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<V.LEAGUE 見どころ> ファイナル8進出へ向けて負けられない戦いが続く

【DIVISION1 WOMEN】

 

 

3月2日(土)の福岡大会からスタートするV・ファイナルステージ ファイナル8(以下、ファイナル8)進出をめぐり熾烈な戦いが続くV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)。

先週末の2戦を終えた時点で、久光製薬スプリングス、埼玉上尾メディックス、NECレッドロケッツ、デンソーエアリービーズの4チームがV・ファイナルステージ ファイナル8進出を決めた。残る切符をめぐり、両カンファレンスとも、激しいデッドヒートが続いている。

 

上位3チームがファイナル8入りを決めたイースタンカンファレンスは、埼玉上尾が、ウエスタンカンファレンスで首位に立ち、12連勝中だった久光製薬に3-1で勝利するなど波に乗り暫定1位をキープ。サーブレシーブが安定したことで、堀江美志や吉野優理のヤングエースに加えて、ミドルブロッカー陣の攻撃も絡めて、多彩さが増した。V・レギュラーラウンド残り4戦を勝ちきって、首位でファイナル8に名乗りを上げたいところだ。
その埼玉上尾に1ポイント差と肉薄しているのが、デンソーエアリービーズとNECレッドロケッツだ。デンソーは日立リヴァーレをストレートで破り、2位に浮上。NECはホームゲームでの連戦となり1戦目は日立をフルセットの激戦で下したものの、2戦目は久光製薬にフルセットで敗戦しあと一歩及ばず。首位・埼玉上尾とは1試合消化数が少ない状況で現在3位となっている。
4位には、ファイナル8入りを目指す日立が続く。デンソーとの直接対決ではストレートで敗れたものの、3位との差はわずか3ポイント。1試合の勝敗で順位が入れ替わるという状況から抜け出すためにも、今週末の交流戦(東レアローズ、JTマーヴェラス)はなんとしても勝ち星を取りにいきたいところだ。
苦戦の続く、KUROBEアクアフェアリーズとPFUブルーキャッツ。PFUは、先週の東レ戦でデュースの末1セットを奪ったときに見られたように、ブロックとレシーブの連携からチャンスを作り出すことができれば光は見えるはずだ。内定選手として登録された髙相みな実がコートに立つなど新しい戦力が起爆剤となるか。今週末のホームゲームで首位の埼玉上尾との対戦で浮上のきっかけをつかみたい。


ウエスタンカンファレンスは、首位の久光製薬の攻守の要である新鍋理沙が体調不良で欠場し、埼玉上尾戦では、フルセットの末敗れて連勝が12でストップするなど失速するかに思われたが、翌NEC戦はフルセットの激戦を制し、きっちり立て直して勝利をものにした。注目はルーキーの中川美柚。この2戦スタメンで起用されると、NEC戦ではフル出場。アタックで8得点、ブロックで3得点上げるなど躍動した。中川に加えて、井上愛里沙の活躍も光るなど、V・ファイナルステージに向け、若手の台頭は頼もしい限り。現在ブロック決定本数で首位に立つ岩坂名奈主将を軸にエンジン全開で駆け抜ける。
2位のJTマーヴェラスは、順位争いのライバルでもある東レアローズを3-1で退け連敗を脱出。3ポイントを獲得した。スタメンだけでなく、途中出場の選手たちの活躍で勝利したことで、激しい戦いがつづく終盤戦に光明が差した。今週末はNECと日立との交流戦2連戦となるが、ポイントを延ばし、ひとまずファイナル8入りを決めたいところだ。
そのJTに1ポイント差で追う3位のトヨタ車体クインシーズは、オズソイ,ネリマンが欠場となったが、PFUにストレートで勝利しポイントを延ばすも、翌日の岡山シーガルズにはストレートで敗戦。今週末はホームでKUROBEとの1試合のみ。きっちりポイントを獲得し、ファイナル8へとつなげたいところだ。
4位の東レアローズは、ファイナル8進出へ向けて負けられない戦いが続く。JTとの直接対決には敗れたものの、PFUに勝利し3ポイント獲得。若いチームの大黒柱として活躍しているのは、エースの黒後愛だ。総得点(293点)とアタック決定本数(257点)ランキングでは5位と日本人トップとなり、得点源のクラン,ヤナとともにチームを支えている。今週も日立、NECとハードな連戦が続くが、2人の活躍が勝利へ向け必須になるの間違いない。
5位の岡山シーガルズと4位の東レとの差は3ポイント。東レ同様、ファイナル8へ向けて1つも落とせない岡山は今週、今シーズン初対戦となるデンソーとの一戦を迎える。1月27日の試合で26点と両チームトップ得点を上げた金田修佳らの活躍もあり、ホームゲームで2つ勝ち星を延ばし5連勝と勢いに乗る。 最後の最後まで目の離せない展開が続くV・レギュラーラウンド。今週の戦いも注目だ。

 

 

 

 

【DIVISION2 WOMEN】

 

 

V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は首位の姫路ヴィクトリーナが、ついに黒星を喫した。土をつけたのは、群馬銀行グリーンウイングス。持ち味の粘りで姫路を翻弄し、攻撃では、チームトップのアタック得点を稼ぎ出している新井祥を軸に多彩なバレーを展開。2セット先取されてからの猛攻で逆転勝利を飾った。

続く、大野石油広島オイラーズにもストレートで勝利し順位は3位と変わらないものの、トヨタ自動車ヴァルキューレにフルセットの末敗れ足踏み状態となった2位のJAぎふリオレーナとのポイント差を2に縮めた。
今週末は、2月2日に姫路とJAぎふの1位・2位の、翌日には群馬銀行とJAぎふの2位・3位対決があり、上位チームの争いに注目が集まっている。
4位のGSS東京サンビームズは、ブロック決定38本に加えてアタックでも得点を量産し、総得点部門でも首位に立つ張心穆意(268点)の活躍に期待が集まる。このGSS東京までは勝ち点が20ポイントを越え、ファイナル6入りへグッと近づいているが、5位に浮上したブレス浜松、現在6位の大野石油、7位のプレステージ・インターナショナルアランマーレ、8位の柏エンゼルクロスまでが4ポイント差の中にひしめいており、1試合ごとに順位が入れ替わる展開が続く。今週もアランマーレはホームゲームで柏と浜松を迎え撃つなど、激しいバトルに注目だ。

 

 

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