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【レポート】NECは激闘の末敗れ準優勝!~2018アジアクラブ女子選手権大会最終日(7/18)~
「2018アジアクラブ女子選手権大会」は7月18日(水)、大会最終日を迎えました。NECレッドロケッツは、決勝戦で前回覇者のシュプリームVC(タイ)と対戦し、優勝決定戦にふさわしいフルセットの激闘の末、惜しくも敗れ、準優勝となりました。
<決勝>7月18日(水)
NECレッドロケッツ 2(25-13, 21-25, 18-25, 25-20, 14-16)3 シュプリームVC(タイ)
第1セット
廣瀬七海のサービスエースで先制点を決めたNECは、続く山内美咲も狙い定めたサーブで攻め、シュプリームVCのヌットサラ,トムコムに思うようにトスを上げさせません。前回覇者シュプリームVCの攻撃に対しても、ディグで対応します。リベロ・岩﨑紗也加のファインプレーから長いラリーを制し、10-3と一気に突き放します。山田二千華もブロードや緩急つけた攻撃で相手コートを翻弄し、最後は上野香織のクイックで25-13とこのセットを先取しました。
第2セット
シュプリームVCは、序盤からヌットサラのツーアタックや、プルームジット,ティンカオの時間差攻撃を使い、前回覇者の意地を見せます。追いかけるNECも、柳田光綺、山内の強烈なスパイクで10-11の1点差まで追い上げます。しかし、シュプリームVCは、勢いづくチャッチュオン,モクシーにボールを集め、またNECも攻撃にミスが出て、再度引き離されます。終盤、リリーフサーバーの山口かなめがサービスエースを決め食い下がりますが、相手の流れを止められず、このセットを奪われます。
第3セット
中盤まで、NEC・柳田、廣瀬、上野、シュプリームVC・アチャラポーン,コンヨット、チャッチュオン、の攻撃陣による両者打ち合いの攻防が続きます。難しい場面で、ヌットサラがプルムジットにクイックをトスアップするという巧みなコンビバレーを見せつけると、対するNECは苦しいラリーを意地でつないで廣瀬が強烈なスパイクを相手コートに叩きつけます。中盤以降、ヌットサラのトスアップにNECのブロックが振られ始めると、徐々に引き離され、18-25でセットを連取されます。
第4セット
後がないNECは、浮足立ったところをつけこまれ先行されます。シュプリームVCの粘りのディフェンスに思うように攻撃が決まらず、逆に、前回の対戦から調子の良いアチャラポーンに決められ、12-19まで引き離されます。ここで引き下がれないNECは、セッター・塚田しおりのサーブのターンに猛追を始めます。廣瀬にトスを集め、廣瀬はその信頼にこたえるように決め続け、プルームジットのブロードもブロック一枚で止める、大車輪の活躍を見せます。シュプリームVCの反撃にも好レシーブを連発し、13点連続得点で相手を圧倒し、このセットを大逆転で奪い返します。
第5セット
最終セットはシュプリームVCが廣瀬のスパイクに対応し始め、先行されるNECには苦しい展開になります。NECはリリーフサーバーの山口が2度目のサービスエースを決め、流れを呼び込みます。一進一退の攻防の中、シュプリームVCのヌットサラも執念でプルムジットにトスアップし、13-14とセットカウントを奪います。NECも負けじと荒谷栞がアチャラポーンのスパイクをブロックし、デュースに持ち込みます。しかし、最後まで手に汗握る展開を制したのはシュプリームVC。最後はキャプテン・ウィラワン,アピヤポンに決められ、NECはセットカウント2-3で敗れ、準優勝で大会を終えました。
【2018アジアクラブ女子選手権大会 最終順位】
優勝 シュプリームVC(タイ)
準優勝 NECレッドロケッツ(日本)
3位 中天鋼鉄(中国)
4位 アルタイVC(カザフスタン)
5位 ガルーダ(インドネシア)
6位 PAYKAN(イラン)
7位 VTV BINH DIEN LONG AV(ベトナム)
8位 CMFC VC(チャイニーズタイペイ)
9位 ランカライオンズ(スリランカ)
【2018アジアクラブ女子選手権大会 個人賞】
ベストストライカー:アチャラポーン,コンヨット(タイ)
ベストアウトサイドヒッター:オルガ,ドゥロビシェフスカヤ(カザフスタン)
ベストミドルブロッカー:ナタリア,シャルシャコワ(カザフスタン)
:ワン,チェン(中国)
ベストオポジットプレイヤー:廣瀬七海(日本)
ベストセッター:ロン,ワンチンバイ(中国)
ベストリベロ:岩﨑紗也加(日本)
最優秀選手(MVP):アチャラポーン,コンヨット(タイ)
○試合後コメント
金子隆行監督
「結果としては悔しい結果になったが、選手達はよくやってくれた。この悔しさを次につなげていきたい。胸をはって日本に帰国したいと思う。連日たくさんの応援ありがとうございました。カザフスタンのみなさんありがとうございました。」
上野香織選手
「まずは大会を通して沢山の応援本当にありがとうございました。タイの多彩なトスワークからの攻撃に苦しめられましたが、劣勢の場面から追い上げられたことはNECの粘り強さを出せたと思います。目の前にあったチャンスを掴めなかったのはとても悔しいことですが、チームとしても個人としても成長できた大会でした。日本から応援してくださった皆さん、現地でもサポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。またVリーグに向けて精進していきたいと思います。」
