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【レポート】NECが予選リーグ首位通過~2018アジアクラブ女子選手権大会3日目(7/13)~

「2018アジアクラブ女子選手権大会」は7月13日(金)、大会3日目が行われました。
予選リーグ首位通過がかかるNECレッドロケッツは、中天鋼鉄(中国)と対戦しました。高さのある攻撃に苦しみセットを先取されましたが、第3セット目を29-27で競り勝つと、その勢いのままセットを連取し、3-1で勝利を収め、予選リーグ首位で16日(月)の準々決勝進出が決まりました。



<予選リーグ3日目>7月13日(金) 
NECレッドロケッツ 3(21-25,26-24,29-27,25-22)1 中天鋼鉄(中国)


第1セット
序盤は高さで勝る中天鋼鉄がリードする展開になります。NECレッドロケッツは粘り強くつないだラリーを取りきれず、リズムがつかめません。サーブレシーブにも苦しみ、中天鋼鉄に攻められ点差を広げられます。NECは山内美咲の攻撃で負けじと応戦し、セカンドテクニカルタイムアウトを奪います。しかし、終盤の一進一退の攻防から抜け出したのは、中天鋼鉄。シュ,ルオヤの高さのあるクイックにNECは対応しきれず、21ー25でこのセットを落としました。

第2セット
続くセットはNECが先行しますが、中天鋼鉄の高さのある攻撃、ヤン,ウェンジンのサーブに揺さぶられ、なかなか流れを引き寄せられません。しかし、NECのリベロ・岩﨑紗也加のファインプレーから流れを呼び込むと、廣瀬七海の豪快なスパイクが相手のブロックを弾き飛ばし、20-17とリードを広げます。その後NECはレシーブが乱れ、苦しい展開となりましたが、26-24でこのセットを奪い返しました。

第3セット
両チーム譲らない展開で進みますが、中天鋼鉄・チョウ,シンイーがサーブでNECコートを乱し、ウー,ハンの攻撃で9-16と点差を広げられます。嫌な流れを断ち切りたいNECは、山内のバックアタック、廣瀬のスパイクが要所で決まり、追撃に出ます。その後も双方譲らず、24-25で中天鋼鉄が大手をかけた場面で、山田二千華がチョウのクイックを好レシーブ、最後は、キャプテン・柳田光綺がスパイク、サービスエースで流れを取り戻し、逆転でこのセットを取り返しました。

第4セット
第3セットを競り勝ったNECは、立ち上がりから上野香織、柳田、廣瀬の攻撃陣が爆発し、一気に引き離します。中天鋼鉄もワン,チェンユエの高いブロックで対抗しますが、NECのセッター・塚田しおりが上野のクイックを効果的に使い、また廣瀬が猛攻を見せ、点差を22-15と広げます。終盤中天鋼鉄・ウーが攻撃で意地を見せ、NECにもミスが続き1点差まで追い上げられますが、最後は意地でつないで譲らず、NECがセットを連取。セットカウント3-1で勝利しました。


(写真提供:ⒸAVC)

○試合後コメント
金子隆行監督

「今日も非常にタフな試合だったが、選手が非常に頑張ってくれた。中国の高さに対して粘り強く攻撃を出来たのは成長だと思う。また3セット目の苦しい状況から逆転出来たのは選手の底力だと思う。今日のようなバレーを常に展開出来るように、これからも戦っていきたい。
これからも厳しい戦いが続くが、しっかり準備していきたい。今日もたくさんの応援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします。」

廣瀬七海選手
「応援ありがとうございました。苦しい場面もたくさんありましたが、チーム一丸となって勝ちきることができました。どんな状況でも挑戦する心を忘れずNECのガッツ溢れるプレーとチームワークで最終日まで全力で戦っていきたいと思います。
日本からの応援も届いています。ありがとうございます。みなさんの応援を力に頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。」

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