お知らせ

仙台ベルフィーユへの退社勧告について

一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(以下、Vリーグ機構)では、6月21日に開催されました臨時理事会におきまして、Vリーグ機構加盟チームで2016/17シーズンまでV・チャレンジリーグⅠ女子に所属しております『仙台ベルフィーユ』(NPO法人仙台ベルフィーユ:宮城県仙台市)へ、 Vリーグ機構からの退社を勧告することになりましたので報告致します。

仙台ベルフィーユは財務状況の悪化から継続的な活動が困難となり、Vリーグ機構は予てより同チームならびに運営法人関係者との面談、協議を重ねて参りました。5月24日のVリーグ機構理事会にて審議となり、同チームに改善の要望と改善計画の提出を求めました。その後、関係者のご尽力もありましたが、6月12日のVリーグ機構理事会による決議にて、同チームに対してVリーグ機構からの退社勧告を行い、一定の猶予期間を設け、財務状況の改善に向けた説明を求めましたが、その勧告を覆す判断材料がなかったため、前回理事会での決定を維持することとなりました。

仙台ベルフィーユに関わる全ての皆さまに感謝申し上げるとともに、これまでの同チームのVリーグ機構への貢献に感謝致します。

またこの度の勧告に伴い、仙台ベルフィーユは、2017V・サマーリーグ女子東部大会へ不出場となることが決定致しましたので、併せて報告致します。

Vリーグ機構代表理事会長・嶋岡健治コメント
「数年前より、チームの財務状況について、チームと協議・指導を続けて参りましたが、チームが抱える負債の解消と経営状況の改善が見込めるだけの客観的な判断材料を見出すことができず、今回、非常に残念な結果となってしまいました。スーパーリーグの開幕を来年に控えたこの時期に、このような決定をしなければならないことは、仙台ベルフィーユを応援してくださっている皆さまに申し訳なく思います。今後は各チームと連携してチームの経営体制の強化に努めて参ります。まずは仙台ベルフィーユの選手たちが希望する進路に進んでいけるようにVリーグ機構として最大限努力して参ります」

仙台ベルフィーユ 沿革
2005年 前身である「四国Eighty8 Queen」が香川県にて発足
2011年 「四国Eighty8 Queen」を引き継ぎ、仙台ベルフィーユが誕生
2015年 2015/16V・チャレンジリーグⅠ 4位(チーム最高位、監督は葛和伸元)
2016年 2016/17V・チャレンジリーグⅠ 4位(チーム最高位、監督は葛和伸元)
 
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