2018アジアクラブ選手権 特設ページはコチラ
(写真提供:ⒸAVC)
<決勝>7月18日(水)
NECレッドロケッツ 2(25-13, 21-25, 18-25, 25-20, 14-16)3 シュプリームVC(タイ)
第1セット
廣瀬七海のサービスエースで先制点を決めたNECは、続く山内美咲も狙い定めたサーブで攻め、シュプリームVCのヌットサラ,トムコムに思うようにトスを上げさせません。前回覇者シュプリームVCの攻撃に対しても、ディグで対応します。リベロ・岩﨑紗也加のファインプレーから長いラリーを制し、10-3と一気に突き放します。山田二千華もブロードや緩急つけた攻撃で相手コートを翻弄し、最後は上野香織のクイックで25-13とこのセットを先取しました。
第2セット
シュプリームVCは、序盤からヌットサラのツーアタックや、プルームジット,ティンカオの時間差攻撃を使い、前回覇者の意地を見せます。追いかけるNECも、柳田光綺、山内の強烈なスパイクで10-11の1点差まで追い上げます。しかし、シュプリームVCは、勢いづくチャッチュオン,モクシーにボールを集め、またNECも攻撃にミスが出て、再度引き離されます。終盤、リリーフサーバーの山口かなめがサービスエースを決め食い下がりますが、相手の流れを止められず、このセットを奪われます。
第3セット
中盤まで、NEC・柳田、廣瀬、上野、シュプリームVC・アチャラポーン,コンヨット、チャッチュオン、の攻撃陣による両者打ち合いの攻防が続きます。難しい場面で、ヌットサラがプルムジットにクイックをトスアップするという巧みなコンビバレーを見せつけると、対するNECは苦しいラリーを意地でつないで廣瀬が強烈なスパイクを相手コートに叩きつけます。中盤以降、ヌットサラのトスアップにNECのブロックが振られ始めると、徐々に引き離され、18-25でセットを連取されます。
第4セット
後がないNECは、浮足立ったところをつけこまれ先行されます。シュプリームVCの粘りのディフェンスに思うように攻撃が決まらず、逆に、前回の対戦から調子の良いアチャラポーンに決められ、12-19まで引き離されます。ここで引き下がれないNECは、セッター・塚田しおりのサーブのターンに猛追を始めます。廣瀬にトスを集め、廣瀬はその信頼にこたえるように決め続け、プルームジットのブロードもブロック一枚で止める、大車輪の活躍を見せます。シュプリームVCの反撃にも好レシーブを連発し、13点連続得点で相手を圧倒し、このセットを大逆転で奪い返します。
第5セット
最終セットはシュプリームVCが廣瀬のスパイクに対応し始め、先行されるNECには苦しい展開になります。NECはリリーフサーバーの山口が2度目のサービスエースを決め、流れを呼び込みます。一進一退の攻防の中、シュプリームVCのヌットサラも執念でプルムジットにトスアップし、13-14とセットカウントを奪います。NECも負けじと荒谷栞がアチャラポーンのスパイクをブロックし、デュースに持ち込みます。しかし、最後まで手に汗握る展開を制したのはシュプリームVC。最後はキャプテン・ウィラワン,アピヤポンに決められ、NECはセットカウント2-3で敗れ、準優勝で大会を終えました。
【2018アジアクラブ女子選手権大会 最終順位】
優勝 シュプリームVC(タイ)
準優勝 NECレッドロケッツ(日本)
3位 中天鋼鉄(中国)
4位 アルタイVC(カザフスタン)
5位 ガルーダ(インドネシア)
6位 PAYKAN(イラン)
7位 VTV BINH DIEN LONG AV(ベトナム)
8位 CMFC VC(チャイニーズタイペイ)
9位 ランカライオンズ(スリランカ)
【2018アジアクラブ女子選手権大会 個人賞】
ベストストライカー:アチャラポーン,コンヨット(タイ)
ベストアウトサイドヒッター:オルガ,ドゥロビシェフスカヤ(カザフスタン)
ベストミドルブロッカー:ナタリア,シャルシャコワ(カザフスタン)
:ワン,チェン(中国)
ベストオポジットプレイヤー:廣瀬七海(日本)
ベストセッター:ロン,ワンチンバイ(中国)
ベストリベロ:岩﨑紗也加(日本)
最優秀選手(MVP):アチャラポーン,コンヨット(タイ)
○試合後コメント
金子隆行監督
「結果としては悔しい結果になったが、選手達はよくやってくれた。この悔しさを次につなげていきたい。胸をはって日本に帰国したいと思う。連日たくさんの応援ありがとうございました。カザフスタンのみなさんありがとうございました。」
上野香織選手
「まずは大会を通して沢山の応援本当にありがとうございました。タイの多彩なトスワークからの攻撃に苦しめられましたが、劣勢の場面から追い上げられたことはNECの粘り強さを出せたと思います。目の前にあったチャンスを掴めなかったのはとても悔しいことですが、チームとしても個人としても成長できた大会でした。日本から応援してくださった皆さん、現地でもサポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。またVリーグに向けて精進していきたいと思います。」
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