドA組  ワクフバンク・イスタンブール 3(25-17・25-21・25-20)0 久光製薬スプリングス





■ワクフバンク・イスタンブール
ジョバンニ・グイデッティ 監督

「まずは大会のホストクラブでもある久光製薬スプリングスに感謝したいと思います。今大会を通してすばらしいもてなしを受けていますし、練習などを通して一緒に活動をした時も、とても親切にしていただいています。久光製薬も不在の選手がいていつもの久光製薬でないことはわかっていますが、今日は私たちのチームが非常にいいプレーをしました。14人の素晴らしいプレーヤーがいることをお見せできたと思います。いつも先発するメンバーが何人か出場しませんでしたが、それでもとてもよいバレーボールをすることができました」

■久光製薬スプリングス
酒井新悟 監督

「今日は相手の主力選手が抜けた中での試合だったので、もう少しいい場面や勝ちに行ける展開を作れるかなと思っていましたが、1セット目にどうしても連続失点のケースが多く、なかなかリズムに乗れませんでした。自分たちで点数を取るためのラリーの中でのスキルをもっとつけていかないと簡単には勝てないというのが実感で、今日もラリー中のスパイクの入り方を工夫していこうと話しましたが、どうしてもコンビミスに繋がったり打ち切れないケースも多かったので、自分たちのスタイルを出せるようにしたいと思います」

古藤千鶴 選手
「予選の1、2位通過の可能性はなくなった状況での今日の試合でしたが、やはり相手はこの大会の出場チームの中でもトップレベルのチームですし、胸を借りるつもりで思いきり自分たちが攻めてどれだけ通用するかを試したかったのですが、見せ場はたくさんあったとはいえ、プレーの荒さが出てしまったのが原因だと思います。少しでも順位を上げて、こだわりを持って勝負していきたいと思います」

石井優希 選手
「今日はたくさんの方が会場に足を運んでくださり、声援が私たちの後押しになったと思います。今までの2戦より今日の試合が一番チームとしても粘り強く、まとまりがあったと思いますが、ストレートで負けたことは悔しいです。1セット目の中盤でパターンを変えて工夫しながら変化を付けたプレーができたと思いますが、相手が嫌がるプレーが出てこないと高さがあるチームには厳しいと思うので、日本らしさとはどういうプレーかということを考えながら、あと2試合しっかり戦っていきたいと思います」

<予選リーグ戦最終順位>
【A組】
1位: ワクフバンク・イスタンブール(3勝)
2位: レクソナ(2勝1敗)
3位: ディナモ・モスクワ(1勝2敗)
4位: 久光製薬スプリングス(3敗)

【B組】
1位: ボレロ・チューリヒ(3勝)
2位: エジザジュバシュ・イスタンブール(2勝1敗)
3位: ネスレ・オザスコ(1勝2敗)
4位: NECレッドロケッツ(3敗)


5月13日(土)のセミファイナルラウンド・試合スケジュールは以下の通りです。

第1試合 10:00 ディナモ・モスクワ(ロシア) vs NECレッドロケッツ
第2試合 12:45 ワクフバンク・イスタンブール(トルコ) vs エジザジュバシュ・イスタンブール(トルコ)
第3試合 15:30 ボレロ・チューリヒ(スイス) vs レクソナ(ブラジル)
第4試合 19:00 ネスレ・オザスコ(ブラジル) vs 久光製薬スプリングス
 
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