2019.02.01 コラム

『ホームゲームにおいでよ（ヴォレアス北海道編）』

地域密着を掲げてスタートした新生V.LEAGUE。
地元の皆さまにおらがまちのチームとして、愛され親しみをもっていただくために地域とのコミュニケーションや連携を生かしたホームゲームをご紹介します。

マイナス10℃の北海道

昨シーズンよりVリーグに初参戦・初優勝を果たしたヴォレアス北海道。
今まさに成長中の日本最北端のチーム・ヴォレアス北海道のホームゲームを紹介します。

1月19～20日に東川町立東川小学校で開催されたホームゲームでは、前日までの吹雪も止んだ快晴の中でスタートした。まず目を引くのは「ヴォレアスラッピングバス」だ。

会場までアクセスの悪い土地柄で天候の問題もあり、多くの方に安全かつ快適に会場へ来てもらうために、旭川駅⇔会場間のシャトルバスを運行している。

シャトルバスを利用してくれたお客様には、乗車特典プレゼントとして、先行入場を可能にしたり、ピカボンの割引券などお得な特典がもれなくついてくる。
ピカボンとは会場内の演出に合わせて様々なカラーで光る、チームオリジナルグッズだ。レプリカユニフォームをプレゼントするイベントでは会場内にいる当選者のピカボンが光るなど、様々なしくみが組まれている。

（左）チームオリジナルピカボン　（右）レプリカユニフォームの当選者

ホームゲームはキャッシュレス！　～オリジナルプリペイドカード～

会場内でのグッズ販売、飲食は全てキャッシュレス。ヴォレアスオリジナルプリペイドカードを用いて買い物をする。

飲食コーナーは試合会場とは別の場所の設けてあり、大型ビジョンで試合を同時中継。試合を楽しみながら、地元グルメを楽しむことができ、遠方からくる来場者にも好評だった。
またヴォレアス北海道のホームページでの選手似顔絵を担当しているイラストレーター・一寸木幸平氏のライブショップもあり、その場で似顔絵を描いてくれる。その支払いももちろんカード決済だ。

ホームゲームイベント～ヴォレアスチャント～　　　

（ヴォレアス北海道の応援スタイル“チャント”を披露）

試合前のアリーナでは、選手がヴォレアス北海道の応援スタイル「チャント」を披露。チャントとはバイキングが戦いの前に結束力・士気の高さを確認し合うために始めた儀式で、太鼓と合わせた応援スタイルは圧巻。
また迫力満点のMCや、夢いっぱいのキッズダンスの他にも『ヴォレアス北海道のイベントでみたもの・かんじたもの』をテーマにしたお絵かきチャレンジの展示などイベントが盛りだくさんで、中には“選手からブイリーをもらえてとてもうれしかった！”という子もいた。

WE ARE VOREAS！！！

ヴォレアス北海道のチームカラーは「赤」。そしてチームシンボルは北海道に生息していた伝説の狼・エゾオオカミ。
試合会場はチームオリジナルグッズを取り入れたり、応援用のオオカミグッズを準備してきたりと、会場いっぱいにチームカラーである赤を広げ、チームの勝利を後押しした。

Give it a name！～ボクに、なまえをつけてください～　

今大会では、マスコットキャラクターの“なまえつけ”投票が行われた。

投票は、ファンの皆さまからの応募いただいた名前の中から選手が8つ候補を選び、会場で配られるシールを貼って投票に参加できるというもの。
ネーミングを応募いただいた中から抽選でペア3組に2019-20シーズン年間クラスAをプレゼントされることもあり、応募が相次いだ。
愛称にちなんだ「ヴォレ」「ヴォルフ」、意外？なところで「ゆきお」などが人気を集めた。
愛称は公式ホームページでの発表を予定している。お楽しみに。

【ブイリー情報】　赤たぬちゃんの目の中は「前足」なんだよ。つぶらな目がかわいいね！　　